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先週京子食品さん配達の日は、実家から荷物も同時に届きました。
揚げせんべいと一緒に、「功名が辻」や「男はつらいよ」等の録画DVDも入っていて、
毎回日本からの荷物はうれしいです。

京子食品さんの配達の日、
自宅に急いで戻って冷凍庫や冷蔵庫にお買い物を収めた後、
久しぶりにお目にかかる、日本人のお友達のうちへ伺いました。
京子さんでのお買い物の配達です。
もう一人のお友達も見えていて、久しぶりに日本語でぺちゃぺちゃおしゃべりしました。
子供達もバカンスなので、一緒にお昼をご馳走になります。
鴨肉のお鍋です。
CANARD(普通のかも肉。オスかな?)が少ししかなかったので
CANETTE(かものメスの肉)も買ってみた というので、
食べ比べてみましたが、そんなに違わないかも...。
CANETTEの方が、ちょっとだけ繊細かもしれません。
どっちもすごくおいしいです。
友人はたくさん店を廻って、新鮮なクレソンを手に入れておいてくれました。
小松菜や春菊の代わりで鍋には欠かせません。おいしいです。
お豆腐もたくさん。
そうそう忘れてならないのが、私が今回はじめて食した、「柚子胡椒」!
今度どっかで絶対手に入れなければ...。
インスタントで簡単という卯の花も私は気に入りました。
これも今度どこかで買おうっと。
お漬物も一人でぽりぽり食べてました。
子供達もいるので、と5合炊いたご飯が、最後のおじやには足りないくらい。
全部見事になくなりました。おそるべし。(笑)

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↑おいしすぎて、食べてる最中は写真が撮れませんでした。終わった残骸。
 カセットコンロと土鍋の風景は、日本じゃ当たり前ですが、
 ここらではちょっとお目にかかれないものですよ。

デザートはミニくさ大福。
私はお友達が焼いたチョコレートケーキ。
2種類あって、「いつもはもっとおいしいのに、今回は生クリームが液体タイプを使ったので、
両方失敗だ」と作った本人は言っていましたが、
バターを使っていないので、ひとつはカステラのチョコ風味みたいだし、
両方ともちょっと違った趣でおいしかったです。
いただいて帰りました。ごちそうさま~。
帰りに寄ったナタリんちで、彼女もおいしいと言ってたくさん食べていました。

京子食品さんのスタッフが、私のために特別に
店に出さずに配達の日まで冷蔵庫に取っておいてくださったのが、にら。
牛肉と豚肉の合びきというのもリストにあったので頼んで、餃子の皮も頼んで、
早速作りました。
うちの祖母は中国で暮らしていたことがあり、現地の中国人に習ったレシピです。
にんにくは入りません。

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自分ひとりでほくそ笑みながら食べるもので、お客様に出すわけではないので、
見たくれはトップトップではありません。
小麦粉がふってあるのは、ちょっと穴が開いてしまったため。
祖母のレシピは25枚入りの皮2袋の50個分で、
お肉は200gずつの豚と牛400gというものですが
今回の皮は20枚入り2袋の40枚、でもお肉は430gあったので、
最初に等分に分けた時にすでに「こりゃ多いな」と察知し、
どれも目いっぱい包んだので、パンパンで余計に不細工です。
でも中身がたくさんで、食べる時はおいしいのです。
私が小さい頃は祖母の家、あるいは祖母がうちに来た時に、
母も交えて一緒に作ったものでした。
3人で作ればそんなに大変じゃあなかったけど、
1人で作るのって、いつも終わるとへとへと。
こちらに来てからはなかなか材料が整わないので、食べたくても半分あきらめていたので
今回はすごく久しぶり、数年ぶりに作ったので、余計疲れたかも。
でも毎回そうですが、包みながら数年前に亡くなった祖母のことをいろいろ思い出します。
そういえば、おばあちゃんが亡くなってから初めて餃子作ったんだな~。

