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来年に向けて・・・?

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一晩中ネットサーフしてて、このキット、なかなか素敵・・・って思いました。
来年に向けてポチってしまおうかしら?

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by tchierisu | 2007-12-27 14:31 | クロスステッチ

クリスマスもの、完成。

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 ROUGE du RHIN 『NOEL 2005』

11月からのブログの長いお休みにあたり、
最近の出来事と、心境を長々と綴った
今日付けのもうひとつの記事 に書いたように、
落ち着かない、心ざわめく日々に手がけた作品は、
その様子が糸目に表れるものですね。

ミクシイのクロスステッチマニアックス クリスマスイベント、
クリスマスものを刺して写真をアップする というのに、
日本時間24日を24分過ぎて、何とか投稿することができました。
最後、やっつけ仕事になって、銀糸に苦戦。
写真もあわてて撮って、ぱっとしませんが、見てやってください。

今年はレース編みに憧れ、ドイリーを下さったお友達の作品に感化され、
かぎ針編みをする義理の妹から
「クロスステッチの方がクロシェよりずっと難しい」と言われて、すっかりやる気になって・・・
でもやっぱりとっても難しそうでまだ手を出していない、でもいつか絶対やりたい・・・
という想いを込めてこの作品を手がけました。




キットに入っていた銀糸は、銀紙みたいにぺらぺらだったので、
とっても刺しにくそう。
急いでいるし・・・
なので、DMCの銀糸 5283 に代えました。
それでもやっぱりあせって銀糸なんか刺すものじゃないですね。
あ~大変だった。042.gif

でも今年はツリーもデコレーションもなかったので、
去年の作品に並べてこれを飾って、ノエル気分です。
丸い額を見つけて、いつか入れる予定です。

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by tchierisu | 2007-12-27 03:16 | クロスステッチ

ショックな出来事!


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先日、郵便受けに、私への宛名が手書きの1通の手紙。
ダイレクトメールではありません。
中を開けるととってもショックな内容!
じっくり読むうちに泣けてきてしまいました。

最近なかなか時間が取れませんが、
クロスステッチにはまっている私にとって、
オルレアンの町の中心にある、
クロスステッチのキットなどが豊富にある ドレ・ドールズ・ハウス は
私にとって、本当に大切な存在であります。

町の中で小売の小さなお店を経営していく大変さは、
以前パリで、そんなお仕事をしていただけに、よくよく知っている私です。
ブログで紹介したり、お友達にもお教えして、
広く皆さんに知ってもらって使ってもらうようにしてきたのは、
細くでも永くお店が続いてくれることを祈ってのことでした。
無くなると困るのは私なのです。
私もオルレアンの町に行った時は必ず立ち寄って、
小さなものを買ったり、キットを買ったり、
おしゃべりだけで終わらないようにして来ました。
お陰でどんどん手をつけないキットが増えましたけど...

でも、現実は厳しいもの...
そんな私の想いも虚しく届かず、
お手紙は、この11月末閉店のお知らせでした。
うえ~~~ん。涙涙涙。

お手紙には、店長のシルヴィさんの、
20年前の開店から今日まで続けてきたお店への想い、
でもここのところの経営不振で、今まで一緒にがんばってくれてきた、
パスカルさんとヴァレリーさんに支払いができなくなってきて、
だからと言って、一人で続けていくのは不可能で、
彼女達に閉店することにした...と言えないで苦しんだ様子が書かれていました。

こうなった一番大きな理由は、ネット販売やサロンで購入する人が増えて、
お店に来るお客さんは、糸だけの購入や、アドバイスを求めに来るだけだったり...
かく言う私も、なるべくドレドールズで買うようにしよう、と思っても、
インターネットをあれこれ見てしまうと、欲しいものが出来てしまって、
せめてポチッとする前に、お店に行って、あったら買うけど、
なければネットで買ったりすることもありました。
ネットを見ていなければ、他を知らないのですから、お店の在庫の中から
あるものを買って満足していたことでしょう。

手紙の最後には、手書きの私へのメッセージも添えられていて、
「ポジティブなこととして、今後は時間ができるので、
自分の刺繍と、歩くことがもっとできるわ!」
とありました。
彼女も私の様に、歩くのが好きで、この夏の2週間のバカンスは、
アルプスの南の方、エクラン山塊に歩きに行ったはずです。
日曜日に歩くのも、平気で20キロ30キロ歩くそうです。
いつか一緒に歩きましょう...と私の連絡先を教えてあったのでした。
パスカルさん、バレリーさんも含めて、
彼女達とのそんな楽しいおしゃべりも、私をドレドールズに惹きつける理由のひとつでした。

