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"A Quaker Christmas" ByGone Stitches
Fabric: Lakeside Linens "Vintage Basketweave" 40ct
Fibers: Belle Soie Hand Dyed by Crescent Colors
Cranberry, Collard Greens and Cinnamon Stick
1over2


昨日、中央の年号の配置と、自分のイニシャルを迷いに迷った挙げ句、
ついに刺し上げることができました!
うれしいです~!

過去の自分の記事を見ると、刺しはじめは、
前回の帰国の直後、2010年12月。
もちろん途中で、他の小さめの作品もいくつか仕上げてはいますが、
放置も多く、スクロールフレームごとのインテリアと化し、
実に2年と1ヶ月半もかかってしまいました。
完成後に洗えないシルク糸だというのに、
どれだけほこりや汗も染みついてしまっていることかしら。

初めてのシルク糸と、細かい40カウント。
そのあまりにか細くFRAGILEで繊細なムードが、刺しはじめは大変でしたが、
今こうして終えてみると、この布の前を離れるのが寂しいくらいです。
でも、40カウントの布に刺すのはもう私の視力の限界。
これが最後でしょう。


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オリジナルは緑の糸がベースですが、私は赤と緑を逆にしました。


オリジナルチャートに書かれた年号は2007年。
発表されて大ブレイクを巻き起こしてから、
早いものでもう6年経ってしまっています。
いまさらながらの完成記事は、時代錯誤も甚だしい?

昨日、まず迷ってしまっていたのは、中央に何年と刺すか。
オリジナルの2007と刺すこともできるし、
今仕上げたのだから、本来だったら2013と刺すところでしょうか?

でもでも、やっぱり、2010年の11月に、九州のみささんのお宅まで伺って、
みささん、ねこぽけさん、みさん、と4人で、はじめてお目にかかって、
このQCを一緒に刺そうとお約束した、そのことを記念したい作品です。
「2010」と入れさせていただきました。


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それから、イニシャル。
先日のクリスマスに先に仕上がっているみささんの写真を拝見すると、
ご自分のお名前一文字だけを入れていらっしゃいます。
過去の仕上げられたステッチャーさんの写真をネットで検索すると、
みんなオリジナルのようにアルファベットを二つ並べているので、
みささんの一文字はとってもオリジナリティーがあります。
私もそれに習って、後に続くお二人もそうしたら、
私たち4人だけの証になるかも~ などとも考えました。
でも、この作品を離れる名残惜しさも手伝って、
やっぱり、なんだかたくさん刺した方が、楽しい~ となって、
クマの苗字でいるいまの幸せもうれしくて、姓の頭文字のBも入れてしまいました。


それから私の名前の頭文字。
親がつけてくれた名前のパスポート表記のヘボン式ローマ字はCですが、
その綴りは、フランスではあまり良い意味ではない上、
フランス人には発音がむずかしく、私は勝手にTを最初につけています。
SALのマリーちゃんを刺した時は、Tと刺しましたが、
Cの文字もかわいくて好きなので、今回はCと入れました。
でも、CBって、なんだか、
CARTE BANCAIRE、あるいは CARTE BLEUE =銀行カード の略みたいだけど...笑
(フランスの銀行のカードは青いため 一般にこう呼ばれる)

ではどんなCBを刺そうかしら?
オリジナルのチャートは、このQCの中にちりばめられている、シンプルな大文字活字体。
それでも良いけど、私はすぐに色気がでてしまいます。

以前、Isabelle H Vautier さんの作品を刺した際、
ご本人に、中に入れる文字をアレンジする許可をお願いしました。
その際、「ちゃんと『BIBLE』なんかで文字を選んで入れなさいね」とアドバイスいただきました。


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これがその分厚いバイブル。
縦の目数の小さい方から順番にいろいろな文字サンプルが載っている本です。
この本は、縦55目までですが、第2巻目にはもっと大きな文字が載っています。
そちらは持っていないけど、義理の妹と一緒に買おうか~ と話しています。
(ステッチの本はいつも彼女と回し読みです。)

赤ちゃん誕生のお祝い作品の文字など、いつもこれを参考にして作っています。
今回、自分のCBも、この中の縦9目をいろいろ見て、その中の172番で刺しました。
なんだかお花模様がくっついちゃって、
シンプルなQCのムードをこわしてしまうようでミスマッチかしら?
でもまあ、自分で気に入ったものなので、いいことにしましょう。

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ただ一つ、細かい点で気に入らなかったのは、このイニシャルの位置。
年号の2010の1と0は、私のアドリブなので、
何度か刺し直して、ちょっと上の写真のバランスにやっと収まりましたが、
イニシャルは、チャートの「ここに文字を入れなさい」というガイドラインを信じて刺したのに、
モチーフの中で右に寄った感じ?
今もう一度チャートをよくよく見ると、
ガイドラインがすでに、左の余白が多くなるように指定されています。
そう思って気にして見始めると、ずっと気になる~。
1目、じゃないな、半目、左に寄せて刺し直そうかな~?

迷っていましたが、QCのカバー写真のイニシャルGRはなんだか左寄り。
それを踏まえたガイドラインだったのかしら?まさか...
そもそも、クエーカーというのは、伝統の古いモチーフでできていて、QCもそれをもじったもの。
シンメトリ-になっていない部分やら、間違えが多いのは、前回のマリーちゃんの時もそうでした。
間違えに気づいて、自分で対照になるように変えてしまってもいいし、
あえてチャート通りに間違えたまま刺すのもおもしろいというもの。
このなんとも、現代のコンピューターグラフィックスで作ったデザインではない、
素朴で、時にバランスが悪いところが、クエーカーの醍醐味なのかもしれません。

なんてことを考えたもので、この右寄りのイニシャルは、このままにしておくことにしました。
決して刺し直すのがいやなわけではありませんよ~!


こんなに大きな作品を仕上げたのは、私にとっては初めてかな?
なによりも、ステッチャーのお友達と一緒に刺そうって決めたものを完成させることができたことで、
今はものすごくうれしいです。

何度も言いますが、シルク糸で洗えないため、
せめて裏から丁寧にアイロンをかけて、
額装に出そうと思います。



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みささんは、あと数日で2人目の男の子の出産。

ねこぽけさんも、5月には女の子のママとなり、
今はおなかが苦しくてなかなか刺せないとおっしゃっています。
彼女だけは、オリジナル通り、緑が基調で刺してます、その完成も早くみたいです~。

みさんも、お仕事がお忙しくご活躍で、冬は編み物三昧だそうです。
でも、彼女も同じ ByGone Stitches からその後出た、
ニューバーションのクリスマスクエーカーに鞍替えして、準備をしているはず、
いつの日か、その完成が見たいです!