できあがって、半分は冷凍庫に保存。
その晩もう半分は、丁度クマの13歳になる娘もバカンスなのでうちに来ていて
焼いて出しました。
中国人に言わせると、焼くのは下品な農民の食べ物で、
本当は水餃子にするものなのだとか?
でも私は焼いたのが好きです。
巷の餃子とは違って、3面全部をカリカリに焼いてから、
水を入れて蓋をして蒸して、その水分がなくなってから、
焦げすぎないようにまたカリカリになるまで焼きます。
またついおいしすぎて写真を撮りませんでしたが、
クマはものすごく好きで、ぽんぽん食べていました。
クマの娘は1つだけ試していました。
ちょっとにらの味やしょうがの香りに抵抗があるのかも。
彼女はもっぱら別に作ったチキンナゲットにケチャップかけて、
ここに来ないと食べられないという日本のお米にふりかけかけたの食べてました。
こんな時のお米は、「日の出」と書いて「SHINODE」とローマ字がふってある、
オルレアンで手に入るイタリア米です。
日本からのお米は、高価なので私専用です。
無洗米は5キロで62€もします。でもおいしいんだもん。
米好きの私のささやかな贅沢です。

ロンドン経由オージーのしゃぶしゃぶ用肉も、食してみました。
おいしかったです。でもちょっと高いかな。日本と同じ値段。
こっちじゃ肉は高いものではないので、そう感じてしまいます。
いつも食べている普通の脂のあるアントルコートを買ってきて、半冷凍して
今度ハムなんか切るスライサーを買って来て薄く切るとしよう。
大好きなえのきも買ってみました。おいしいけど、物足りない、もっと食べたい。
もっと食べるには高すぎる。普通の1パックで2€以上するからな~。
絶対欠かせないすき焼きやなんかをする時に頼みましょう。
後まだ冷凍庫に焼肉用薄切りもあります。うふふ。
それからさっきは鯵のひらきを一人で網で焼いて無線米を炊いて食べました。
おいしすぎて涙が出ました。
オランダで作っている鯵のひらきだそうです。
頭の方の肉や皮まで食べてしまいました。
でも換気扇を回しても煙が部屋に漂ったので、
誰もいない時じゃないと、フランス人にはひんしゅくで焼けないな~。

明日はお豆腐を湯豆腐にして一人で食べようかな?
厚揚げを焼いて食べたらなんか身体の調子いいみたいだったので。
こちらでは更年期には「大豆」とすぐ返ってきます。
一人でしか食べられないところがちょっと寂しいけど、
食べられるだけ幸せだわね~。
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by tchierisu | 2006-10-28 23:54 | お料理

先日母と一緒にパリに行った際、帰りに寄ったのは、
オペラ地区の京子食品さんでした。
以前私もこの地区で暮らしながらお仕事していたことがあり、
京子さんにはいつもお世話になっていました。
スタッフの皆さんとも顔なじみで、先日も「お久しぶり~」とご挨拶したことはもう書きました。

その時の会話で、
「今どちらに住んでいらっしゃるんでしたっけ?」
「オルレアンの近くです」
「オルレアンといえば...」
と次に伺った話が、なんとビッグニュース!

オルレアンには日本企業がいくつかあるお陰で、
日本食レストランもあり、
その会社やレストランに、京子食品さんは先月から月に一度
オルレアンまで配達に来ているというのです!

「私のような小口客でも、それに便乗できるのですか?」
「じゃあ担当に話しときますね~」
ということで連絡先を残しておいたら、
翌週、「納豆ひとつでもOK」というお電話をいただきました。

なんという快挙でしょう!
今までオルレアンで暮らして10年。
こんな日をどんなに待ったことか...。
長く生きているといいこともある...ウッウッウッ(感涙)

他のものは実家や友人から送ってもらえても、
日本のお米はフランスに郵送が禁止されているので、
やっぱりおいしいお米だけはパリに行かないと買えません。
帰国の際や、友人に頼むといっても、やっぱり送料が馬鹿になりません。
やっぱり日本食材は貴重品で贅沢品なのです。

京子食品の担当のF氏はとてもプロフェッショナルで、
久しぶりのスピーディーかつ親切丁寧な日本式サービスがとても気持ちいいです。
メールアドレスを教えてくださったので、そこにメールすると
折り返し注文書が添付されたお返事が来ました。
そこに数字を書き込むと合計が計算されるエクセルの表です。
プリントアウトしたら、20ページにもなる充実の品揃えです。
もちろん日本と比べたら割高ではありますが、
日本からの送料を考えたら、個人ならもっと高くつきます。当然です。
それに、こんなに気持ちよく応対してくださるなら、
ちょっとぐらい高くても、ついいろいろ注文してしまいます。