20年もやってきたお店を手放すのは、本当に辛いことでしょう。
その想いが、素敵に綴られた心のこもったお手紙の行間から伺えて、
何度目を通しても、泣けてきます。
繊細で素敵な心を持つシルヴィさんなのです。

9月18日から、11月末の閉店まで、閉店セール リキダシオン 中です。
時間帯も今までは月曜日を開けていましたが、
火曜日-金曜日 10H~18H30
土曜日      10H~19H
に変更です。

オルレアン近郊にお住まいの方、一度行ってあげてみてください。
掘り出し物があるかもしれませんよ。
私もお便りを受け取ってから、まだ行けていません。
欲しいキットがあるのですが、もう売れてしまったかも。

ドレドールズ閉店後は、ネット購入に頼ることになるのでしょうか?
オルレアンにはあれ以上の店はありませんからね。
足らない糸一つ買うのも、あそこに行って彼女達とお話しするのが本当に楽しみだったのに...
本当に残念です。

いつかシルヴィさんと歩くことを実現させて、
今後も個人的にお付き合いしていけたらな~。








  
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by tchierisu | 2007-10-01 19:49 | クロスステッチ


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DMC 鍋つかみ
アイーダ生地 
モチーフ DMCの小さなモチーフ本より

鍋つかみにアイーダ生地が張られている商品を、発見して、
この緑チェックと、ボルドー色を買ってしまいました。

母がこちらに来て、前出のシザーキーパーの後に、
これになんか刺してあげる約束をしていました。

何を刺そうかな?
母は果物がいいといいます。
この大きさの生地に入るもので、かわいい果物を探しました。


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やはりDMCから小さな本がたくさん出ていますが、
その中からこんなのを選んで、並べて刺しました。

片一方からしか裏に手が入れられないので、ちょっと刺しにくかったですが、
無事に完成しました。
最後にお仕立てをするより、よっぽど楽です。

実はこれは完成写真ではありません。
周りにまだ余白がたくさんあるでしょう?
ここに果物のチャームを買ってきて、いっぱい縫い付けました。
母はジャラジャラしたのが好きなのです。
でも鍋つかみの用途としては、使いにくそうでしたけどね。
この鍋つかみ、今も生きているのかしら?





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by tchierisu | 2007-06-26 22:01 | クロスステッチ

前編 に続き その4 以降の発表のお約束をしておりました。
実は、発表するにはまだおこがましい段階が続き、
こんなに遅くなっておりました。
でも、やっと写真も撮れる状態になったので、発表です。

ご存知のように、私は、去年9月末にミクシィを知った後、ブログを始めた訳で、
どちらもまだ半年ほどの新参者であります。
でもこの半年間、ミクシィには本当にお世話になっております。
一番の収穫は、オオキミのボースロン犬の日本事情と、
それまで想像だにしなかった、奥深いクロスステッチの世界の新たなる発見!

DMC中心のフランスものしか知らなかった私には、
北欧やアメリカなど、世界の他の有名なデザイナーさんの違った作風を知り、
ちょっと4.5年経って冷め気味だっただったクロスステッチ熱が、
また再沸騰したのでありました。
中でも話題になっているのが、
アメリカの、Heaven and Earth Designs、 通称 HAED。
たくさんのアーティストによって描かれたイラストが、
クロスステッチを刺す用に、
ダイアグラム(日本語ではチャートと呼ぶのも、ミクシィで知りました)化されていて、
作品は必然的に全面刺し。
大きな作品になるので、基本は、生地の織り目1本に刺繍糸1本取り。
その細かさ、仕上げるための忍耐強さは、
さすがこのコミュのタイトル「マニアック」ぶりが表れるところで、
今まで私が知った中の、究極の職人仕事のクロスステッチのひとつと言えます。
最初見た私は、口をあんぐりただ唖然!
目が点・うろこになって落ちちゃって、
目の前真っ白になって何にも見えなくなったくらいでした。
こんな世界もあるのか~と衝撃でした。
そして、こんなのを刺す方は本当に器用で丁寧で、
何よりも手の速い方でないとな....と、遠くでこっそり見守ることにしました。

