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オルレアンでも、毎週末、違ったサロンが開かれますが、お気に入りのサロンは毎年欠かさず通っています。
その中の一つが、「Salon international minéraux et fossiles」。
アンモナイトなどの化石などの展示ももちろんありますが、お目当ては、日本でいうパワーストーン。
毎年友人のナタリと連れだって、必ず行っています。
去年は、日本人のお友達のKさんとY嬢も一緒でしたっけ… 時が流れるのが早すぎる…
今回は、フレッドのおじさんの奥さん(歳が私より若いからおばさんとは呼びにくい)クレールも一緒です。
毎年一緒に行きたいのに、なかなかスケジュールが合わず悔しがっていましたが、やっと実現できました。わ~い。

日曜日の午前中で、雨が嵐のように降って、
私も気分があまり優れなかったのですが、がんばって出かけて、中に入って彼女たちを探します。
探して、みつけて、5分と経つうちに、なんだか気分が良くなってきたのは、
パワーストーンに囲まれて、そのエネルギーのお陰でしょうか?

去年は羊を続けざまに亡くして、悲しみにくれていた時期だったので、悲しいことを慰めてくれるような石が必要でした。
もっと以前には、クマの病気に効くものなど、本で効能を探してはその石を求めたりもしていました。
でも、その時、すてき! と思える石のパワーが、今の自分が求めているものなのだと言うのを信じて、
今回も色々じっくり見ながら、会場内をまわります。

今年はなぜか漠然と、赤い色のものが欲しかったのでした。
でもそんなに大きくない会場を何周かするうちに、毎回その前で目にとまって気になってしまう石がありました。
2人の友人も、美しいと言ってくれます。
あまり良く考えないで、ちょっとお高いですが、買うことにしました。

それから赤いものが欲しかったので、赤いのも。

そして、連れて帰ってきたのが、この子たちです。


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DENTRITE と CORNALINE。
フランス語で教わった名前と、日本での名前がいつも微妙に違うので、後でネットで調べる時に苦労します。
フランス語の本ももっていますが、難しいので、やっぱり日本語の説明を求めてネット徘徊してしまいます。

日本での名前は、透き通っている方が、デンドリティック・クオーツ。
赤い方が、お馴染の カーネリアン です。


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パワーストーンの意味専門のサイト内、デンドリティック・クオーツのページより抜粋。


「デンドリティック・クオーツ
水晶の中に、樹枝状のインクルージョン。
独特の模様が、風景画を見るように美しい石です。

マンガン分が水溶液の形で水晶結晶の亀裂中に浸透して、その後再結晶し、美しい黒色の樹枝状模様のインクルージョンが生まれます。

偉大なる自然や大地を保護するパワーをもつとされる石で、肉体や感情、精神のバランスを保ち浄化と再生を行い自己をより高度なものに導く力があるとされます。

良質のデンドリチッククォーツは、ブラジルの一部からしか産出されず、非常に希少とされています。 」

描かれた樹木のような模様が繊細で、ほんとうに美しいので、一目ぼれでした。

今の自分に本当に満足で、幸福に暮せていることに感謝している今日この頃。
折しも、感動して観終えた去年の大河ドラマの「篤姫」ですが、
彼女が、波乱に満ちた人生を終えたのが、私と同い年だったのかと思うと、
今、この幸せに浸っているだけででいいのか? もっとこの幸せを還元して自分にできることはないのか?
何か、人生の最期に、やり残さなければいけないのではないか? と、
自問自答し、少々焦っている日々でもありました。

その後、自分のできることを、無理のない範囲でやるように、と最近になって気がつきはじめて、
それは、もしかしたら、たとえば、ごみの量を減らすとか、分別をもっとしっかりするとか、
車のエンジンをまめに切るとか、などというレベルかもしれません。
でも、なんかとっても地球のこと、宇宙のパワーなんてことを考えていました。
他にも、人間関係のこと、などなど…
今まで、ものごごろついてからずーっとしてきたいつもの自分の行動パターンを、改めようと思っていました。
時にその習慣の打壊は、とっても難しくあります。
思いはすれど、本当にするのは無理なのかも・・・