数回に渡る、ご丁寧な細かい商品についてのやり取りの後、
当日、私の家から一番近いある日本企業さんの門の横で待ち合わせ。
スタッフの方3名で75ナンバー(パリのナンバー)のバントラックが現れました。

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↑スタッフのお3方。このバンで配達に来てくださいました。
 こんな自然いっぱいの田舎に、こんなにきちんとした日本人のお仕事コスチュームで...
 と、ご本人達も笑っていらっしゃいました。う~ん 確かに、とっても日本!


おせんべいや大福などの和菓子。
ラーメン。うどん。餃子の皮。
京子さんこだわり豆腐や厚揚げ。大根やえのき。
にらは見てから、OKなら購入という選択肢まで設けてくださいました。
今回初お目見えというので、お試しで購入の、
ロンドン経由の薄切りしゃぶしゃぶ用オージービーフや鯵のひらき等の冷凍商品も
冷凍庫から出てきます。
全ての商品をしっかり確認した後、恐縮にも私の車のトランクまで運んでくださって
青山の紀ノ国屋の駐車場を彷彿とさせます。(笑)
15ユーロまでなら現金、それ以上になると、小切手でお支払いです。
「全てお店と同じ価格、配達料を取らない分を、サービスと思っていただければ」
...というのも、うれしい限りです。

オルレアンだけでなく、ジアンなど、
ちょっと離れたところにお住まいの方にもさっそく声をかけ、
このすばらしい企画が取り止めになることなく、
細く長く続くことを祈って止まないのであります。
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by tchierisu | 2006-10-27 23:50 | フランス生活

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DMCキット 「Cerises」 23x29㎝ アイーダ生地

クロスステッチの私の作品見てください!の第2弾です。
とんでもない笑える大間違いをした第1弾の4つのチューリップの次に手がけたのが、これ。

私に刺繍を教えた友人がまだフランスにいるうちに、
一緒に買いに行ったものだったと記憶しています。
そうだっけ?

うちが建っている土地は、以前はさくらんぼ畑で、
今もさくらんぼのできる桜の木が残っています。
毎年さくらんぼがたわわに生りますが、私は何故かこのさくらんぼのアレルギー。
10個も食べると目から涙、器官がゼエゼエ...とほほ 涙
収穫するため桜の木の下に行くだけでも苦しんでしまいます。
でも、火を通したお菓子なら大丈夫ということが分かり、
今うちの冷凍庫にはたくさんあります。
そうだ、近々さくらんぼのフランを作ろう!
季節はずれだからこそ、ありがたい。


話がそれました。
そんな苦しみのさくらの木ではありますが、それでも私にはかわいく、
このモチーフを選びました。
クロスステッチが中毒の頃だったので、
パリに通う電車の中でも、せっせと刺していた記憶が、今も残っています。
できあがって、今回は初めて モルトネにしてもらいました。
日本ではマットって呼ぶのかな?
中に綿が入っていて、盛り上がる仕立てです。
布の温かみが伝わってきて、とっても素敵ですが、
やっぱりほこりがかかって、だんだん汚くなってしまうのが玉にキズです。
今ではちょっと黄ばんできてしまっています。
誰もタバコは吸わないんだけど...。
なのでその後の作品は、全てガラスを入れた額装にしています。
なので私のモルトネタイプは今のところこれだけです。

今では、桜の木の窓の横の壁にかけられています。

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何故かアイーダ生地の目がうにうにしてしまっていますね、この写真。
作品の製作過程の写真って好きです。
出来上がったものはずーっと後でも実物を見れますが、
作っている最中のシーンは、記録しておくのに値すると思います。
本人の自己満足の世界ですけど。

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by tchierisu | 2006-10-25 20:48 | クロスステッチ