このコミュでは、各デザイナーさんごとにそれぞれトピックスが立ち上がっているのですが、
このHAEDのトピには結構頻繁に書き込みがあるのです。
それは細かい悩みだったり、そしてそれへの細かいお返事だったりで、
たくさんの同士がいる感じが伝わってきました。
不思議なもので、それを読んでいると、
こんな私でも、できるかも~ やってみた~い などと
大それたことを思うようになってくるのであります。
最初は少人数だったこのコミュも半年の間に倍のステッチャーさんが参加。
HAEDについても、たくさんの方が興味を示して、
チャートを購入して、始める方が続出するありさまです。

これもこのコミュで知ったのですが、
今まで私はひとつの作品をやり終わらないと、
新しいキットやチャートを買ったりしてはいけない!と思っていましたが
マニアックコミュには、刺さなくても、
コレクションとしてたくさんキットを持っている方も多くいらして、
それもありなのだ~ということを確認。
こうなるとやっぱり私も「持って眺めるだけなら...」と心が動いてまいりました。

でも...私もステッチャーのはしくれ、
これもご縁、やっぱりちょっとは挑戦してみたい...。

今までのHAED のトピの全てのコメントを何度も読み返して、
後でギャフンが無い様に万端に準備をして、いよいよ
アメリカのHAEDのサイトで時々行なわれる25パーセント引きセール時に
ポチッとしまして、
慣れない英語で担当者BOBさんとメールをやり取りして、注文しました。
インターネットでチャートをダウンロードして買うこともできるようですが、
文字化けして、困っていらっしゃる方のコメントを読んだりもしたので、
やはり現物のチャートを送ってもらうことにしました。
サイズに大小があるようで、私は大きい方にしました。

Heaven and Earth Designsのサイトに行くと、無限にチョイスがあります。
その中でも、Scott Gustafson さんの作品は
クラシックなおとぎ話がテーマだったりで、コミュのメンバーにもとても人気のようです。
私ももうものすごく迷いました。
いくつかに絞って、母にも写真を送って好きなのを選んでもらいました。
母が選んだのと私が選んだので、とりあえず2つです。

不安な英語のやり取りの後、待つこと10日ほど。
これが届いた2つのチャートです。


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左がクマチャン好きの私が選んだ、Goldilocks。
右が母が選んだ Mistress Mary。

中を開けてみると、色飛びが激しいと聞いていましたが、
意外と使用糸の種類が多くないようだわ...と思っていたら、
その紙には裏もありまして、各チャートとも、90色使用。
クマちゃんの方が、350目×420目。
メリー先生の方が、450目×518目。
見やすい大きなチャートになっているので、
クマちゃんの方で、36ページ。
メリー先生が56ページになります。

母の選んだ方からアタックする事にしました。

どの生地を使うか、何本取りにするかについても、
皆さんのコメントやブログの写真をスミからスミまで読んで眺めて、
やはりチャートに書いてある基本形、
エタミン25ct を1本取りですることにしました。

オルレアンのいつもの、既にお友達状態の例の刺繍のお店、ドレドールズハウスに行って、
色指定のページのコピーを置いてきて、90色の刺繍糸と、生地の準備をお願いしました。
これだけの数あるので、かなり歯抜けになるかと思いきや、
1色だけ在庫が無いだけでした。えらい!ドレドールズ。
お店の彼女たちは私のこの無謀とも思える挑戦にただあきれていました。
日本のステッチャーさんに人気なのよ...と言うと、
日本人は本当に器用だし、すごいわね~って感心していて、またもや鼻高々でありました。

帰ってから、もう一度、大きさをよく確認して、
生地を、出来上がりの周り20センチずつの余裕を取って切り、
ほつれて来ないように、2つ折りにしてミシンで縫いました。


実はここまでやって、ほっとしてしまっておりました。
でもこれでは新しく始めたこと...とはいくら何でも言えませんよね。

次に初めての試みで、水性のチャコペンで、グリッドをひきました。
まだひき方がへたくそでありまして、にじんで太いです。
でもすぐ水で取れるのも実験済みで安心です。

今手がけているものを終えてから...とも思っていましたが、早くやり始めてみたくて、
とうとう、14日の土曜日の晩に始めて、


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3時間くらいで、こんな風に5段進みました。



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全体の大きさがこんな感じ。
20センチずつ周りを取ってあるとは言え、生地が大きいので、
刺す時は洗濯ばさみでまとめています。