そんな私の漠然とした思いを、具体的なアクションに変換してくれるのを助けてくれそうな、まさにこの石の説明だったので、驚きました。

しつこくもう一度コピペ。笑
「偉大なる自然や大地を保護するパワーをもつとされる石で、肉体や感情、精神のバランスを保ち浄化と再生を行い自己をより高度なものに導く力があるとされます。」

東京を離れて、こんな田舎で動物たちに囲まれて、土と向かい合っているような暮らしが、
私のアンバランスだった精神を、正常に治してくれたとも思うし、
身体も精神も感情も、新しく生まれ変わらせてくれたと感じます。
お礼に、何かしなければ!
それが何だかよくわかりませんが、この石を身につけて、考えてみようと思います。


そしてもう一つのカーネリアンは、そんな漠然とした思いを持つ私の背中を押ししてくれるのに役立ちそうです。

「カーネリアンは、これから何かを始めようとする人やエネルギー不足を感じている人におススメの石です。
臆病な気持ちを退け、力強さと勇気を与え、目標の達成や成功に導いてくれるといわれています。
新しいことを始めようとする時の"迷いの心"を振り切り、積極性を高めてくれますので、
転職を考えている人や新規に事業を立てようとしている人の背中をそっと後押ししてくれるでしょう。
また、カーネリアンの持つ明るいバイブレーションは、持ち主のモチベーションや好奇心を向上させ、目標に向かうためのエネルギーを高めていきます。
思考力や判断力を高め、真実を見分けて、自分自身が持つ能力を十分に発揮できるように導いてくれるでしょう。
向上心を引き出し、集中力を高めてくれますので、就職や試験で自分の能力を発揮したい人はアクセサリーとして身につけることをお勧めします。
また、与えられた仕事や役職も成功に導く力があり、あざやかな『赤色』で、勝利を手に入れる石ともされています。
さらに、友人や恋人など大切な人との絆をより深く強めるパワーをもちます。
イライラした感情を鎮め、感情をコントロールし、まわりの人々との関係を平穏にしてくれるでしょう。」


このサイトからの抜粋ですが、石の歴史なども興味深いです。


連れてきたカーネリアンを身につけると、なんか最近パワー不足を感じていたのが、急に元気にいろいろできる、明るい気持ちが心に宿りました。

やっぱり、その時 これ! と思った石が、今の自分にピッタリのものなのだということを、今回も確認できて、とっても爽やかな気分になれました。

おうちに連れて帰ってきた子たち、以前からうちにいた子たちと共に、
翌日の午前中ちょうど日が射してきたので、数時間だけ日光浴させてあげました。
初めて私のもとに来たら、こうして浄化してあげないといけないのです。
日光浴させて良い石とだめな石があるので要注意です。
他に月光浴や、水やお香での浄化など、いろいろ方法があります。


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今は冬なので、日の光も弱めなので、みんなで「はじめまして」ということで、仲良くしてもらいました。


ナタリのご主人、フレッドが、先日肺をスキャン検査したところ、影がいくつも見えて、とっても心配していました。
パリの専門の医師による診察の予約が、フランスでは珍しく、コネで、翌日すぐとれて、とりあえず癌ではないと分かり、みんなで涙してホッとしました。
でもこれから、薬で長い治療をしていかないといけません。
私は本の中から、肺の病気に良いという石を調べてナタリに教えました。
ナタリも会場で、お店の人に肺に良いものを教わって、私が教えた石と一緒に買って、フレッドに持たせると言っていました。

こんなことを信じる私たちっておかしいかもしれないですが、私はこの綺麗な石たちのエネルギーを、いつも信じているのでした。

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by tchierisu | 2009-01-20 03:44 | 自然