おとといの日曜日、
うちから一番近い村 MAREAU AUX PRES で植木市があったので、
クマとナタリとナタリのだんなフレッドと、AUKIMIを連れて行ってきました。
木を植えるには、冬前の今の時期が理想だそうで、
毎年この時期にはほうぼうでよく見受けられます。

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最初オオキミは しっぽをお尻に隠して、焦って走り出しそうになります。
以前はこんなことなかったのに...
散歩以外、最近あまり連れ歩かなかった、飼い主の私のせいです。
もっとブロカントとかに頻繁に連れて行って、人ごみに慣れさせなければ。

ほんの数秒目を離した隙に、よそのおばさんがオオキミにクッキーなんかあげちゃって
慌てて 「Non merci!」。 本当に困ったもんです。
人間が食べるいろんなもの、勝手にあげて欲しくないです。
餌付けして慣れさせて、なでなでしたいんでしょうけど、
ラブラドールなんかとは違うんですから、噛まれても知らないですよ。
案の定その後吠えられて、「まあ、おいしいものあげたのに...」なんて言っています。
でも噛まれたら噛まれたで、責任とれってこっちが言われるので、
いろんな人がいるので、本当に気をつけないといけません。

オオキミのリードは、いろいろ試しましたが、この馬用が一番です。
強く引かなければならない時、この太さが私の手になじんで、扱いやすいです。

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今週水曜日から、TOUSSAINT=万聖節 のバカンスで、
フランス中の学校は10日間お休みです。
日本のお彼岸みたいに、お墓参りに行きます。
その時のお供えにはやっぱり菊です。
私はお供えという訳ではありませんが、この鉢植えの菊が好きで毎年必ず買っています。
いい香りだし、見た目が私にとっては仏壇に飾る様な抹香臭さがないし(笑)
丈夫で長持ちだからです。
この日はさすがに植木屋さんの直売で、
いつも買っている大型ガーデニングチェーン店の半額のお値段でお買い得。
いつもより大きくて、丈夫そうです。
フレッドもナタリに、黄色とボルドーの2色が一緒に大きな鉢に入っているのを
プレゼントしていました。
このあいだまで喧嘩していた2人だったので、私もクマと顔を見合わせて、ホッ。

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各植木屋さんがお店を出しています。
これかわいかった。

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こんな陶器屋さんも出展。手書きのモチーフが美しかったです。
ジアン焼きのさくらんぼのモチーフのコピーみたいなのも、ちょっとあったけど...。

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いつも買っている、この広場の向かいの蜂蜜屋さんも出展。
おじさんのセーターが蜂蜜色に妙にマッチ。(笑)
クマの朝食用の蜂蜜が少なくなってきたので、買いました。
おじさんはAUKIMIを見て、いつかボースロンが欲しいとしきりに言っていました。
ブリーダーをやっているナタリを紹介しました。商売商売。

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地元のワイン醸造屋さん。
ベルナッシュという、発酵させてワインになる前の
ぶどうジュースとワインの中間ものを売っています。
今の時期にしか飲めません。
白ワインになりかけはよく見ますが、赤のは割と珍しい。
実は前の週末に、隣村 CRERY ST ANDRE の りんご祭りにも出展していたので、
買ったのですが、とてもおいしかったので、毎週買ってしまいます。
「ファンタグレープみたい」と言うと、
「そんなのと一緒にするな」と周りのみんなに言われました。
アルコール度弱いので、シュワシュワぶどうジュースみたいで、とってもおいしくて、
3本も買ったので、ついぐいぐい飲んじゃいました。
でもその後、前の週は大丈夫だったのですが、
おなかの中で発酵が続いている訳で、トイレに籠もることに。
本当に、人が大丈夫なものでもすぐ下ってしまう、とっても弱い私の腸です。

うちの近所では、夏にホワイトアスパラを道端でよく売っていますが、
こんな瓶詰めもありました。
クリームスープ状になっているのも、おいしそ~。

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この実の生り方がかわいかったです。

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こんな風車みたいなものも売っていました。
風が強くてよくくるくる回ります
オオキミが驚くのがおかしかった。

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買ってきたのはこの2鉢。
色味が違うので、隣り合わせには飾れませんが、両方とも好きな色なので、選びました。
あっちの窓辺とこっちの窓辺に、離して置いて飾っています。
おうちの中、またもや秋満喫です。

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by tchierisu | 2006-10-24 23:18 | 生活

栗拾い と きのこ狩り

私は栗 CHATAIGNE が大好きです。
ということで、先週ナタリと一緒に、例年のごとく、彼女のうちの近所の森に
オオキミも連れて、栗拾いに行ってきました。

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↑栗のある森へ続く道。

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↑遠くに続く道。奥にあるのは...?