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今はまだ始めたばかりなので、問題はないですが、
刺し終わったところに丸枠をするといたんでしまうので、
ロールスクロールタイプのスタンドの購入を検討中です。
コミュの皆さんのいろいろな意見がとても参考になり、
重いし、同じ姿勢になるから余計疲れるとか、
刺繍好きの身障者の奥様用に考案された
ベッドやソファーに半分寝そべっててもできるようなスタンドがアメリカにはあると
教えていただいたり...
でもその通販が不安なので、クマが枠だけ買ってくれば、
それを真似てスタンドの部分を作ってくれることになっていますが、
まだそこまで進まないし...。

この作品を選んだ母には、
「あなたが選んだんだから、これが仕上がるまで死ねないのよ」と言ってあるので、
寿命を延ばす意味もあって、ゆっくりやればいいので気が楽です。
まあ、15年はかかると踏んでいます。

この細かい作品をやると、他のものがとっても簡単に思えて、
アイーダ生地のものなんか、毛糸で刺している感覚になります。
他のがやりたくなって浮気しても、すぐ出来上がってしまうようでうれしいです。

これから時々、進捗状況をこのブログにも載せて行きますので、
どうぞよろしくお願いいたします。


その5

大したことではありませんが、
先日友人から、iTunes のダウンロードを教わりました。
マックの人しか使えない代物かと思ってたらさにあらず、
私が欲しかったのはいいネットラジオ番組です。
ウインドウズに入っているメディアプレイヤーなどでも聞いていましたが、
いまひとつぱっとしませんでした。
でも iTunes のラジオには、結構いいものがあって、
今私は international のジャンルの中の Japan-A-Radio が気に入っています。
新しい人や、いきなり達郎や、時には演歌まで流れたり、今、杏里がかかっています。
Folkのジャンルにも、私好みの、
昔のアサイラムレーベル張りのアメリカンサウンドが入っていて、
一日かけています。
iTunes さまさまの日々です。



今日は大統領選挙でした。
20時に秒読みで結果が発表されるのには、なんか笑ってしまいました。
2週間後にはもう一度第2戦が行なわれます。

暖かくなってきたフランスですが、例えば大学は試験に突入で、授業はもうおしまい。
まだオルレアン地方はあと一週間復活祭のバカンスが続くし、
そうでなくてもフランス中人々は早くも夏のバカンス気分です。
今度の火曜日、次の火曜日、その次の木曜日と祭日が続き、
その前日の月曜日や翌日の金曜日にpont=橋 をかけて、
みんな連休にしてしまいます。
私たちも、Volvicで有名なクレルモンフェランのあるオーベルニュ地方で毎年行なわれる、jeep の集会に今度の金曜から4泊で行ってきます。
以前は日本の4×4magazineにその様子を取材して記事を書いたこともありました。
でも毎年同じだからね~。
今日はそれに向けて、クマが古いジープの整備をしていました。
動かなかったら、他の車で行きます。
久しぶりの自然の中への旅行で楽しみです。

それから、今朝は羊のベリベラが、新芽を全部食べてしまって、
食べるものが何もない土地になってしまうので、
草が生えるまで、里帰りさせました。
車に乗せる時、つながれたオオキミが寂しそうに吠えていました。
6月、毛を刈って、虫下しを飲ませたら、また連れて帰ってくるから、安心してね。

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by tchierisu | 2007-04-23 05:08 | クロスステッチ

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SCISSOR KEEP ANCIENT THISTLE
(Le Porte Ciseaux Le Chardon Ancien)
Textile Heritage Collection キット
6.5cm×6.5cm  アイーダ



クロスステッチにも慣れてきて、調子に乗って、
人にプレゼントしようかな~ なんて考え始めた最初の作品。
でもまだ人様にはおこがましいので、
母がこちらに遊びに来た時、一緒にクロスステッチのキットを売っている店に寄って、
好きなのを選んでもらって、できあがったらあげるね、と約束しました。

シルバーグレーのアイーダに紫の色が気持ちよかったです。

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裏側にも小さな違うモチーフがあるのもかわいかったです。

キットの中には、本体部分のアイーダの他に、
中に入れる綿、ひも、ポンポンにする用に多目の糸も入っていました。
お仕立てははじめての私ですが、
スコットランドの会社のものなのに、フランス語の説明がしっかりついていて、
何とか私でも作り上げることができました。
これで10ユーロ50は安いと思います。
でもやっぱり写真のように、中の綿がきちんと入いらなくて、
お仕立てより、ステッチしてる方が好きだな~ ということも確認できました。