私のブログはいつも長すぎて、皆さんに嫌がられていますが、
長すぎると、投稿できないという事態には初めて遭遇しました。

では本文に引き続き、旅行のまとめをこちらに。



かくして無事にフード・バトル・イン・ジャパン・ツアーが
「おわった~~~」 という感で 終了しました。
本当によく食べました。

この旅行で一番うれしかったのは、こんなエピソード。

浅草に向かう銀座線、溜池山王の駅で。
エスカレーターをお掃除しているおじさんとおばさん。
「右の方をつかんでくださいね」という言葉を、私がフランス語で言い遅れて、
フレッドが思わず濡れている左側をつかみ、彼の手が真っ青になってしまいました。
するとおじさんが大慌てで、「すみませんすみません」 と謝ってくれて、
上にいるおばさんに、「手を拭いてさしあげて~」 と叫びます。
おばさんもフレッドの手以上に真っ青になって、
「まあ!本当にごめんなさい!すみません!」と、
ものすごく腰を低くして何度も謝ってくれて、
お掃除しているのではなくて、まっさらなタオルを出して、フレッドの手を拭いてくれるのです。
ちょっと拭けばすぐ取れちゃうような、ペンキなんかでも何でもない代物で、
フレッドもそんな年配の女性に、こんなことぐらいでそんな丁寧に謝ってもらうなんて
申し訳ないという感じで、大丈夫 とそこそこに手をひっこめていました。
日本では当たり前の光景、でも、彼らにとっては、こういうことが本当にショックなようでした。
この後、音のうるさい地下鉄内でしばらく黙って座っているみんな。
そして、どこかの駅について静かになった時、フレッドが一言、
「Maintenant, j'ai bien compris tchierisu」と言ったのです。
今こうして書いていても涙が出てきます。
訳せば、「今、僕はtchierisuのことがよくわかった。」。
そうなのよ!こんなに文化が違うのよ! 
私自身の選択とはいえ、私はこんな国で生まれて育って、
そこから私はあなたたちの国に来てるの。
自分から望んで来たんだからそんなこと言うつもりはないけど、
でもどれだけ順応するのが今まで大変だったか…

今まで彼らはきっと私のことをこんな風に思っていたことでしょう。
ふにゃふにゃした、はっきりしない態度、
日頃は強く要求を出さないのに、ある時いきなり爆発する、
みんなで一緒に楽しんでいるのに、急に帰ってしまう、
(彼らにとって)大切なイベントなのに、クマは来ないと言う、
それはそこに行きたくない私のせい、
などなど。
本当に他のフランス人女性たちとは喜び方が違う、
不可解なアジアの女性でいたことだと思います。
激しい中国人ともまた違う、日本女性のベースというものが確かにあります。
いったいフレッドが何をどんなふうに解釈して、それを私に照らし合わせたかはわかりません。
でもさっき言ってくれた一言に対して、私は二人に言いました。
「Le but de ce voyage, c'est ca. Je suis contente de ce que tu me dis.」
(この旅行の目的はまさにそれだわよ。その言葉をもらえて本当にうれしいわい。)
旅行の後、フレッドとカトリーヌは、そんな話もしてくれたことでしょう。

その後、私とカトリーヌとの距離は明らかに縮まりました。
私もカトリーヌも10年かけて大人になったこともありますが、
苦労して日本に連れて行った甲斐があったというものです。
確かに日頃はEXIGEANTEなフランス女性の典型である性格のカトリーヌも、
日本では、私がいなかったらお話にならなくて、頼ってくれていたこともあります。
そして認めてくれた部分もあったようです。
今考えると、今までも私の方に問題があって、考え過ぎていただけで、
私が覚悟を決めて、親切に接して、壁が取り払われた部分も大きいかもしれません。
そんなことを考えさせてくれた、いい結果を出せたこの旅行に、本当に満足しています。

最初は、あんなに大変に思われた彼らの日本旅行を成功させられたのは、
もちろんひとえに、友人たちの協力があってのこと、
この場を借りてもう一度御礼申し上げる次第です。

この経験に気を良くして、なんとかやり遂げられる自信を得て、
自分の楽しみへの消化不良も残っていたため、
戻った翌日には、今度は一刻も早くクマの両親を日本に連れて行くぞ!と決意して、
それが4月に実行されたのでありました。
あんな美しい紅葉の景色に続いて、今度はやっぱり日本の桜ぞ!


その様子は 続く… またいつになることかしらね~?