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↑ズームにするとやっと分かります。こんなお城です。
 今日は狩猟は行われていないようで、静かです。よかった。

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↑オオキミをつないで、栗の木の下に入って行くと こんな感じでたくさん落ちてます。
オオキミも一緒に来たがるので、連れて行くと、イガで足が痛いので、片足上げてます。

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↑きのこも同時に採れた。これはCOULEMELLE=カラカサタケ。

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↑帰って広げた今日の収穫。

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↑これは翌日うちの近所の森で採った方。
 こっちの方が量は少ないけど、大きくておいしい。
 クマが暖炉で炒る前の準備をしてくれました。


栗広いが終わってナタリの家に寄りました。

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ナタリのうちの森には、CEPEがまだたくさんあるとのことで、採りに行くことにしました。

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↑右の方のボースロンが、オオキミのお母さんのタミーズ。
 左はおなかに赤ちゃんがいるスピカ。

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↑ナタリの犬のホテルの建物の廻りは、コスモスが花盛り。

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↑↓ヤヤ、こんなに大きいのが そこらじゅうににょきにょき。
   こんなの生まれて初めて見たよ。

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↑ほんの5分でこんなに山盛り。

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うちに帰る前に、8頭のフォックステリアの赤ちゃん達の犬舎のお掃除と
虫下し飲ませるのを手伝いました。
今がかわいい盛りです。
でもまだ2頭しか予約が入ってなくて、困っています。
どなたかいりませんか~?

うちに帰って、きのこの処理が大変。
ここまで大きいのは、ちょっと古くて、虫もかなりいます。
この間のクマのお父さんからいただいたのは、
もうかなりきれいにしておいてくれてあったのだとわかりました。
お義父さんありがとう。

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↑これはまた後日採りに行ったもの。
 本当はこのくらい若くて小さめで、よく閉まっているのが虫も少なくてベスト。
 こういうのをよく探して採ってくるのがいいようです。


今回は、天ぷら・炊き込みご飯・網焼きレモンと塩かけ・ホイルで酒蒸ししょうゆ風味
と、日本風調理に挑戦。
その後は、暖炉で炒った栗を手を真っ黒にしていただきました。
どれもみんなおいしくできて、秋の味覚を満喫。
大変満足でありました。

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by tchierisu | 2006-10-23 09:36 | 自然

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DMCキット 「Les Tulipes」 13X35㎝ アイーダ生地 

以前「ご趣味は?」と聞かれれば、「音楽」とか「山歩き」であった。
しかし今は、立派に「クロスステッチ刺繍です!」と答えられる。
そうなった事の成り行きをお話しします。

4年前の秋。
東京の友人が転職前の長期休暇で、フランスに遊びに来ていた。
うちに来た彼女「やっぱりフランスは刺繍よね...」などとぶつぶつ言いながら
パリのBHVで買ったというクロスステッチのキットをちくちくやっている。
出来上がると枠がそのまま額になるという、かわいい猫ちゃんのモチーフである。
小学校の家庭科の時間に、ちょっと刺繍はやらされたものだったが、
それ以降、私はやったことがない。
彼女がやっているのを見ても
「なんてババくさい趣味?」と最初は笑っていた。
でもなんか一生懸命やっているので、しばらく見ていた。
そして「明日、そんなキット売ってる店があるから行ってみよう」ということになった。

