MEZIERESの春の定番。
2009年 06月 11日ブログの神様のご降臨がない間、MEZIERES村の季節は巡り、自然も次々とそのみごとな色を変えておりました。
まずは3月の頃の記事アップで、今年、うちの周りに植えられた植物でま緑だった畑…
1ヶ月後くらいの様子をアップして、回答をお見せするお約束でした。
さて、あれはなんだったのでしょうか? 正解はこちら↓
4月27日、うちの2階から外の景色。遠くの畑の色は?
ちょっとアップ。。。
オオキミとお散歩に行く、ソローニュの森との境目、奥の奥までびっしりと、色あざやか、きれいに まっ黄色です!
道を行けば、
右を向いても、
左を向いても…
COLZA 菜の花 満開の海でありました。
当時は、窓を開けると、あたり一面あま~い香りが漂い、春~~~~ でした。
でも、これもちょっと花粉の原因になっていたみたいです。
ご近所の畑のまん前に住むファビエンヌも、花粉だ~と苦しんでいました。
パピに5月1日はスズランをもらって喜んでいましたが、
そのちょっと前の4月下旬には、パピマミのおうちの庭に咲いた、リラの花のブーケをいただいていました。
これがまた、とっても強いいい香り。
村中、どこのうちのリラもこれでもかと咲き誇っておりました。
パリに行って、スズランと共に、リラも朝市で売られていましたが、これよりももっと小さくて元気のない子ばかり、
でもお値段は高くて驚きました。
MEZIERES村は果樹園や農作物の畑がたくさん。
このロワール河南の地方の春の名産品…
毎年数本は、こうしてうちの庭にも生えてくれます。
ホワイトアスパラなのですが、ニョキニョキ生えてお日さまに当たるので、グリーンアスパラになってしまいます。
今日のおかずにもうひと品、そんな時庭から採ってきて、便利です。
パリから戻ってきた頃、だいぶ暖かくなって、一週間前にはまだまだだったお庭の池にも…
今年もこんなに見事に、睡蓮の葉が広がって、一気に白いつぼみたちが開きました。
数年前にカトリーヌの家から分けてもらったものですが、他のお店で買って来たものはもう花を咲かせないのに、
この白いのだけが元気です。
植物、何でも数年たたないと、結果は分からないものですね。
3月末…
こんなにたくさん花をつけて、楽しませてくれた桜の木。
いよいよ季節の到来です。
MEZIERES村の春の収穫は、サクランボ。
以前は畑だったうちの庭にも1本残っていて、去年は剪定をして、あまり実を付けませんでしたが、
今年は豊年万作であります。
このくらいの色は美しくはありますが、収穫するにはまだまだ早いです。
木のあんな高い所にまで! あれはどうあっても採れなくて、鳥さんたちのレストランです。
数年前にもお友達に来ていただいて、収穫を手伝っていただきました。当時の皆さま、ありがとうございました!
というのも、私はこの木、このサクランボのアレルギー。
木の下にいるだけで、顔や目がかゆくなり、成った実を10個食べるのが限界、後は気管が苦しくて息ができなくなりそうになります。
今年も最初ひとりで3時間採りましたが、後でやっぱり苦しくなって後悔しました。
そのままにしておけば、木の中で傷んでかびてしまうばかり。パリでは1キロ4~5ユーロで売られている品質です。
放っておくのは、もったいないですよね~。
そこで、やっぱり…
今年はSさんとお嬢さんに来ていただいて、採っていただきました。
私は木の中に入るともう大変なので、梯子おさえ係に徹していました。
学生時代は体育会系だったSさん、さすがに運動神経抜群、梯子の上でもだんだんと調子が出てきて、ものすごい収穫です。
オオキミも、じつは木の中にはラッキーちゃんも、ポンポンボーイズとして参加。
オオキミのこの数日間のフ〇は、サクランボの種だらけ~~。避けがたいことです。
まだまだ採れます。
今年の人選、正しかった~。笑
結局、2回来ていただいて、私の最初の分と合わせて、7キロ+19キロ+6キロで、 合計32キロくらいが今年の収穫でした!
もちろんお持ち帰りいただき、おすそわけもして、でもでもまだまだたくさんあります。
袋に入れっぱなしだと、やっぱりまたすぐ傷んできます。処理を急がねば…
一つ一つをよく見て、だめなものは捨てて、500g ちょっとぐらいずつの袋に入れていきます。
でも真夜中を過ぎたというのに、まだこんなにある~。
つかれた~ うんざり~。
結局そんな袋が24パックできまして、冷凍庫に収納しました。やれやれ…。
もうすでにジャムも1回作りました。種とりマシーンで種を取るのはなんとか行けますが、瓶の熱湯消毒が大変なんで、がんばりました。
でもやっぱりとろとろにならず、ちょっとシャバシャバ液体気味。次回の課題です。
生のサクランボの実をそのまま食べられない私の定番…
これが CLAFOUTIS DES CERISES という焼き菓子です。
サクランボの種もわざと取らずに、小麦粉・玉子・牛乳・バターで焼いたもの。
うちのサクランボは水分が多すぎて、1回目は甘過ぎて汁も多くてちょっとババのようになってしまったので、
この2回目は他のレシピ、小麦粉を多くして、お砂糖もぐっとおさえました。
2回目の方がおいしかったかな?
最初膨らんだところがしぼんで、サクランボの大きさに穴が開いているところが、面白い!
ところが、このお菓子、サクランボに火が入っているから大丈夫と思って、調子に乗って食べてたら、
やっぱりアレルギーが出て、一回食べただけなのに、数日苦しんでしまいました。
今もなんかまだ気管が苦しいのは、このせいかしら?
自然いっぱいのところでの生活、何よりも贅沢だと喜んではいますが、
都会で生まれ育った私の身体は、ちょっと免疫がなさすぎますね~。
by tchierisu
| 2009-06-11 00:34
| 自然