一緒に刺そうとお約束はしなかったけど、その時同行してくださった、
namiusaさんも、あれからずっとお仕事が大忙しで、その業界の大御所の道まっしぐら。
でもその傍らの編み物作品たちの美しさに、私はいつも惚れ惚れで、
彼女は私のTRICOTの先生です。



額に入ったQCを眺める度に、これからずっとずっと、
彼女たちのことを思い起こすことでしょう…
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by tchierisu | 2013-02-19 23:13 | クロスステッチ

あと一息のQCです!


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"A Quaker Christmas" ByGone Stitches
Fabric: Lakeside Linens "Vintage Basketweave" 40ct
Fibers: Belle Soie Hand Dyed by Crescent Colors
Cranberry, Collard Greens and Cinnamon Stick
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2010年の帰国の際に、ステッチャーお友達4人とのオフ会で、
みんなで一緒に刺し上げましょうねと約束した、QC。
もういい加減、仕上げないと・・・

実は最近編み物にも手を出して、その自分のへたっぷりに、辟易・・・
これならまだステッチの方がうまくできるかな?と、刺繍熱が再発した次第です。

だいたい編み物は、
3Dやアドリブを兼ねたオリジナイティーや、アーティスト性が求められる様に思います。
それが苦手な私には、指定通りに刺していれば作品ができてしまうクロスステッチが向いているようです。
アーティストが描くイラストや絵画と比べたら、
いくら細かいものを美しく刺すと言ったって、
子供の塗り絵のようなものかな?と思うのです。
それ以上の域にはなかなか達することができないな~。

私の刺繍人生も、目や腰のことを考えると、永遠には続きません。
大作HAEDをこのまま放置で死ねるのか・・・
もうちょっとは進めてみたいところです。
HAEDに戻るにはまず、
長年フレームに貼りっぱなしで、インテリアと化しているこのQCを仕上げてしまおう!

フェイスブックの方には、2月中の完成を宣言して、がんばっております。
後この余白の他に、中央に自分のイニシャルと、年号を入れます。
4人のお友達のうち、みささんは赤ちゃんのママであり、今月は臨月だというのに、
去年のうちに密かに刺し上げていらっしゃることを昨日知りました。
知らなかった~~~!
彼女は自分のイニシャル「M」と、仕上げた「2012」を入れていらっしゃいます。
私はどうしようかしら?

まずはこの余白を早く埋めてしまおうっと。
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by tchierisu | 2013-02-13 21:05 | クロスステッチ

大変なご無沙汰でございます。
皆さまお変わりありませんか?
実に1年と8ヶ月ぶりの更新です。

去年のお誕生日に、iPadを買ってもらい、
それ以来、近況のつぶやきは、すっかりFacebook経由となっておりました。
先ほど、ふと思い、エキサイトブログのアップルアプリはないものかと、
遅ればせで調べて見たら、ありました!
でも、iPhone向けなので、
キーボードの様子などが違い、今ひとつ使えないかな~ という印象です。
何か一言言いたい時には、便利かしら?

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"A Quaker Christmas" ByGone Stitches
Fabric: Lakeside Linens "Vintage Basketweave" 40ct
Fibers: Belle Soie Hand Dyed by Crescent Colors
Cranberry, Collard Greens and Cinnamon Stick
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現在の刺しかけは、やはりQCです。
クレジットなどいれにくいですね。
あとでパソコンから編集し直ししないといけなさそうですね。
(その後、入れ直しました。)

まずは、試験投稿でした。
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by tchierisu | 2012-08-31 16:39 | ブログ

やっと、QC始めました!


今回の帰国の際に、ネットを通じて知り合って、はじめてお目にかかったステッチャーさんたち。
同じ趣味の方たちとの時間はあっという間で、本当に楽しかった…
はじめて会う人なのに、相手のことはお互いもうよく知っていて、なんだか不思議なものですね。
九州のみささんのお宅に伺ったのは、同じエキブロのゆこりんさんと3人で、いつか会おうね って話していたのが実現したことでした。
みささんからは、いつも私がよく知らない、アメリカの情報を教えていただいています。
それで、私も、フランスでは手に入りにくい、LAKESIDE LINENSの40カウントの布に、BELLE SOIEかなんかで、いつか刺してみたいと、研究だけは進めて、
大ブレイクを巻き起こしたBy Gone Stitches のA Quaker Christmasの材料をアメリカから取り寄せて、一応準備万端ではありました。
今回のミニオフ会には、同じ小倉の みさん も飛び入り参加でしたが、彼女はもうQCを手掛け始めているとの情報も得ました。
みささんも、ゆこりんさんも、いつでも始められる状態ということで、それではみんなが会えたことを記念して、私がフランスに戻る11月13日から始めましょう と、
4人の間でお約束が交わされました。

フランスに戻り、時差と疲労で伸びていた私、不覚にもお約束のことはすっかり忘れてしまっていました。
でも、みささんが、赤ちゃんがいるというのに、毎日寝る前に2本は刺すというマイルールだけで、
あっという間に大きなメダイヨンと小さいの、合計4つ終わった~ などと報告してきて、
私もやっと思い出した次第でした。

奮起して始めようと、チャートをコピーして、まずはどこから刺そうかな?布はどんな感じかな?と見てみました。
確かにLAKESIDEの布は、手に入りにくいので、貴重です。でも端から計算しても、残りはほんの帯状態、それを使って私が何か小物を刺すとは思われません。
ええい!計算も面倒だ~!堂々とその布全部を使って、真ん中から刺し始めることにしました。
コンパクトに出来上がるから小さいよね~、と思いこみ、HAED用とは別の一つ小さい幅のスクロールフレームを引っ張り出してきましたが、幅は見事にHAEDと同じ寸法。
フレームにつけるためには、今のHAEDをはずさないといけません。あわてて同じ大きさのフレームをもう一つ、アメリカに注文しましたが、到着は2カ月後くらいになりそうです。

それから、はじめての40カウントに、1over2。
HAEDのエタミンは1over1 とはいえ、25カウントで、クロスステッチ一目の出来上がりこそ1ミリと小さいけれど、織目で言えば、40カウントより大きく、見るのは楽。
Over2と言っても、目は数えるわけで、40カウントは、細かいです!
仕上がりがコンパクトになるには、この試練を乗り越えて何とか慣れなければ!
断念したMINUATUREをやっていた時のような目の痛みが…
しょうがなく丸枠で始めましたが、やっぱり布がぴんと張ってくれなくて相当つらいです。