翌日行ったのは、今流行の、手作りものの材料屋さん。
美術の画材もあるし、ビーズやモザイクのタイルなんかも売っている。
刺繍のコーナーに行くと、DMCという刺繍糸で有名なメーカーのキットがたくさんあった。
私もひとつやってみようか...という気が起こり、
あんまり難しそうでないのを選んで、29ユーロ払って買ってみた。
家に帰って開けて見ると、中には
アイーダというクロスステッチ用の布と針1本、29色のカラフルな刺繍糸がたくさんと、
ダイアグラムという図案とフランス語の説明書が入っていた。
説明をを読むと、まず布を4つに折って、真ん中の点に図案の真ん中が来る様に
そこから刺し始めると書いてある。なるほど。
友人が言うには
「何でもいいから、ばってんになるようにやっていけばいいのよ...」とのこと。
ふん、そんなもんか。
でも何本取りでやればいいのだろうか?
見てみると各糸に3とか4とか6とか数字が書いてある、これが刺す本数なのか?
何でもいいから試しにやり始めた。

スーッと糸が布を通る感じが快い。
糸が輝いてとても美しい。
何色か糸の色を変えて進んでいくと、だんだん絵画のようなモチーフが現れてくる。
まるで印象派の画家になったようだ。

でもなんかおかしい。
やたら分厚くできてしまって、色を変えても、他の色に埋まってしまってよく見えない。
刺すのも次第にきつくなってきて畳屋さんみたいになる。
いくらなんでも、こんなはずは無いだろう
?????
もう一度注意深く説明を読んでみた...。
!!!!!
そしてやっと間違えに気づいた。
全部2本取りでやるようだ。(爆)
もう一度ハサミで切ってやり直しだ。
でもすでにじゅうたんの様に分厚くなってしまった糸を切って解くのは容易ではなかった。
糸も大幅に足りなくなった。
そしてお裁縫屋さんに行って、同じ番号の糸を購入した。

今このエピソードを思い出すと、なんて馬鹿な間違いをしたものだと、あきれてしまう。(恥)
今だから笑えるので、書いてしまった。

この友人のお陰で、その後はすっかりクロスステッチにはまってしまった。
彼女滞在中、私が台所に立って、彼女が自分の刺繍を眺めていると、
「ずるい、刺繍をしないで、手伝え」
「刺してないのよ、次どこやるか見るだけもだめなの?」
「だめ!」
なんて場面もあった。
冬の寒い最中で、音楽もかけずに、暖炉の薪のはじける音と、
2人の刺繍糸が布を通る音だけが聞こえてきて
「静かね...」って言ったものだ。

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その時はじめたのがこの作品。


最初のひどい間違いは左から2番目のピンクの真ん中あたり。
解き終わったアイーダはよれよれだった。
その後、右に黄色、赤、最後に一番左の紫と進んでいった。
今でもピンクを見ると、目が揃ってなくて、初心者振りがうかがえるという
記念すべき1作目。
でも黄色~赤~紫に至っては、明らかに上達が認められる。
自画自賛の大いなる自己満足である。
私は絵心が全く無く、美術は大の苦手であった。
よくノートの端に落書きみたいに、でもすごく上手に絵を描いてしまうようなクラスメートに
羨望の眼差しを投げていたものだったが、
クロスステッチは、ダイアグラムに書かれた通りにひたすら忠実にやって行きさえすれば、
ひとつの自分の「作品」と呼べるものが出来上がる。すごい。
額装をお店に頼んで、出来上がって、壁に飾った時は
いっぱしのアーティストになった様で、生まれてはじめて味わうも感動であった。

その後日本に帰った友人から
「Tchierisuさんみたいなきちんとした性格の人に向いているわよね、これ」とおだてられ、
ますます熱が上がった。
アドリブとかアレンジとかのセンスが全く無い私に向いていると自分でも思う。
その頃はパリとオルレアンの2重生活で、
行き帰りのSNCFの中や、パリの狭いステュディオでも夜な夜な、
寸暇を惜しんでチクチクやったものだ。

仕事が始まった東京の友人の話では、
「猫ちゃんのあとに...」と私のチューリップと一緒に買って、
フランスで刺し始めたDMCの4つのティーポットのキットが、
1本取り、1目ずつ、白だけがビヤーっと続く様な所もあって、
忙しい生活ではなかなか捗らずにいるということである。
「やっぱり刺繍はフランス」なのだそうである。
確かに、最低1時間半くらいは落ち着いてじっとできないと、
クロスステッチは面白くないかもしれない。