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by tchierisu | 2008-06-28 00:52 | 日本


去年の11月の旅行の様子、それも日本の皆様にはそんなに面白くもない日本の絵、
それも思いっきり季節外れの写真で申し訳ないです。
でも今思い出すからこそ、また喜びも2倍というわけで、お付き合いいただいております。
暑い時に涼しかった日を思うのって、気持ちいいし… なんて…


クマとゆっくりのバカンスを終えて、私の誕生日の翌日に、
カトリーヌとフレッドがエアーフランス機で成田に到着しました。
私が日本に連れて行ったフランス人は、クマの他に彼らが初めて。
さぞかし仲のよい2カップルと思われますでしょうが
実は私、カトリーヌと10年以上前に最初に会った時から、彼女が苦手なのであります。
でもクマとフレッドは25年以上にも亘る固い友情で結ばれておりまして、
クマはフレッド達といるといつも本当に楽しそう。
でもでも、旦那同士が仲良しだからって、奥さん同士も気が合うとは絶対限りません。
いつでもなんでも、イベントとなるとカップル単位で動かなければならないフランスにおいて、
そこが本当につらいところなのです。

でも私が彼女を苦手なことは、今までおくびにも出していませんので、
当の本人や仲間たちはそんなことは思っていないでしょう。
クマは持ちろん知ってます。
そして初めて私と同じ様に思う女性に出会ったのが、ナタリなのでした。
ナタリの登場で、ずいぶんここでの生活が救われたのには、このことも一因するのです。

でも嫌い嫌いと言っていても始まりません。
なんだかんだでカトリーヌとも10年付き合ってきて、彼女も最近ずいぶん落ち着いてきました。
そこで、百歩も千歩も一万歩も譲って、
ずいぶん前からフレッドからリクエストが出ていた日本行きを、
ここで思い切って企画催行することになったわけです。

一番の問題は、彼らは全く魚が食べられないのです。
缶詰のツナでさえもダメ!
そんなんで日本来るなよ~ なのです。
そして彼らは食べることに興味がない。
彼らのうちに一日居ても、食事が出てこない。
何かそこらにあるマドレーヌみたいなのとか果物とかを、適当に立ったままほおばっている。
そしてバイクやスポーツし続けている という感じ。
生活のコンセプトが全く私と違うんだな~。

そんな彼らに、いったい日本で何をさせて、見せて、経験させれば喜ぶというのでしょう?

持つべきものはいいお友達。
本当にここのところ日本のお友達の存在に、感謝感謝なのであります。
今回この難しい2人を連れての日本旅行も、お友達の企画無しでは成り立ちませんでした。

EURO SPORT がお気に入りのテレビチャンネルである彼らにとっての日本とは、
「鈴鹿」か「相撲」であります。
でも鈴鹿は何もその時期やってなかったし、相撲は九州場所 遠いです。
やっぱり初心者には神社仏閣観光。
京都?とも思いましたが、私の喜びも満たすために、奈良のお友達にも会いたい!
近くの旅館でも紹介してもらおうと思いましたが、
魚が食べられない彼らに、出汁からして魚の味の和食は到底無理でしょう。
お食事を堪能できないのに、旅館に泊まるのは、なんかもったいないです。
でも日本家屋の生活も知ってもらいたいし、なんて言ってたら、
なんと、その友人のご両親が、ご自宅にガイジン4人を泊めて下さるというのです!
(私も今や日本語の上手な1ガイジン)
もう申し訳ないやら嬉しいやら。

成田に着いた彼らを母から借りている車に乗せて、
一日かけて奈良までまず連れて行ったのです。
日本人なら関空か名古屋に着く便にすればよかったのに、と思うでしょう。
でも車で長距離移動を何とも思わない彼ら、5~600キロくらい近いものなのです。
途中ではサービスエリアなんかに寄って、
とにかく色々な食べ物が売られているのに、彼らまずびっくり。
ミントチョコかと思って買ったのが、抹茶チョコで、
「EPINARD!(ホウレンソウ味)」とか言って、残りをすべて私にくれたりしたフレッドです。
食の文化がとても大切な、日本の様子がだんだん分かってきたようです。

途中、先週お邪魔した半田の横をすり抜け、
懐かしい伊賀上野、法隆寺の斑鳩あたりでは
「また今度ゆっくり来よう」と恨めしげに横目で見て、奈良に到着。
まずはドンキホーテとか、百円ショップとかで盛り上がります。
お仕事で忙しい友達に無理言って急いで来てもらって、その晩はおいしいイタリアン。
彼らも和食でなくてホッとしたみたいです。
でもそのイタリアンのおいしいことに驚いて、いつもよりたくさん目に食していました。
ね、日本じゃ何だっておいしいんだから!