糸も はじめてのシルク。お~これがシルクの感触ね~。
まるで毛糸のような感じ、切れやすいです。針穴内が一番やさしく仕上がっていると定評のある、みすや針の寸1でないと、すぐにけば立ったり切れたりしてしまいます。
そしてシルク糸ですから当然洗う訳にはいきません。
刺し終わってからも洗うことができないのですから、これは相当気をつけて、毎回刺し始めは手をきれいに洗ってから、
できることなら短期間で仕上げてしまうことが肝要でしょう。

そんな状況で、ちょっとモチベが下がって、すぐに始めるには至りませんでしたが、HAEDの方が、前記事で紹介の通り、区切りが良くて、
この度、スクロールフレームの布をQC用に張り替えました。
フレームに張ると、すこぶる調子がいいです。やっぱりHAEDよりも、優しいので、いちいちチャートを見る頻度が少なくて、快調で気持ちがいいです。
そうなると、細かさにも慣れて、楽しい楽しい。




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"A Quaker Christmas" ByGone Stitches
Fabric: Lakeside Linens "Vintage Basketweave" 40ct
Fibers: Belle Soie Hand Dyed by Crescent Colors
Cranberry, Collard Greens and Cinnamon Stick
1over2



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でもまあ、まだこれだけしか進んでないのですがね・・・ははは。
青いタオルはぴんと張るためのものですが、こんなことすると裏に型が付いてしまうかもなのです。
アイロンがけだけで、最後きれいに仕上がるといいのですが・・・

SALのMARYちゃんと同じく、間違いが多いこのチャート。チャートの表記と出来上がりの写真が違うところも多々あります。
まあそんなに神経質にならないで、楽しみたいと思います。
真ん中からなので、周りのラインが一列に揃うかどうか?MARYちゃんも揃ってなかったですものね。

お~~~!今みささんのブログに行ってみたら、クリスマス前で、なんともう3分の1も進んでる~~~。乳飲み子抱える忙しいママだというのに~。
ちょっと真剣に刺そうという、今だけ気分であります。
とりあえず、新しいフレームが到着するまで、QCがんばってみます!
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by tchierisu | 2010-12-30 10:25 | クロスステッチ

10月31日、JALのパリシャルルドゴール空港発、羽田行きの就航ファーストフライト、お得なお値段での今回の一時帰国。
今回は仕事が忙しいためクマも同行してくれないし、
円が強くて、ユーロへの換算がひどいもので、お金がないと不幸な国、日本には、長くいればいるほど、消費してしまうので、短めの滞在となりました。
他にも、夏のクマの誕生日は、私はシャモニでお仕事中だったので、私の誕生日の時は一緒にいましょう、とか、
CDGまではクマに連れて行ってもらいたいので、そうなると週末、戻りは13日、などの理由もあって、
こんなに短い、まるで日本人利用のJTBツアーのような短期集中つめこみ日程、最後は生きているのがやっとな状態の満喫ぶりでした。


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いつもANA利用の私、今回初めてJALに乗り、CDGもターミタル2のE。ANA便のターミナル1と比べて、きれいだわ~。



羽田空港の新国際空港リニューアルに伴った、JALのパリ羽田便 就航。
このため?JALは他のヨーロッパ3都市航路を廃止したと聞きました。そこにお住まいのJAL利用者にはさぞかし困ったお話でしょうね?
羽田はやっぱり成田よりもはるかに便利でした。にわかに日本が近くなった気分です。
大嫌いではありますが、利用客の多い、観光の町パリさまさまですね。


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ファーストフライト記念ということで、搭乗口ではウエルカム朝食のサービスの後、ちょっとしたセレモニー、
はっぴを着た書道家が短冊に名前を書いてくれるというイベントもありました。
外人さんはカタカナで名前を書いてもらって、大喜び、子供たちもかっこいい漢字の自分の名前を眺めていました。
そんな中、パリ国立オペラオーケストラの、日本人バイオリニスト、いつも母がブログを楽しみにしている大島さんとバッタリ。
母に見せるために、お写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。
彼女が持っていたLADUREEの袋を見て、すぐそこにお店があるというので、私もマカロンを買いに走りました。

みんなに配られた記念品の入った袋で、ご機嫌ではありましたが、羽田到着間際の30分、今まで私が経験したことないほど揺れました。
小さな子どもたちはみんなもどしていて、私も真っ青でした。
「340名(?)と6名のお子供さんを乗せた就航便は、只今羽田国際空港に無事到着いたしました」というアナウンスと共に、よれよれになって降りた私たち。
こんな状態をテレビカメラが待ち構えていたらどうしよう、と思いましたが、カメラは遠くで、乗客ではなくCARGOが降りてくるところを取材中。
後で、「この便のおかげで、ヨーロッパからのマグロが、築地市場に一日早く上ります」という話題だったと、友人より聞きました。マグロに負けた… 
荷物がターンテーブルに出てくるのに、えらく時間がかかっていましたが、それもマグロのせいだったのかしら?
おかげで、大島さんとまたたくさんお話しできましたけど・・・


先生にお線香をあげるという、悲しい用事も後から発生してしまいましたが、本来の帰国目的は、免許証の更新。
もうフランスで免許を取っているので、日本の免許証は、いらないのかもしれませんが、日本では身分証明書になる等で、なんか捨てられない…。
即日発行を希望しなければ、二俣川に行かないで、青葉警察でもOKということなので、今回は初めて警察で手続きしてみました。
そして初めて手にする、優良運転者 ゴールドカード。
でも正確には、まだ実家で預かってもらっているのですけどね。

免許証の書き換えの次の用事は、もう数年前から、ネットを通じてお付き合いさせていただいている、エキブロ仲間、みささんとねこぽけさんとの、
「今度帰国した際は、3人一緒に会いましょうね~」というお約束を果たすこと。
ねこぽけさんは実家と同じ県にお住まい。
彼女のステッチのチャートコレクションを何としてでも拝見するべく、青葉警察で書き換えの後、横浜で待ち合わせて、ランチ、お宅まで伺いました。
一方、みささんは九州にお住まい。約束を交わした以降に、みささんはおめでたとなり、もう赤ちゃんは世の中に出た後。私たちが何としても会いに行かなければなりません。
その次に絶対やらなければいけないのが、やっぱり温泉、やっぱり京都、ということで、それら全部を一気に済ませてしまえ!とばかりに、
前回、(もう3年近くも前!)クマの両親を連れて桜の京都のアテンドで大変お世話になった、宇治のnamiusaさんもお誘いして、3人でみささんのお宅を訪問しました。
もの書きのnamiusaさんは、とっくの昔にこの旅の様子をブログアップしていらっしゃいまして、そちらのスタイリッシュな記事を先にご覧になると、
拙ブログのひどさが目立ってしまいますが、まあしょうがない。
彼女の「秋のヴァカンス~九州編~」を、ぜひご覧くださいね。

ねこぽけさんと私は羽田から北九州へ飛び、namiusaさんは新幹線で京都から小倉、
そこでやはりみささんのお友達、私もネットでは仲良くさせていただいている みさん も合流。
以前事故を起こして廃車にしてしまって惜しまれる、大好きな車、ホンダJAZZ、日本での呼び名はfitを借りて、小倉駅にて、お二人をピックアップ。
4人でみささんのお宅にどっとおしかけて、晴れて念願のプチオフ会が叶いました!