できあがるとさっそく日本に送りました。
本当ははさみに付けるものですが、母は最初から携帯電話に付けるために選んだのです。
今日も母の携帯にぶら下がっています。
人が見つけると、お世辞でしょうが、褒めてくださるそうで、
大いに気をよくして、木に登り、自信をつけたものです。
次の作品へのモチベーションが高まると言うものです。

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by tchierisu | 2007-04-21 08:35 | クロスステッチ

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LANARTE キット
『小鳥』 15x20cm
生地 : 綿100% 27ct


久々のクロスキット過去作品の発表です。
そんなにたくさん仕上がったものがある訳ではないし、
新しい作品はそうそう仕上がらないので、
すぐねた切れになるのを恐れて、小出しにしております。(笑)
前回では、クリスマス用の作品をリアルタイムでお届けしましたが、
私のクロスステッチの歴史で行くと、今回のこの作品が本来の4作目になります。
自分の記録用に、ちょっとこだわってみます。

これは、今までアイーダ生地ばかりに刺していたのですが、
次にやりたいものがリネンだったので、その練習用にと
小さいキットを見つけて、21ユーロで買ってきて、刺してみたものです。
いまやミクシィで、LANARTEが、オランダが誇る世界に名を馳せる
立派な刺繍デザインメーカーだということを知りましたが、
当時はDMCをはじめとするフランスものの存在しか知らなくて、
たいしたものではないと思ってしまっていました。
私もLANARTEを刺していたのね~ と今改めて驚いています。
 
このキットを選んだ理由は、アイーダでない生地で簡単なもの、という第一条件の他に、
小鳥さんのモチーフもかわいかったですが、
何よりも生地のバックに、もうニュアンスがプリントされていて、
そこに刺していくというのが魅力でした。
バックステッチの小枝の様子も繊細で、後ろのプリント柄とマッチして、
思わぬ深みのある作風に仕上がって結構満足です。

これを刺していた頃は夏の暑い盛りで、
みんながうちのプールでジャブジャブしている横でも、私は泳がずにひとりチクチクして、
クマのお母さんから「えらいわね~」と褒められて
うれしがっていた思い出が、刺し込められています。

問題のアイーダでない生地にはじめて刺した感想は、
最初は2目づつ数えるのが大変でしたが、何でも慣れですね。
麻でなくてコットンで、目がちょっと詰まっていて、
間違えてつじつま合わせしているのを、本人がじーっと今見つめると発見できます。
でも、まあ、初めてにしては美しくできた方だと、自画自賛です。

小さな作品なので、最初からトラディショネルなムードで、
オバールの額に入れたいと思っていました。
でもわざわざパリの額屋さんに頼むほどの代物でもないしということで、
いつも行くオルレアンの額屋さんに行ってみました。
でも、その時オバールでちょうどいい大きさのものが、
まだ色が付いていなくて自分で色を塗る無垢のものと、
このゴールドしかありませんでした。
迷いましたが、色をまた自分で塗るのも億劫だと思って、
このゴールドの方にお願いしました。
思い入れのある作品なら、無垢のものを買って、自分で色を塗ったり、
こちらではPYROGRAVEURという、焼きごてのペンで
焦がしながらデッサンしていく方法で、何か描いても素敵です。
私はPYROGRVEURでエーデルワイスなどのモチーフを描いて加工してある、
山小屋風な木製インテリア小物が大好きです。
いつかやってみる課題にいたしましょう。(い...いつ?)

出来上がりはご覧の通りの、ベルサイユ宮殿顔負けのキンキラキンです。
とってもフランスっぽいかも...
刺繍を私にいざなったharumisanさんも、
「フランスの古いうちの寝室に飾ってあるものっぽい」(でしたっけ?)と言って
褒めて(?)くれました。 ありがとう。
今でもサロンのテレビの横に飾っています。

『よし!これでアイーダでないものも怖くないぞ~』 と自信になった作品でした。

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by tchierisu | 2007-03-07 22:59 | クロスステッチ


お久しぶりでございます。
12月の始め頃から、ブログの更新を全くしていませんでした。
師走は、日頃あまり忙しくない先生も走るという月で、
先生業を最近ちょっと再開した私もご多聞に漏ずそれなりに忙しかったのですが、
ブログにすら手を出せなかったのには、それなりの言い訳があるのです。