巴里(彼女にとってのパリはいつも特別な意味をもって『巴里』と表記)
に数年暮らしていた彼女のお陰で、
私が通訳ばかりしなくていいのが、本当に楽で助かります。

夜遅くなって、ご迷惑にもどやどやとおうちにおじゃまします。
なんて立派な日本家屋なんでしょう!
こんな正しい日本のおうちを見せることができて、私も本当にうれしいです!
お風呂を焚いておいてくださって、お布団も敷いてくださって、至れり尽くせり。
本当にありがたいことです。

翌日の朝食は、パンがいいだろうということで、
わざわざおいしいパンをたくさん買ってきてくださるお心遣い。
ここは日本なんだからそこの土地の物食べさせておけばいいのに~~。
そうは思わないのが日本人の細やかさなんですよね~。
日本の朝食は、パンに飲み物にバターとジャムだけじゃ終わりませんよね~。
畑で採れた新鮮な野菜のサラダもありがたいことです。

そしていいお天気のお庭に出ると?

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なんか見たことのあるものがすぐ横の木立から突き出ているではありませんか。
そりゃあうちだって、車で30分も走れば、シャンボール城に行けますけど、
こんなに世界遺産とお隣さんなわけではありません。
さすがに奈良~~。
でも結局時間がなくてこのお寺は拝観せず。
私大好きなんですけどね、このお寺。
今度は絶対一人でゆっくり逗留させていただいて、
じっくり見学する意志を固めたのでありました。

その日はお友達もお休みを取ってくれて、奈良市内見物に連れて行ってくれました~。

鹿せんべいを口うつしにあげるカトリーヌ。そんな人初めて見ました!
自分のうちのロバにはこうやって餌をあげるそうです。手であげると怖がるんですって。
ここのシカはせんべい持っている人に対しては、何も怖がらないと思いますが・・・

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大仏さまもしっかり拝み、友達は通れなかったのに、
もっと肩幅の広いカトリーヌが、柱の穴の通過に成功。
そして外に出ると御日様が出てて、こんな素敵な写真が撮れました。
この写真が撮れただけでも、日本に来た甲斐があったというものです。

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お昼は有名なおいしい釜めし屋さん。
釜めし好きにはたまりませんな~。
彼らもしっかり食べていました。

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午後はゆっくり二月堂。なんて日本は美しいのでしょう?
念願の甘酒もいただきました。
フレッドはお箸でお汁粉に挑戦。
お箸だと急いで食べられないから、体にいいね、なんて言ってました。


そしてそして、その晩が大変。
お友達のお母さまの腕をふるっての大御馳走!!!
私たち総勢7人なのに、いったいどんだけ?30人前くらいあるのでは?
お父様もお手伝いくださって、出てきます出てきます。
魚が食べられない彼らのために、お肉や鶏肉の料理、
私にはおいしいお魚がいいでしょうと、また別のお献立。
どれもこれも素晴らしいのです。

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なんて美しいちらしずしでしょう! うなぎ入り!