その様子は、こちらのみささんのブログをご覧ください。

あっという間の数時間、お見合いみたいににやにや笑って、ちっとも話したいことが話せなかった感がありますが、
前日のねこぽけさんやみささんの作品やチャートコレクションを拝見できて、もう私は本当に幸せ・・・
趣味のお友達って、本当に大切ですね。ブログとミクシイ始めて、世界がこんなに広がって、本当によかったです。

お名残り惜しくもみささんのお宅をおいとまして、みさんとも途中でお別れ、高速を使って一路、福岡のキャナルシティのホテルに向かいました。
日本のETCは、ピーって鳴る時、止まっちゃいけないのね~。
そこでも、もう15年以来の友人であるCちゃんと数年ぶりの再会。
地元の彼女に、屋台やおいしいもの屋さん、とんこつラーメン屋さんを案内してもらって、博多中洲の夜を満喫できました。
10歳の時に出張の父に連れられて、とんこつラーメンの屋台が並ぶ中を手をひかれて歩いた記憶がありますが、
今回も、その時の記憶と同様の香りでありました。

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翌朝まで衣服に残るのは、この香り…


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バリカタ という言葉も、初めて知って、覚えました。



翌朝は、福岡を後にして、九州自動車道を熊本まで南下、阿蘇の火口を目指します。
九州は、今まで、福岡や、唐津までしか行ったことがなくて、熊本まで南下するのは初めて。
お友達も絶賛の、一度は行ってみたかった阿蘇山を見ることができて大満足。やっぱり自然はいいですね。
でも、ヨーロッパアルプスを見慣れた私には、阿蘇は思ったよりも荒々しくなくて穏やかな山容。
VOLVICのラベルのオーベルニュの山のようでしたね。火山だから一緒なのかしら?

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あの煙の上がる所が火口ね!あそこまで早く行きましょう!


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この下から煙が上がってきます。
煙が上がっている時は大丈夫。雨が降って、煙が見えない時は、ガスが発生して危険な時なんだそうです。




阿蘇山を後にして、その晩は黒川温泉のいこい旅館を予約していました。
数日前に「同じお値段で離れをご用意できますが…」とご親切にもご連絡をいただき、ラッキーな私たち。
一階には台所と広い温泉、居間にはテレビとこたつ、二階にはベッドルームと、かくれんぼができるほど大きな建物で、贅沢な気分。
お食事や他にたくさんのお風呂を楽しむのは、本館で、その都度車でお迎えに来ていただきました。
佇まいも素敵だったし、お食事もおいしかったし、宿の方たちも本当に皆さんいい方で、
もう一泊して、お風呂入ったり出たりしながら、チクチクしたいね~ と3人で話しました。
特にこたつに入って寝っころがりながら、今の日本の流行りの番組、人気者など、いちいちお二人の解説付きで見れたテレビが、最高でした。
日本に帰ってきてよかった…と実感できた宵でした。

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お夕食は、こんなのと、


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その次がこんなの。


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こうしたものもいただきました。


その他に、ご自由にどうぞの取り放題のおでんのお鍋がお食事処の真ん中ありました。でも、そんなに食べられないですよ~。


翌朝またゆっくりと早朝からお風呂に入って、おいしい朝食をいただきました。

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すでに自分のは食べ終わった後。写真を撮っていないことに気付き、お隣のまだいらっしゃってないお客様の席を撮影。


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大きく塊が残る大根おろし。そのしゃきしゃき感がたまりません。「す」の入っていないおいしい大根が手に入ってこそですよね。うらやましい限りです。
上下に行ったり来たりしないで、どちらだったか忘れましたが、一方通行でおろすのがポイント。なるほど~。


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いこい旅館さんには、たくさんのオリジナルグッズがありました。ご自由にどうぞのコーヒーも、こんなかわいいコーヒーカップでいただきます。
欲しかった、でもスーツケースには限りがあります。






お名残り惜しくも、大満足のすてきな旅館を後にして、その日はまずは、日本一の吊り橋を見に。



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こういうところ大好き!


橋の通路の真ん中が下が見えるようになってて、結構怖いです。トロントのタワーも、床がガラス張りのところ、乗れなかった私でしたっけ。


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左は紅葉、きゃあ、真下は怖い!


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右は滝、絶景でした。



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吊り橋の後は、もう最近は風情がないから泊まりに行ってはいけない、と、シャモニのK家族からも、さんざん忠告を受けていた、由布院が、いったいどんな所か行ってみました。
全体の町並みは、時間切れで見ることができませんでしたが、
ちょっと、上高地か軽井沢みたいな雰囲気の金鱗湖や、素敵なお店「鍵屋」や、カフェ「天井桟敷」がある、亀の井別荘付近を散策しました。
私は言われるままに車を運転していただけですが、流石はnamiusaさん、しっかり調べていてくれました。ありがとう。


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いい感じの金鱗湖。



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カフェ天井桟敷では、美しい緑を眺められる窓際席の代わりに、黒川温泉いこい旅館の方も教えてくださった、2階席を陣取った私たち。
お水やおしぼり、注文したものは、手動エレベーターで上ってきます。

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日本の高速道路は制限時速が時に80キロとかで、日ごろ130キロ以上で走っている私には、止まっている様。ついスピードが出てしまいます。
「tchierisuさん、一発免停だわね」。確かに…。
でもしっかり走らないと、着きません。

博多駅には予定時刻ピッタリ到着!レンタカーを返して、お土産と駅弁を買いこんで、3人で新幹線に乗り込みます。


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どうしてこんなすごい量なの?3人の荷物。すごいお土産の量。まだ旅も3日目なのに…


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きたきた…



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新幹線の楽しみは、何といっても 駅弁。
みんなそれぞれ迷った挙句 これにしました。


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私のはこんなの。お殿さまのお駕籠のかたち、上の棒の部分にはお箸とようじが入っています。



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ふたを開けるとこんなの。何でもおいしい、まずいものがない日本。素晴らしいです。もちろん缶ビールと一緒ですよ。