ミクシィのクロスステッチマニアックというコミュニティのイベント、
『クリスマス物を刺して、24日までに写真をアップして発表する』のために、
ここのところ、おおいに焦っておりました。
でも今日、写真をアップして、やっとのこと無事に発表を終えました。
ほんとうはこのブログには、今までの過去作品を順番に
もったいぶってちびちび小出しにお見せして行くはずですが、
今回はそんな訳で季節ものでもあることですし、特例でできたてを発表したいと思います。
これがこの作品。


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Lili points 『Recette de Noël』
207 x 206 points  34.5 x 34.3 cm


コミュへの発表と内容が重複しますが、こちらにも発表です。
イベント参加用には、その時丁度手がけていた小物を出すつもりでしたが、
まだ10月はじめだったので、インターネットでいろいろ探していると
あんまり大変そうではないこれを見つけました。

Lili points はフランスのクロスステッチのデザインメーカーで
刺繍キット屋さんで、ここ1~2年前から私は見かけるようになりました。
色使いなどポップな作風が斬新で、クラシックなものを好むお客さんとは違う客層だと
例のオルレアンのドレドールズハウスのお店の人が言っていました。なるほどね。
私はつぶれては困るドレドールズハウスにまず探しに行って、
そこになかったらネットで買うようにしていますが、
ダイアグラムと一緒に、金属のキラキラ星5つと、
ツリーのてっぺんに付けるプラスティックの赤い星1つが入ったセットを
お店で見つけて、アイボリーの麻布と、必要な7色の糸と一緒に買いました。
ダイアグラムと付属のオブジェのセットは11€80でした。

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『クリスマスのレシピ』と題されたこの作品。
これを選んだ理由のひとつは、書いてある内容がかわいかったからです。
レシピ風に意訳すると...

「きれいなクリスマスツリー1本に
オーナメント適宜、 
ひいらぎ少々と無数の星を加えます。
1人前に付き1枚の靴下を飾りに添えます。(万が一の場合に!)
たくさんのろうそく全部に火を灯し、目を閉じ そして
夢をみます...   ほらクリスマスのできあがり!」



Lili points からは レシピ物が結構出ていて、
本物の「クリスマスジャム」のレシピのモチーフを
ベンジャミンさんが刺していらっしゃるのを
彼女のブログ「365歩のマーチ」で拝見しました。
その通りに作ると、おいしそうなジャムでしたよ。

最初は文字を刺し始め、結構サクサク進んだので、これなら楽勝とタカをくくり、
途中ずいぶん怠けモードでした。
でも12月に入って、仕上げようと思っても、なんとまだまだ時間がかかりそう~(汗)。
写真見本は1本取り1目と書いてありましたが、私は2本取り2目で刺していて、
赤や白なんか、DMCの糸1束では足りなくて、買いに走りました。
結局1束半くらい使いました。
明記されているできあがりサイズをよく見れば分かるのですが、
簡単そうに見えたので、想像していなくて、思ったよりとても大きい仕上がりサイズです。

日頃締め切り間際まで何かを抱えているのが大嫌いで
何でも早めに提出するタイプの私ですが、
今回は悠長に構えすぎて、終盤は今の私の生活リズムにはそぐわない
コン詰めすぎるペースで刺しまくる羽目になりました。
目や腰が痛くて、何より寝不足で、疲れたよ~。
今の生活のコンセプトから外れてしまったため、
こんなイベントに参加なんかするんじゃなかったと
ちょっと恨めしく後悔する瞬間もありました。


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でも何とかステッチ自体は今週の19日火曜日の夜中に仕上がって、
手洗いして、乾かして、20日水曜の朝にアイロンかけをして、
午後には、付属のお星様を縫い付けました。
マリクレールイデの影響で、以前から、
今度のクリスマスものには、自分で白樺かなんかで額は手作りにしたいな~
と目論んでいて、それを実現するべく、
水曜日の晩は、疲れたクマをなだめすかして、
日頃から暖炉用の薪の中から見繕っておいた、きれいめで細めの白樺で、
ミッドナイト工作をしました。