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ざっと撮ってもこんな感じ。食べきれませ~~~ん。
茶碗蒸しの中身でさえも、その人それぞれで入っているものが違うという細かい配慮。

お父様ご自慢の本物の日本刀も登場して、フレッドも大喜び。
私も本物を持ったのは生まれて初めてでした~。

こんな温かいおもてなしを受けての2泊はあっという間に過ぎ、
私はまた今度絶対一人で伺うことをご両親にお約束して、奈良を後にしたのでした。

そして翌日は、奈良の友人も一緒に、神戸まで。
神戸は、ラリーストのYさんにオーガナイズをお願いしました。
久しぶりに奥様にも会えてうれし~。
奈良の友人も、巴里に暮らしていた時は、
Yさんと私と3人でシャトレあたりのタイ料理食べ放題なんか行った仲で、顔見知りなのです。

奈良から神戸までえらく時間がかかると思ったけど、意外とスムース。
まずは神戸タワーに登る。
そこでYさんご夫妻と久しぶりの再開。
東急ハンズなんかに行って、
フランスではお目にかからないオオキミのかわいい首輪をゲット。
今日もそれをつけているオオキミです。

そしてお昼に連れて行ってもらったレストランはもちろん、

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これをいただくため。

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こんな風にお料理していただいたわけですが、
切ってもらったのをお箸でいただくステーキって、なんか食べた気がしませんでした。
自分でナイフとフォークで切った方がおいしく感じてしまう私って、
もうすっかり狩猟民族・野蛮人の社会に順応しているのだと、実感した次第です。
でも本当においしかったです。

このレストランで、カトリーヌが事件。
奈良に向かうサービスエリアでは、「お尻があったかいトイレだったでしょ?」と言うと、
「え、いつものように便座は上げて座らないで使った…」 との答え。
そうです、フランスのサービスエリアなんかでは、それが正しい使い方で、
それに慣れている彼女は、ウォームレットを味わわずに過ごしたのでした。
その後いろんなところでトイレを使って少しずつ分かってきた彼女ではありましたが、
この高級レストランのトイレは、ブースに入った時から完全自動のもの。
便座のカバーも人を感知して自動で開きます。
でもその最初を感知しないと、何も起こらないという弱点も。
きっと彼女は自分で開けたか、もう最初から開いていたか、
それともトイレが彼女を感知しなかったためか? うまく働かなかったようです。
用を済ませて立ち上がると、ほんとは自動で水も流れるものですが、
うんともすんともなので、彼女自分で試してみます。
でももう立ち上がっています。
何が起きたかは想像にたやすいですよね。
私はちょうどその時、別のお友達がそこに訪ねて来てくれるので、入口の方に行っていて、
トイレ付近の騒ぎがわかりませんでした。
その後通りがかった私を、あたかも天の助けかと思うような顔で捕まえた時のカトリーヌは、
洋服の前がびしょびしょ、大興奮!
すでにお店の人がやはりびしょびしょになってしまったトイレの床を
お掃除してくださっているところでした。
お店の人に通訳をして、謝って、私もトイレのシステムを見てみると、
確かにすべて日本語表記。
肝心のトイレの水を流すボタンは、何のイラストもなくて、
箱の上側に「大」「小」とあるのみでした。
これではわからないですよね。

この時くらいから、カトリーヌは私の存在がいかに大事で、
この私がいかに優しくて心細やかに相手を思っているかが、分かってきたようでした。
日本人ってみんなそうで、それが普通なのよ!


この11月の日本行きの一つの目的は、
ネットでお知り合いになった方と初めてお目にかかる、というものでした。
前の週にも、クロスステッチ刺繍のコミュで親しくさせていただいている方と、
一緒にお食事することができました。
たくさんの共通項があって、たくさんのことをすでに知っている同士。
でも会うのは初めて、こんな経験って初めてでした。
ネットって、本当に不思議ですね。

そして、2週目のこの神戸でも、もう一人の方に、わざわざ三宮まで出てきていただきました。
こちらの方とは、このブログを通じて。
いつごろからか?どうしてその方のブログに最初に遊びに行くことになったのか?
今思い出そうとしてもわかりません。
ご縁って本当に不思議で、ありがたいものですね~。
レストランに来ていただいて、その後みんなで移動してお茶をしに行ったのですが、
そこでの少しだけのお時間を、ご一緒することができました。
初めてお目にかかった、このお二方からは、
本当にうれしい素敵な思い出の品をいただきました。
いずれも今も毎日大事に使わせていただいております。
眺めるたびに、彼女たちを思い出しています。
これからも末長くお付き合いしていきたいものです。
次回はゆっくり一人で伺って、彼女の愛するワンズたちとお散歩にも行きたい とお約束し、
お名残り惜しく、ブログ仲間の彼女とお別れしました。