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検札も来て、やれやれ。おなかもいっぱいになって、ビールでほろ酔い。
到着後のお話は、ひと眠りした後に…
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by tchierisu | 2010-12-08 00:57 | 日本

先生、Merci… 

丑年の私。
こういう年齢になれば、年々悲しいニュースを受け取ることも多くなるというものではありますが、
6月のシャモニの話題に続いて、私がブログを更新する度に、訃報ばかりではやりきれません。
9月末に受け取ったものは、全く心の準備もできていなかった突然のもので、本当に深い悲しみに苦しみました。
私のフランス語の恩師、先生と呼ぶだけでは全く足りない、私を娘のようなもの…とまで言ってくれて、私も第2の母と呼び、
私の人間形成すべてに影響を与えた、先生が亡くなったのです。
最初、中学の時から一緒にフランス語を習いに通っていた親友からメールが飛び込み、「先生が無くなった」とありました。
忙しい仕事中に、取るものもとりあえず私に短いメールを送ってくれた彼女も、動揺していたのでしょう。
「亡くなった」が「無くなった」になっていたのですが、
私にはまさに、表現できないおっきなものが突然掻き消えて、「無くなった」という表現がぴったりでした。
最初のうちは実感が湧かず、あえて友人とのゴルフの約束もキャンセルしないで、気を紛らわしてはいましたが、
数日経つごとに耐え切れなくなって、最初の電話だけではわからなかった「どうして?」という疑問を解決すべく、
先生の家族、友人などに電話をしました。
事情を聞いて、やっと落ち着いては来たものの、納得したらしたで、数々の思い出が走馬灯のごとく、
先生の声まで、いつものフレーズまで聞こえて、ますます何も手につかなくなりました。
日々の刺繍も全く捗らず、泣いてばかり。
こんなことではいかん、お茶でも入れなおして…、と、入れるお茶の入れ方までが、先生譲りだということに気づくありさまで、また涙が…
見渡せば、毎日の生活で、私は先生からもらい受けた和食器に囲まれていました。

最後に会ったのは3年前、と今の今まで思っていました。
確認しようと古い帰国の写真を取り出してきてやっと見つけた日付は、なんと2005年の7月でした!
5年もご無沙汰してしまっていたのか~。
フランスに来てからの14年の間には数えられるほどしか会ってないけど、その前の15年~20年は毎日のように生活を共にしていました。
若かりし頃、生活がつらい時は食べさせてもらい、問題があると一緒に解決してもらっていました。
「お世話になった」という言い方では全く十分ではないのです。

実はすでに、10月31日に日本へ一時帰国する便を取っていて、
今回はクマも来れなくて一人だし、そうだ、先生にも連絡して、会いに行こうかな~ と思っていた矢先でした。
お通夜・告別式の日取りを伺った時、間に合うようにすぐにフライトを変更することもできました。
それはそれは、もうものすごく迷いました。
私の状態を見たクマも、行きたいなら出発を早めて、早く行けと言ってくれました。
それを迷っている間が、一番苦しかったかな?
でも、危篤 とかいうならすぐに飛んで行ったでしょうけど、もう話せない先生の亡骸なんか見ても、悲しいばかりだし、
たくさんの方がいらっしゃるお葬式に出席して、昔の方たちにお目にかかることは、
今、フランスで静かに暮らしている私と先生との、魂同士の会話には必要ないこと、と勝手に判断させていただいて、フライトは変更しませんでした。
でも、「今夜がおうちにいる最後の晩だわ、お父さん(ご主人のことを私はこう呼びます)とゆっくり過ごしているかな?」
「斎場でのお通夜、今始まったわ」
「告別式が始まる… 式も終わって、みんなと最後のお別れで、いよいよ焼かれるところかしら?」
と時計をしょっちゅう見ては、ずっとずっと一人で泣いていました。

最近刺していたHAEDが全く刺せない状態となり、それならいっそのこと、先生のことを思って先生に捧げられるものを刺そう!と思い立ち、
訃報を聞いた3日後から刺し始めたのが、イザベルさんの本からのモチーフ、「MERCI」。
お通夜や告別式の間も先生のことを思って、これを刺し続けていられました。
お線香あげに行った時にお骨の横に置いてこよう、男所帯となってしまう先生のお宅にはふさわしくないし、後は片付けてもらってもいい、
私の独りよがりの自己満足だけど、今の悲しみを刺し込んで、刺し上がったら額装して悲しみを封印すれば、気が済むというもの。
悲しい色ではますます悲しくなってしまうので、あえて赤が入った、POMME DE PINの段染め糸を選びました。
できることなら帰国に間に合わせたいとは思いましたが、間に合わなかったら間に合わなかったで、その時はその時、
いつか持って行けばいいわ とも思い、のんびりした気持でもいましたが、
悲しみのあまり、他にできることがない状態、これを刺すばかりの日々となり、私にしては殊のほか早く、2週間くらいで刺し上がりました。


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額装は時間がかかるので、早めに と思っていた日にちに間に合いました。
いつもお世話になっているバレリーに事情を話すと、額装係を急がせてくれて、なんと、4日くらいで仕上げてくれちゃいました。感謝。



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MERCI
『Un petit fil rouge m'a dit...』/ Isabelle Haccourt-Vautier より
左部の名前と私のイニシャルその他はアレンジ (オリジナルはABCDaireサンプラーでした)
140 × 82 points
刺し上がり寸法:約23.5cm × 13.5cm
Toile:Zweigart むら染め風プリント入り(名前を失念)Vintage Peachかな?
     12fils (32ct)
fils:pomme de pin “Séduction”
    2 fils × 2 brins


左下の私のイニシャルだけは、縦の高さの目数が小さくて気に入ったものがなかったので、大きいものを1over1で刺しました。


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額のバゲットに、最初バレリーは糸と同じボルドーを勧めてくれましたが、やはり弔意を表すのが赤ではいけない…と思い、シンプルな白にしました。
額装はいつものように、ちょっと膨らませて、ガラスは反射しにくいものを入れてもらいました。


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春になって蝶々がお庭に飛んでいたら、先生が見てくれているって思えます。

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お骨の横に置いてもらえるようにと、キャンバスを立て掛けるような台の小さいのがお店にあったので、それも一緒に購入して、このように飾ってもらいました。