そうそう、その友人が猫ちゃんのキットを、他の友人宅で朝から刺していると、
そこのお母さんに、
『みんな~。OO(彼女の名前)はもう働いているわよ~』と言われたそうである。
そう、刺繍は仕事なのである。
私は一時パソコンのゲームに熱中したことがあった。
トゥームライダーのララ・クラフトが私のアイドルである。
徹夜になるまでやってしまう熱中度や、
何もしないでそんなことばかりしているという罪悪感度は、
私にとって、今の刺繍も当時のパソコンゲームと同じものである。
でも他人はそうは見ていないようである。
ゲームはJOUER=プレイという動詞で、遊んでいると扱わわれる。
でも私も刺繍をしていると、「えらいわね、仕事している」とフランス人は扱ってくれて、
私にとっては同じ快楽なのに、ゲームとは大違いである。
偉い人になったみたいで、こちらの方がずいぶんと肩身が広い。
ちなみにブログなんかのパソコンも、割と良いことだとは思われず、
クマは私がパソコンじゃ無くて、刺繍をやって、それが捗っているのを認めると、
褒めてくれて、機嫌がよくなる。

ミクシィのクロスステッチ・マニアックというコミュニティに参加している。
目からうろこのテクニックや、
フランスではあまりお目にかかれないキットなども紹介されて、とても興味深い。
『クリスマスものをイヴまでに仕上げて写真発表をしよう』というイベントにも参加して、
現在、焦って『爆刺こく』日々である。(コミュのどなたかが使っていたマイブームの台詞)
そこで出会った方々にたくさん足跡を残している。
また、その方達が私のところに足跡を残してくださっている。
きっと私の作品を見に来てくださったのだろう。
でも今まであまり作品を発表できていなかったので、
今回のこの1作目から始まって、これから折々見せびらかして行きたいと思う。
どうぞよろしくお付き合いくださいませ~。

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by tchierisu | 2006-10-17 05:38 | クロスステッチ

パリから戻り、弱ってへたって、ネットサーフしていた、
先週の半ばのある午後、
クマのお父さんからスカイプコールが入りました。
クマの実家はオルレアンの街の中。
近くても無料のスカイプを使います。

「今朝、友達夫婦と4人でシャンピニオン採って来たんだけど、いる?」

クマの両親が友人のホームドクター夫婦と森にきのこ狩りに行ってきたのです。
今年はセープが豊作で、最近周りでもみんなが採りに行ったと話していました。
私も行きたいけど、母とのパリ騒動で、それどころではありませんでした。
今朝行ったんだったら、どうして私を誘ってくれなかったの~。
それも私のうちを通り越して行った、うちから近い森です。

「ごめんごめん。次回は絶対誘うから。でもいっぱい採れたから、うちまで取りに来れば?」

その日はあまりの疲労で、運転する力がなかったので、
私の分を濡れ布巾を上にかけて取っておいてもらって、翌朝取りに行ってきました。

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今回はセープばかりです。
他にも食べられるものがあったそうですが、
本物かどうか薬局に聞きにい言ったりするのも面倒だし、
なんといってもセープが一番おいしいし、たくさん生えてたので、
これに絞ったそうです。

私はいつもクマのお母さんのおいしいレシピで、舌鼓は打っていたものの、
自分で料理するのは初めて。
どういう風に準備して、調理すれば、あんなふうにおいしくなるのか、
2人によく聞きました。

まずは洗うのに水は使わないこと。
中に充分水分が入っているので、水を使うとますます膨れてきてしまう。
キッチンペーパーみたいなもので、表面の土や汚れを落とします。
いたんで気になるところは切り取り、
裏の緑色のムース状のところは表面をほんのちょっと取る程度。
たくさん取ると食べるところがなくなっちゃうよ~って。
傘の縁も一応全部細く切り取りました。
足の部分は汚れているところだけ包丁でそいだりしました。
あまり細かく気にしない方なので、適当です。

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↑こんな程度です。
あら、AUKIMIが写っちゃった。


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次に食べやすい大きさに切るのですが
火を通すと水分が出てかなり小さくなるので、
大き目に切っておかないと、形がなくなって、
いったい何食べてるかわからなくなってしまうそうです。
大きなセープでも4~5切れにする位だそうです。

