いまやインターネットがこれだけ普及して、
メールさえもなかなか儘ならなかった10年前では、考えられない世の中になりました。
ブログやミクシィの存在にも大変お世話になってはおりますが、
海外で暮らす私には、時に『YouTube』が本当にありがたい存在となってくれております。

フランスではYouTubeなんて、私の周りを見渡す限りでは、まだ一般的ではないので、
CANAL+の面白い番組のシーンなんかも見られるので、
クマや家族、皆で楽しんだりもしています。

日本に帰る機会が少ない私は、すっかり浦島花子状態で、
最近のJ-POPのヒット曲やその歌手たちのことは、てんで分かりません。
なので、帰国の際や友人に頼むCDは、
もっぱら以前私が日本で聴いていたアーティストのものばかり。
でもそれではあまりに花子すぎるので、やっぱり新しいものも聴かなくちゃ。
帰国してカラオケに行った時、最近の曲を歌って皆をびっくりさせたい、
などとも思うのであります。(笑)

日本の友人に教えてもらった最近知った2・3のアーティスト、
それももう2・3年前だったりで、だいぶ古びているのでしょうが、
例えばゴスペラーズなんていうのがお気に入りだったりいたします。
最初は『永遠に(とわに)』しか知りませんでしたが、
YouTubeのお陰で、いろいろ他の曲も知ることができています。
今度は誰かにCD買ってきてもらおうっと。

でもやっぱり聴きたくなるのが、10代・20代の頃のなつかしの曲。
探しやすいところで、サザンが定番です。
先日も検索していたら、
「桑田佳祐 弾き語り生歌 サザンオールスターズ」 などと言う
一連のシリーズを偶然見つけました!
感動です!涙しました。
著作権とかどうなっているのかな~ と心配になってしまいますが、
うれしい限りです。
きっともう日本ではとっくに話題になって、古いねたなんでしょうね。
でも私はうろうろしてて自分で偶然見つけたものだったので、
夜中にひとりで叫んでしまいました。

映像がなくて、音声だけというのもまた、
中学の頃、こっそり深夜放送を聞いているようなワクワクした気分です。
桑田さん達とどっかのスタジオで一緒にいるみたいな感覚...
「真夏の果実」から始まって、
「夏をあきらめて」あたりはもちろん普通にいいです。

でも私にとってはこの
「海」「ラチエン通りのシスター」あたりの頃のアルバムがなんと言っても懐かしい!
バンドでキーボードやって、原坊のコーラスをコピーしてましたっけ。
他にもオリジナル数曲があります。

そして、そして、このシリーズのすごいのは、お酒も入ってきた桑田さんによる、
いろんな彼お気に入り曲の披露です。
ジョンレノンやクラプトン、ボブディランなんかももちろんいいのですが、
私が一番気に入ってしまったのが、
堺正章の「さらば恋人」であります!
なんて懐かしい曲、それを桑田節で聴くなんて!
そしてそして原坊のハモリが最高!
次回帰国の際は、絶対これを誰かに歌わせて、
私はハモリに撤するのだと心に決めました。(爆)

やっぱりたまには心に響く曲を聞かないといけませんね。
普段刺繍をしながらも、暖炉のはぜる音や、鳥の声ををよく聴きたくて、
あの東京でひっきりなしに音楽をかけていた私が信じられないほど、BGM も流しません。
たまに RADIO CLASSIC かけるくらい。
なので、懐かしい歌声や、
意味がビンビンよく心に響いてきてしまう日本語の歌詞の曲がツボにはまると、
不覚にも涙がはらはら流れてきてしまいます。
とっても敏感で、感受性が高くなってしまってます。
刺激のある東京の騒音の中じゃ鈍感にならなきゃ生きて行けなかったものね。当然。
ちなみに一昨年帰国の際に持ち帰ったサザンの『キラーストリート』の中では、
「LONELY WOMAN」を聴いては、ある女友達を思い、涙し、
「雨上がりにもう一度キスをして」を聴いては、
17・8の頃の湘南での思い出に思いを馳せて、懐かしさに涙しました。
それはやっぱり桑田さんの声だからなんだと思います。
どっぷりそのジェネレーションです。

涙もろいっていうのは、単に年とっただけってことなのかしら?
それでもいいのです。
涙を流すことは悪いものが一緒に流れ出ていくことなので、
その後はいい状態になれてさっぱりお風呂上りのように気持ちいいし。

YouTubeの曲や映像のアドレスは、永久ものじゃないので、
きっともうすぐこのお気に入りたちも聴けなくなってしまうことでしょう。
興味のある方は、旬なうちに早く聞いてみてね。
どこかに残す方法があるのかな~?
でもパソコンに残せなくても、心にはこの歌声が刻み込まれているから....

他にもこんないいのがあったよ~ って言うの、教えてくださいね!
YouTubeさまさまです。

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by tchierisu | 2007-03-09 01:06 | 音楽