11月1日の朝、JALのパリ羽田便の就航ファーストフライトで到着。
お友達のtakechanが空港まで迎えに来てくれて、その日のお昼前には先生のお宅まで連れて行ってもらいました。
やっと・・・!お骨の前でお線香をあげることができました。
そして無事にお骨の横に、機内持ち込みで大切に持ってきた額装を置いて、一人自己満足。
お父さんにも、「tchierisuがこんなのつくるなんて、お前も変わったね~」と笑われて、
「赤いし、ふさわしくないでしょ?見苦しかったら片付けてね」と言うと、
「いやいや、きれいで素敵、よくできてるよ。
ちょっとはお母さんの周り、女性らしく明るくしたいから、これはここにずっと置いて、お参りに来てくれた人に見てもらうよ」
と言ってもらえました。嬉しい…

日本への一時帰国は12日まで。
最後の11日の晩にも、また先生のお宅に行き、お父さん、息子たち、一緒に習っていた同級生、後輩たちと一緒に、先生を囲みました。
みんな忙しいところを、私のスケジュールに合わせてくれたのです。ありがとうございます!
それまでの間に四十九日の法要はあったけれど、お父さんは先生とまだ離れたくなくて、
「tchierisuたちが来るのに、メインの先生がいないと困るでしょ?納骨は来春!」と、勝手にまだお骨を供えていました。
フランス語の先生なのに、ついに一度もフランスの地を踏まなかった先生。
お父さんと息子たちに、お骨の一部をフランスに持って帰って、連れて行ってやって欲しいと頼まれました。
そんな大事なことを…と思いましたが、家族同様に扱っていただけて、本当に嬉しかったです。
大きな骨壷を開けて、先生のお骨を見て、もう号泣。
でもやっと号泣できて、溜まっていたもの全てを、みんなの前で出すことができました。
小さなお骨を3つ、小さな缶に入れて、先生がいつも使っていたハンカチで包んで、バッグに入れました。
その晩は先生のお骨の前で、一人布団を敷いて寝ました。
以前、毎晩翻訳をしながらうたた寝してしまっていた先生のように・・・

は~気が済みました。
今はとっても晴れやかな気持です。
持ち帰った先生のお骨は、うちのサロンの暖炉の前、私のすぐそばに置いて、毎朝、お線香を焚いて、私が飲みたい朝のお茶を一緒に淹れてあげています。
そして、私がどれだけ今幸せに暮らしているかを、見てもらっています。

医者に診せるのが大嫌いだった先生。
今、私はものすごく幸せだから、この時間を一日でも長く過ごしていたいから、
私の弟のような先生の息子が私と同じことを思って言っていた通り、
先生を半面教師として、しっかり検査などは受けて、元気に永く暮らしていきたいと思っています。
こんなに若く早く逝ってしまった先生、お父さんも子供たちも本当に悲しんでいます。
でも、本人は、医者に触られるのが嫌で、私たちの言葉をあんまり聞かなかったんですから、
これこそが太くて短めの、彼女の生き様、スタイルなんだろうな…と、自分より若い人の訃報を受けてがっくり落ち込んでいる、私の実の母が言った通りだと思います。
いつも頑固で、人の忠告はあまり聞かない、その癖、人にはすぐ病院行けとか、指図が多くてうるさい先生でした。(笑)
人の面倒は本当によく見て、どれだけお世話になった人がいることか…
そうやって徳を積んだ人は、痛みとか苦しみは感じないようにできているのね…と、
モルヒネなんか全く打つことはなかったんですって、と告げると、母がまたつぶやきました。


先生のお参りという、悲しいプログラムが入ってしまった今回の一時帰国。
でも、たくさんのお楽しみも、もっと前から計画していて、そちらの方もしっかりこなしてまいりました。
その様子は次の記事…
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by tchierisu | 2010-11-22 03:34 | クロスステッチ


先日のMARYちゃん完成を、日本のヘッドガール、narukoさんにご報告メールしたところ、
私のブログ記事をアレンジして、イギリス本家のジャクリーヌさん宛てに写真を送ってくださいました。
そして、それを受けて、ジャクリーヌさんが、本家のブログに記事アップしてくださいました。
とてもシックにまとめられた、メイプルハウスさんと一緒で、とても光栄です。
こちらをクリックすると英語の記事です。

その発表後、内容はちょっとはしょってあるようですが、narukoさんが翻訳してくださったのが、こちらの日本のブログです。

narukoさんへとはまた別に、フランスのヘッドガール、ポールさんにも、完成のご報告メールをお送りしました。
そうしたら、フランスのSALブログでも、取り上げて記事アップしてくださいました。
こちらがフランス語版です。


いつものように、私の書いた文章を使ってくださっていますが、それをさりげなく直してくださっているところが嬉しいです。


世界中のたくさんの方々に、私の落ち込み写真をお見せしたわけですが、
多くの方からそんなに落ち込むほどでないとお褒めの言葉を賜り、
本当に自信を持って、私だけのMaryちゃんを誇らしく思えるようになってきました。
またより一層、思いで深い作品となりました。
こんな晴れがましい気持ちになれたのも、ネットあってのお陰です。
ありがたいことです。


気が付いたら、一昨日土曜日の本家イギリスの記事に、
ジャクリーヌさん、また私のシマリスちゃんの写真を使ってくださっています。爆

この記事のnarukoさんによる日本語翻訳はこちらです
びっくりです~~~。

話題に事欠かない、本当に楽しいSALです。
また額装したら性懲りもなく報告したいと思います。

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by tchierisu | 2009-12-15 02:28 | クロスステッチ


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NEEDLEPRINT SAL
MARY WIGHAM 299X289 60cmX60cm
FABRIC : 32COUNT PERMIN LAMBSWOOL
THREADS : DMC・Weeks Dye Works・pomme de pin
2 over 2 (M Wigham・Tchie.S.B 2009部分1over1)


6月下旬から始めた、NEEDLEPRINT SAL MARY WIGHAM が、落ち込みの中、やっとの思いで、
22日の日曜日の午後、完成いたしました。
その後、手洗いし、乾かして、アイロンをかけたものの、
先週は雨ふりが続き、なかなか撮影しても良い写真が撮れず、
やっとビジュアルに耐えられるものができたので、アップしたいと思います。
お日さまがほんのちょっとしか射さない、秋のフランスの午後の光で、やっぱり暗いですけど、
まあまあ肉眼と同じ感じの色味が出ているかな~ と、自己満足…。

週に一度という早いペースで発表された9つのチャート。
それに沿うように撮ってもみました。↓

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中央部分のMaryちゃんの名前は1over1のバージョンを選びました。
自分の名前と今年の年号も、お揃いで1over1にしました。