まずは白樺をたてに半分に切り、角を45度に切って、合わせて、
裏をそれ用の90度に曲げる金具で留めて、のりを隙間に流して、一晩乾かしました。
作品自体は、ガラスだけのフレームを買ってきて、
作品の大きさに合わせて、台の板とガラスをカット。
そこにがんばって上手くぴんと張って後ろを強力テープを貼って留めました。
特に、モチーフの周りにぐるっとまっすぐラインがあるので、
強く引っ張ったところはそこだけその線がゆがんで目立ちます。
でも引っ張らないと、アイロンで取りきれない生地の皺が残るし...
まあ、なんでも慣れの問題でしょうが、
初めて自分で(クマも一緒だけど)額装したのですが、けっこう難しかったです。

出来上がったこの額、
どんなにきれいなものを探したとはいえ、やっぱり薪にする用だったので、
やっぱり皮が一部剥がれたり、傷がたくさん入っています。
でもその荒削りなリュスティックさが、この田舎生活にマッチして、
とっても気に入って、大満足の仕上がりであります。
達成感ひとしおであります。

とにかく写真撮影して、早いとこ発表しないことには、
どうにもこうにも落ち着かず、イライラが募ってしまうので、
上の最初の写真、実はまだ額とガラスがくっついていません。
何かいい方法を見つけて、これから落ち着いて、丁寧に仕上げたいと思います。

くまと楽しい工作の時間も持てたし、
今日は寒い屋外の撮影に、クマが一眼レフでがんばって撮ってくれて、
久々一緒のいい時間も持てました。
何よりのクリスマスプレゼントです。


このイベントのすごいところは、このコミュの管理人さんが、
みんなが発表したアップ写真を、外部のアルバム形式のブログに編集し直して
随時写真を貼り付けてくださっているのです。
ここに、みんなの絶賛のコメントも書き込めるという仕組みで、
私も今発表を終えて、やっと今までの皆さんの作品を改めてゆっくり拝見しながら、
コメントも楽しんで読んで、カキコしていけるという次第です。
そこに出ている皆さんの作品はすごい大作ばかり。
来年はこんなの刺そうとか、いろいろ参考になります。
とりあえずは、これから少しずつ刺繍でオーナメントを作って行きたいと思っています。
(思うだけ?汗)

一時は恨んだイベントではありましたが、(笑)
お陰さまで、新しい大きな作品を飾って、ノエルを迎えることができます。

ミクシィ始めて、よかったです。

Joyeux Noël à Tous !!!

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by tchierisu | 2006-12-24 03:59 | クロスステッチ

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Abécédaire du grand air
雑誌 『Ouvrages broderie』 Hors série No.9 Décembre 2002 より
195x163 points   27.8x23.2 cm
アイーダ生地 ; 7points/cm
           rustico Zweigart, coloris mastic aspect chiné



前回発表の、クマにプレゼントした3作目を裏でやっていた時の、
表でのオフィシャルな作品です。

クロスステッチにはまり始めて、
フランスのクロスステッチ事情はいかがなものかと、いろいろ注意してみると、
いくつも雑誌が出ているのが分かってきました。
いろいろ吟味の結果、一つの雑誌の定期購読を申し込みました。


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山好きの私は、このバックナンバーに山特集があるのを見つけて、
さっそく取り寄せ、その中のひとつをまず手始めに手がけました。
アイーダ生地も雑誌の最後のページから通販でメートルで買いました。
この作品に使ってもまだあまっていますが、
気に入ったリュスティックな茶色いぽつぽつが入ったアイーダなので、
またいつか使えること間違い無しです。


額は、当時パリで任されていたブティックの買い付けの合間に、
サンジェルマンデプレの知人の店に寄った際、隣に素敵な額屋さんを発見。
そこでリュスティックなバゲットを見つけて、私の作品に合わせて作ってもらいました。
「なるべく木に節目が入ったところを使って、
リュスティックさを強調してください」 とお願いしました。
今、時間が経って、ほこりをかぶってそれを払う時の感触もいい風合いで、
作品より額のよさが目立ってしまいます。(笑)

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自分が刺した作品をあらためてしみじみ見ていると、
刺していた頃の思い出が浮かんできます。
母がフランスに遊びに来ていて、電車がストで止まって、
一緒にパリオステルリッツ駅で待っていた時も、これを刺していたな~ とか...