六甲を超えて、一路向かったのは、有馬温泉。
Yさんが予約を入れてくださっていました。
旅館なんかを苦労して予約して、
それで嫌なことだらけだったとカトリーヌとフレッドに後で言われたら元も子もないと、
私はこの案を当初は避けていましたが、
Yさんが取ったなら、後で文句が出ても彼のせいにしてしまえ! とばかりに、
個人的にはこんないいお宿に泊まれるのを、私は一人で喜んでいたのでした。
奈良のお友達もYさんの車で 温泉まで同行。
ここで皆さんとお別れとなりました。

ここのお宿は本当に素晴らしかったです。
その後4月に京都の老舗ホテルの旅館サービスの離れに宿泊しましたが、
この有馬のお宿の方が遥かに良かったでした。
でも、問題は魚嫌いのガイジンたち。
板さんに本当に申し訳ないというものです。
それに、日頃から食事をそんなに取らない彼らのここ数日間の食生活の変化。
カトリーヌはその時もう完全に、自称「クロコダイル状態」に入りました。
ワニは一度大きな獲物を食べると、排せつもせず、新たにものも食べずに
1か月はそのままなのだそうで、まさにその時のカトリーヌでした。

ロランは仲良し友人に「僕は和食は大丈夫」ぶりを披露しようと、
仕切りにお箸を使って、何でも食しています。
でも昼間もYさんにごちそうになった、あのおいしいステーキ。
そしてこの旅館のものすごい量のお料理。
みんなは箸をつけることもできず、私が好きだというのを聞くや、次々私にお皿を回してきます。
これぞ真のフード・バトル・イン・ジャパン!!!
事前に、お魚はダメと、申し訳なくも言っておいたため、
彼らのためには特別に、おいしい神戸牛を中心にしたお料理が次々と出て来ます。
それでも食べられないので、本当に私が困りました。

もっとおなかがすいた時に伺いたかった…

お部屋も一部屋は一ランク高いお部屋が空いていたので、
それを普通の料金で回していただきました。
女風呂は、他に入っている人がいなくて私たちだけだったので、
カトリーヌもリラックスしてシャンプーなどできたようです。
もし他の人がいたら、部屋のシャワーを浴びるつもりだったようです。
確かに、隣に人がいたら迷惑になるような使い方でしたから、私もよかったです。
今まで一度も共同でお風呂なんか使ったことないのだから、当然ですよね。
そして茶色い温泉につかります。
男風呂との境がだんだん低くなって、お話ができます。
ものすごい熱いお湯を想像していた彼らですが、これなら大丈夫と、喜んでいました。

私たちを担当する若くて美しい仲居さんは、前の晩も翌早朝も同じ方。
びしっと和服を決めて、英語も話して、
朝からオレンジジュースを絞り、鰹節を目の前で削ってくださいます。
素晴らしい!

そして朝ごはんがこれ。

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今見てもため息が出ます。
丹波の黒豆の湯豆腐と海苔を温めている下には炭が入っています。
今ここですぐもう一度いただきた~~~い。
でもこの時は一人分で精いっぱい。
みんなはまったく箸をつけないのです。
みんなが回してくれますが、そんなに無理よね~。

これだけのサービスで、お値段も納得のいくもの。
このお宿、また行きたいです~。
どなたかご一緒しませんか?


関西を後にして、関東方面に戻りますが、往路は東海道を取ったので、
今度は中山道にしました。
馬籠とかはあそこらへん、そして中央アルプス。
暑い夏に、新宿からのバスで行った、駒ケ根から千畳敷カール、宝剣岳はあのあたり?
思い出の山々を眺めながら、諏訪湖まで上り、松本方面に行きたいのを抑えて、
その日の宿は小渕沢。
ホテルタイプで、食事もバイキングで、彼らもホッとしています。
そこで出会った勝沼の赤ワインがものすごくおいしくて、感動の彼ら。
ね、日本って何でもおいしいのよ!