とにかく最後の2か月近くは、もう落ち込みの真っただ中で、半放置状態となりました。
黒の色がどうしても許せなかった私、黒の近くに濃い色を持ってくれば耐えられるのでは?と最初に色を変えたのが全ての元凶でありました。
周りをぐるっと完成させたまでは、「お花みたい」と褒められて気をよくしてよかったのですが、
その後、中が詰まって行くうちに、その色のまとまりのなさに苦しい日々…
刺している時は、スクロールフレームを使っているので、そのちょっとまわりのあたりしか見えず、コントラストはまずまずなのですが、
場所を変えるべく広げた時の落ち込みようと言ったら…
なんて私はセンスがないんだろう…と、続々と出来上がる他のステッチャーさんの素敵な色のアンサンブルを見るにつけても
落ち込みは激しくなるばかり…
でもほどいてやり直すなんてほどの力もなく、ますます泥沼に。
それでも、なるべくまとまるようにと、なるべくトーンを落とした色、一度使った糸を持ってくるなどしてみました。
モチーフが全部刺しあがってから、後はイニシャルを残すのみとなっても、気が進まず、
もう一息のところで、1カ月があっという間に経っていきました。

刺繍を刺さない私を心配して、理由を知ったクマは
「そんなことないよ、パステル加減がいい感じでできてるよ」と言ってくれますが、私には慰めにしか聞こえません。
そのことを、すでに仕上がったステッチャーのお友達に言うと、
「結局最後に額装して飾った時に、毎日目にするのはご主人だけで、その彼がそう言ってくれるなら…」と励ましてくれました。
なんとかその言葉で気を取り直し、最後のイニシャル部分に入りました。
まずはこのSALを企画してくれた、ジャクリーヌさん、日本のヘッドガールのnarukoさん、フランスヘッドガールのポールさん、
ステッチの大切な友人たち。
私を刺繍にいざなってくれたお友達、手芸全般の世界を広げてくれた私が先生と崇めるお友達。
私の両親、クマの両親、兄弟、その連れ合い、子供達、
ラッキーちゃんやオオキミ、ベラちゃんという動物たちにいたる一族郎党、
今こうしてステッチをしている幸福な私を取り巻く、ありがたい魂みんなをステッチしました。。
そんな人たちの一人一人を想いながら、彼ら一人一人をイメージし、ゆかりのある糸色を選んで刺しました。



まとまりのない全体となりましたが、個人的には、各ディーティールはとても気に入っております。

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私のハンドルネームtchierisuに因み、ご縁を感じる、ガッツポーズのリスちゃん。
糸選びに苦しんだ挙句、pomme de pin というフランスの段染めコットン糸のシリーズも登場させてしまいました。
身体としっぽの部分を続けないで、色の出具合をこだわりました。自己満足。
亀刺しの私、リスちゃんの上にいる物体は鳩か?とも言われましたが、私は迷わず 亀 と判断。緑色です。


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Pomme de pin の糸が本当に好きです。
中でもこの鳥さんを刺した紫基調の染めの色味が一番のお気に入りです。


こんな落ち込み気味の大満足とは言えない出来上がりの作品ではありますが、
仕上がってこうして写真を眺めて見れば、私にとってはやっぱりとっても思い出深いものとなりました。
たくさんの「はじめて」も詰まっています。

はじめてのクエーカー。
はじめてのSAL参加。
はじめて自分で配色を考える ←もう2度としまいという良い教訓となる。
(だいたい、何故私がクロスステッチをして楽しいかと言うと、
『自己のアーティスト性の貧困さに言及することなく、チャート通りに刺していさえすれば、
額に入れられるひとつの立派な作品が出来上がるという喜び』
という基本ポリーシーをすっかり忘れていた、それを思い出させた貴重な体験。)
はじめてのフランス人ステッチャーさんたちとのコンタクト。
はじめてのオペラ座への刺繍持ち込み撮影。(母の協力という思い出)
はじめてのイギリス人とのフランス語によるコミュニケート。

…などなど、この数か月の間に、数々の貴重な体験を持つことができました。


久しぶりの翻訳でえらく時間がかかってしまいましたが、日本のヘッドガールnarukoさんの翻訳のお手伝いもできました。
その後もnarukoさんは毎日フルタイムのお仕事でお忙しいというのに、
あのエネルギッシュなジャクリーヌさんのブログを毎日翻訳、
NEEDLEPRINT JAPAN を立ち上げられました。
でもその日本語翻訳のお陰で、私はこのSALを心から楽しむことができたのです。

1ページづつ刺さず、まわりから刺し進めて、「ポンチョ計画」なんて名付けた私を 楽しんでくれたフランスヘッドガールポールさんとの出会いも、
思い出深いものとなりました。
母とパリオペラガルニエでMaryちゃんの撮影をしたのは本当にいい思い出になりますが、それも彼女の提案があったからこそです。
そんな楽しいアイデアが湧き出る彼女とは、その後も時々メールでやり取りをさせていただき、モチベーションアップとなりました。
お世話になったのは私の方だというのに、なんと光栄なことに、彼女はご自身のMaryちゃんの中に私のイニシャルを刺してくださいました。
私も刺さないでいられましょうか…
彼女は今は白内障と緑内障の手術を終えたばかりだと伺いました。
にもかかわらず、こうしてブログと翻訳を続けて、私たちに提供してくれるなんて、本当に脱帽。
たとえ目が悪くなっても刺繍は続けられる という例を見せてくれた、私にとってはとっても勇気づけられる貴重な存在です。
これからも時々交流を持ち、いつか南に降りた時にはぜひ一度お目にかかりに伺いたいと思う方です。

ジャクリーヌさんも、私のために、わざわざフランス語でメールをくださいました。
こんな太っ腹な偉大な企画を立てて、素敵なチャートを提供してくださった、エネルギュなお忙しい彼女が、
私にまでメールをくださるなんて、本当に恐縮至極でありました。
なんといっても、あのビートルスの謳う、ルーシーの家族のご近所さんだったなんて、そしてそのルーシーの訃報にこのSAL参加中に触れるとは…

こんな素敵なご縁を持つことができたお三方に心よりの感謝をこめて、イニシャルを作品に刺させていただきました。

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その他にも、日本・フランスのSAL参加ステッチャーさんたちの、ブログアップやコメントや写真に、どれだけ助けられたことでしょう…
最初にフランスのネットショップに糸を頼んだ時点で、「あ、あなたこれはMary Wighamを刺すための準備ね?」とお返事をもらい、
とても嬉しくなると同時に、このイベントの影響力の大きさに驚かされたものです。
色選びに苦しんだ時期には、毎日各国の写真を見せていただいて、配色を考えました。(でもこの出来ですが…)
古いものをいつまでも大切にしよう、それをいい状態で保存していこうとするヨーロッパに人々の基本の思いからこのSALは生まれましたが、
本来の目的である寄付も予想以上に集まって、少なくともこのMary Wighamは、いい状態で今後200年は保存されるという由。
私も微力ながら協力できて本当にうれしいです。