真ん中のお花に1本取りの茎のモチーフが、
赤茶とからし色の彩りといい、
イタリアのアルプスから、マッジョーレ湖の方を旅した時のイメージが何故か広がります。

ウサギもいるし、
よく高ーい岩の上にいるのをハイキングの際に見かける、
アルプスに生息するシャモワもいます。
エーデルワイスの柄の突いた、杖。
今度山行ったら買ってこようかな?
シャモニのフレジェールの前に立っているような、アルプス風の教会。
アルプスの3大花のひとつ、ジャンシアン。
左右や下にある、細かいお花のモチーフが
色もかたちも繊細でかわいくて特に好きです。

上下左右の茶色いハートや星みたいなお花の中に真っ白を刺したモチーフを見ると、
何故かクッキーのオレオを思い出してしまう、最近甘い物好きの私です。

一番上の山のモチーフは、どう見ても私の仕事場、シャモニの山塊です。
シャモニの谷の反対側の、ラックブラン辺りから見た景色です。
一番左のエギーユドヴェルトの次に来るのが、レ・ドリュなので、
より本物に近づけるために図案をアレンジして、よりいっそうとんがらせてみました。(笑)
そのあと右方向へ、奥にグランドジョラスの北壁、
その下にはメールドグラスがあるはずです。
そのあとは3つのシャモニ針峰群、グレポン・ブレティエール・プランと続き、
小さいのがエギーユドミディのつもりかな?
手前の標高の低いタキュルの方が高く見えてしまいますが、
本当はその奥の方にあるのが、
ヨーロッパアルプス最高峰の、まあるいモンブランの山頂なのです。
(...なんて、間違ってたら、もう山のガイドも失格ね...
オコタンペコさん いかがでしょう?(笑))

ここのところ、山とご無沙汰で、とっても山が恋しいです。
そんな時この作品を眺めては、ため息をついています。
私の作品の中で、思い入れが強くて、ランクの上位に入ります。




おまけ :
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これを刺している頃、
パリの店で、日本のちりめんの生地を売っていましたが、
その端切れで、針刺しなんかも作りました。
端切れの形をそのまま使ったので、こんな形になりました。
これは今も毎日使っています。

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by tchierisu | 2006-12-08 00:54 | クロスステッチ

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ROYAL PARIS キット   Au fil des objets シリーズ
『Le p'tit bricoleur』  33x25.5cm



次回発表の第4作を公式には刺し進めながら、
実はクマのいないパリでの晩に、せっせと秘密で、
彼の誕生日のサプライズの為に刺していたのがこれ。

クマは、地下のアトリエでいろいろ作業しながら過ごす、一人の時間が好きです。
フランス人はこうやって日曜大工をするのが得意のようです。
..と言うより、
人に頼むとえらく高くつくから、自分でやってしまえという発想からのようですが...。

日曜大工をする人(=BRICOLERする人)のことを「BRICOLEUR」と言います。
キットの ダイアグラムには1行で Le p'tit bricoleur と入っていますが、
これはクマへのプレゼントなので、
KUMACHAN BRICOLEUR と2行の言葉に入れ替えました。
そのため完成の寸法は縦がちょっと長くなりました。

最初キットについていたオブジェは3つの工具だけでしたが、
クマの地下での様子を再現するために、
パリのサマリテーヌなどで見つけた小さなオブジェを縫い付けました。
そのため、オリジナルにあった、かんなとかんなくずが無くなりました。
地下には暖炉用の薪やそれを割る斧もあります。
電話もあるし、ペンキや刷毛も。
当時クマはコカコーラをよく飲んでいました。
今ならサンペリグリノのボトルとなるところです。
くもの巣の隣、薬品のボトルがあったところに、置きました。
薬品は電話の隣、新しく作った左の棚に移しました。
くもの巣も実際アトリエにいっぱいあります。

キットのオリジナルの男の子の髪の色はもっと金髪だったのですが、
クマの髪の色に似せるために、
ずらーっと並ぶDMCの刺繍糸のディスプレーの前であれやこれや合わせてみて、
違う2色を1本づつ使う2本取りにしました。

オブジェがたくさんくっついているので、こんな箱タイプの額装にしてもらいました。

ずいぶん前から刺し始めたし、
「こんな大きな目のアイーダだから簡単」と、余裕で構えていましたが、
最後額装にするのに駆け込んで、その時どうしても3つ目の工具のオブジェが見当たらず、
しょうがなく、2つだけ付けて額装に出しました。
出来上がった後見つかって、今工具の一つは外に出たまんまで、
まるで、クマのアトリエの片付け忘れられた工具のようで、かえってリアルです。(笑)

本当は地下のアトリエに飾って欲しいのですが、
ホコリかぶっちゃうから...と言われて、寝室にあります。

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by tchierisu | 2006-11-16 00:59 | クロスステッチ