こんな富士山も見せることができました。

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私は白い帽子をかぶった北岳の頭を遠くに見れて大満足。
八ヶ岳連峰も美しいです!
山を見ると故郷に帰ってきたという感じがします。
甲府のあたりからは秩父や奥多摩、大菩薩、乾徳山のある塩山方面、
歩き回った日々を懐かしく、あたりを見まわしました。
それにしても、規模が小さいような~。
こんな狭いエリアだっけ~?
私の体感物差しは、もうヨーロッパアルプスのようです。

中央道から、首都高に入ると渋滞。
途中信濃町辺りで降りてみました。
自分でも不思議でしたが、何とか溜池の方までスムースに来れました。
覚えているものですね。
ホテルにチェックインした時は、荷物が紙袋ものばかりのジプシー状態。はずかし~。
それをみんな部屋に運びます。
そして渋谷見学。
私とクマはカトリーヌとフレッドを渋谷の雑踏に残して、車を実家に返しに行きました。
3時間後に無事にハチ公前で彼らと合流。
夜は東京の友達と一緒におしゃれな焼鳥屋さん。
久方に、しこたま日本酒を飲みすぎ、寒い中初めて訪れたミッドシティーの様子も、
そのクリスマスのライトアップと共に幻のごとく…。

二日酔いで迎えた翌朝。
このホテルの朝食バイキングは、
世界中の名だたるホテルに泊っているフレッドも絶賛。
クマも世界で一番素敵な朝食と今でも言います。
でも、この時周りはガイジンだらけ。
フランス語が飛び交って聞こえてきます。
3人にとってはバカンス気分でなくなって、リラックスできないとのことでした。

チェックアウトを済ませて荷物を預けて、出かけたのがまずここ↓

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奈良の大仏さまで引いたおみくじが「凶」だったので、引きなおして「中吉」。ホッとしました。
その後は秋葉原。
ちょうど日曜日。
先日の大事件のあった交差点のまさにその場所で、
歩行者天国の様子をカトリーヌはフィルムで撮っていました。
犯人が逮捕された路地も写っていました。
いつも我々が行くのは、ヨーロッパ仕様の家電が買えるラオックス。
私が今回欲しかったのは、ウォシュレットですが、
うちの便座を取り換える計画があるので、
それを取り付けて、その寸法を正確に計ってからということで、見合わせました。
彼らもデジカメなどいろいろ買っておりました。
でももうスーツケースがいっぱいで、何も買えないという状態。
その後銀座へ。
彼らを外に待たせて、私は鳩居堂でお買い物。
松屋の外装がヴィトン一色なのに、驚く彼ら。
ホテルに戻ると、前の晩一緒に飲んだ友達が来ていて、
成田に向かうバスを見送ってくれました。
「ひとり残されてさみしかった」と後で言っていたので、
今生の別れじゃないんだから、これからはそんなことするもんじゃないよ と言っておきました。
こういうシチュエーション、ひとり残される方って、ほんとむなしくなるよね。

最後の1泊は、1週間前に泊まったのと同じ成田のホテル。
食堂の奥村氏のお陰で、えらく気に入ってしまいました。
ここも夕ごはんも朝食もバイキングだったので、彼らには◎でした。


エア・フランス機にて一路パリに。
成田では盆栽用の小さいはさみをスーツケースに入れ忘れて、
4ミリまでの刃渡りならOKのところ、5ミリあったため、
「もう一度エアフラのカウンターに行ったら、これだけチェックインできますよ~」と
セキュリティーの優しいお姉さんの申し訳なさそうなお言葉でしたが、
そのためにわざわざまた並ぶのも…と思い、諦めて没収していただきました。

オルレアンから来る時はレンタカー乗り捨てでしたが、
戻りは、大きめの車で来て、駐車場に停めとくというフレッドの話でしたが、
なんかのトラブルで、小さな車。
私たちがそれを使って、彼らが新たにレンタカーを借りて、それぞれ帰途に着きました。


ブログが長すぎて投稿できないので、続きは2個目の記事へ… 

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by tchierisu | 2008-06-28 00:41 | 日本