ネットあってのことではありますが、この素晴らしい出来事は、
私にとっては2009年一番のビッグイベントとなりました。



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以前からのステッチの大切なお友達、今回は一緒にSALに参加して刺すことができました。
私が手掛けた今までで一番大きなこの作品に、彼女たちの名前を刺せて、一番うれしいのは、私自身です。




出来上がった時には、刺し手のことを後世の人がインスピレーションできる何かを残すように… というジャクリーヌさんの提案ですが、
この2009年を生きた私にとって、思い出深い、たくさんのはじめてが詰まったこの作品を、どのように残しましょうか?
それは、これからの額装の悩みへと引き続きます。

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by tchierisu | 2009-12-01 00:12 | クロスステッチ


5月からお友達の女の子お誕生お祝いに刺していた、ピンクのクマちゃん。
デザイナーIsabelle.H.Vautierさんにアドバイスをいただいての完成で、
ECLAT DE VERRE で額装してもらったのが出来上がり、取りに行って、写真を撮って、
先週やっと、ご本人にお渡しすることができました。



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Coeur bébé fille 
『si la mer m'était comptée』 / Isabelle Haccourt-Vautier より
 
上下の名前と日にちなどが入る前のオリジナル部分
126 x 84 points
Toile:Zweigart むら染め風プリント入り(名前を失念)12fils
2fils x 2brins



刺繍の額装は、ガラスを入れない方が風合いが出ますが、埃のことを考えると、いつも迷うところです。
これは長く飾っていただきたい思いもあるので、新鮮さを保つため、ガラスを入れてもらいました。
反射が少ない特別なガラスです。
以前はガラスが作品の刺し目をつぶしてしまうようにくっついていましたが、
前回の結婚記念日カレンダーよりの新しいテクニック、中に綿を入れて膨らましても、
額が浮き上がるように、周りに高くなるような縁をかませて、(うまく説明できない~)
ガラスをはめてもらうことができるようになりました。



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浮き上がらせる木を、自由に選んだ紙で包み、その色味が見えるように と提案してくれて、こんな素敵な仕上がりになりました。
いつものヴァレリーと素材を選び、いつものアトリエの若い女性が額装してくれます。今度お名前伺わなくちゃね。
とっても上手、流石はカルトナージュで有名なECLAT DE VERRE、大満足です。



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室内で撮ったこちらの方が、影ができて、膨らんでいる様子が分かりやすいかしら?
これからこの写真を、Isabelleさんに、ご報告ということで、メールで送ろうと思います。どきどき・・・



赤ちゃんのパパとママにお渡ししたら、
「予想以上の素晴らしいものをいただいて、赤ちゃんのおじいちゃんおばあちゃんも褒め称えていた」と、
とても喜んでくださったご様子で、よかったよかった。
私も赤ちゃんに会えてとっても嬉しかったです。

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ハーフのお嬢さん、蒙古班はなかったみたいです。笑
お名前を漢字でどのように書くかを伺って、その場で、お祝いひとことと私の名前を額の裏に書きました。

おしゃべりに夢中で、すやすや寝ている間に写真を撮り忘れ、お腹がすいた時に慌てて撮りました。
でもこんな風に泣いていても、エネルギーをいっぱいもらえて、なんだか私まで元気なりました。
私が入れたたっくさんの(45個、最初数えたら44個で数が悪かったので、もう一つ加えました 笑)ハートみたいに、
みんなから、たっくさんの愛情をいっぱい受け取って、健やかに育ってくださいね。

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by tchierisu | 2009-09-27 18:55 | クロスステッチ


本能の赴くままに、私のMaryちゃんは成長を続けております。
一度替えてしまった色のお陰で、その後も色の選択にものすごく苦労しております。

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NEEDLEPRINT SAL
MARY WIGHAM 299X289 60cmX60cm
FABRIC : 32COUNT PERMIN LAMBSWOOL
THREADS : DMC・Weeks Dye Works
2 over 2


アイロンかけてませんで、失礼します。

HAEDのオーガナイザーの中の糸は、HAED用の記録を取るために触らないようにしていましたが、
いったい自分がいつまで刺繍ができるのかを考えると、取っておいて何になる と思いなおし、
持っている糸は使うことにしました。

世界中のMaryちゃんを世界中のブログのアルバム見て、素敵な色の組み合わせを研究したり…
DMC25番糸では飽き足らず、手染めのWeeks Dye Worksなんかも登場させてしまいました。

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どうも私は紫が好きなようです。
色を選ぶ時は、なるべく日本の着物の色味をイメージするようにしていますが…


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このように、印象派の画家が好んだフランスの強い日差しには、はっきりした色が似合ってしまって、
微妙なニュアンスなんかはどうでもいい!って言う気分になっちゃいます。
昔から思っていますが、着物に使われる日本独特のあいまいな色味は、
日本のあのちょっと曇りがちな空から刺す薄日の下、あるいは障子を通した淡い光とだからこそ、
美しい微妙さが引き立つのですよね。


まわりのハーフメダリオンの後、その内側を刺してきましたが、とうとうそれも終わり、
今はいよいよ中を埋め始めています。
あ~あ ポンチョにする計画もこれで終しまい、諦めないとね。

…だから、しないってば~…


そうそう、フランスのヘッドガールPAULEさんも、私のポンチョ計画の先日の写真を記事アップしてくださいました。笑
私が送ったメールの文をそのまま載せてくださって、恐縮であります。
フランス語の間違った部分を添削してくださっているところが、ありがたい…

Maryちゃんを刺してて楽しいところは、メダリオンなどの幾何学模様は、まるで編み物のように、
たとえば、123321とか、 22522とか、みたいに数えておいて、頭に入れて、ぶつぶつ言いながら刺していけば、
チャートをにらめっこせずに、横に進んで、また戻ってこられるところ。
これがクエーカーマジックなのかも・・・!
私は左から右にハーフステッチして、右から左に反対のハーフステッチで帰ってくるのが好きです。
でもこれからはクエーカーが少ないから、チャートを結構見つめないといけないかな?
でも鳥さんが出てきたりと他の楽しみもあるわね。

今後の内側の大きなモチーフたちの色は、先日がんばって大まかに決めてしまいました。
やっぱり楽しくないと刺し進められないですから、引き続き好きな色をたくさん使っちゃうことにしました。
節操もまとまりも無く、やたらカラフルになってもいい!
ということで、お目汚しとなりますことを今からお詫びしておきます。
でも私自身は、どんなふうになるか、早く刺したくてしょうがない今日この頃なのでした。
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by tchierisu | 2009-08-30 23:19 | クロスステッチ