↑こんな感じ。

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それをオリーブオイルを入れたフライパンに放り込んで、最初は強火で。
私は中華なべを使いました。
火が通ると、どんどん水分が出てきて、煮込み状態になります。
その汁っけが減って来るまで、かなり長い時間コトコト煮る感じ。
日本ではこんな風に煮込まないんでしょうけど、これはあくまでお母さんの方法です。
この汁は捨てるようにとお父さんに言われました。
適当にくたくた煮えた所で、汁を捨てて、もう一度鍋に戻し
にんにくをつぶして、塩コショウ、バターをお好みで落とし、
最後に庭のパセリを、パセリつぶし器でくるくるして上からかけました。

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↑できあがり。

同じ量をあと2回、全部で3回やりました。
味付けする前の汁を捨てた状態の残りを、2つに分けて冷凍しました。


クマはお母さんと同じ味だと喜んでくれました。
私もおいしいと思いますが、
本当は生のまま天ぷらか、炊き込みご飯に入れたりして
マツタケ風に使いたいところです。
だって、これじゃあせっかくの香りがなくなっちゃうような気がして...。
でもなんと言っても野生のもの、ばい菌とかちょっと怖いです。
慣れた人のやり方に従って、食しておくのに越したことはありません。
でも今度は足の部分だけでもご飯に入れて、昆布とお酒で炊いてみようかな?

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by tchierisu | 2006-10-17 01:00 | お料理

CDGアエロガール1の到着口に現れたリス母は、
すでに1週間以上もウイーンとベルリンをうろうろしていた割には、
相変わらず元気いっぱいそうでありました。

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ロワシーバスでホテルに戻り、チェックイン。
部屋はまだ用意ができていないので、
隣のバーでまずビール。

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指定された時間に行ってもまだ部屋が準備されていず、
しょうがないので、着替えもできずに、お買い物開始。
朝、田舎の駅は寒かったけど、都会は暑い。

↑とりあえず、この建物の近くの店へ。
めずらしく親切な日本人の店員さんのお名刺をいただけた。
これは今後に繋げます。
以前にも当たった事のある、
ちょっとひと癖あるフランス人店員さんのご機嫌取りもうまく行ったようで、
好感を持ってもらえたのか、少しずつ欲しいものも出してもらえて、
目的のものをゲットできて、ほっ。
何よりもここが一番プレッシャーであったので、
無事に終えて良かった良かった。
しかし、毎回思うが、
何で客が店員のご機嫌を取らないと、見せてももらえない、
こんな買い物しなきゃいけないのだろう?
でも、私もだんだん戦略を飲み込んできて、
この店の買い物が上手になってきてしまった。
...なんかトホホである。

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ホテルに戻って、やっと部屋に入れる。
↑外の景色はこんな。
なんてうるさい大都会。

トントンとノックの音がしたので、バゲージが届いた、やっと着替えられる・・・と思いきや、
さっきのお買い物が先に着いたよ~。
これまた驚きの早さ。

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↑お部屋もこんなにキンキラキン。

ホテルのある地区は、以前私がパリで仕事をしていた時の生活の場。
なので晩ご飯は、よく行っていた中華屋さんに。
パリコレの時期なので、日本人がたくさん。ほぼ満席です。
店のお客さんが外を歩く人に手を振る、六本木か青山状態。
すごく久しぶりに行ったのに、扉を開けたとたん、
「マ・ダ・ム!」とお店のマダムにまず言われ、
ウエイターやウエイトレスさんみんな私のことを覚えていてくれて、歓迎してくれました。
うれしいな~。
お味は相変わらずフランス中でここしか食べられない味。
あまりお腹が空いていないはずの母も、「食べ過ぎてしまった」。

今回自分がつくづく田舎のリスだと感じた出来事は、
夜寝れない。
こんないい部屋の、こんなにいいベッドなのに...。
それというのも、外が明るすぎる。
大都会で、夜中まで外で人が騒いで、パトカーなどがひっきりなし。
そして、メトロの音がものすごく大きくて、振動がすご~い。
東京の池尻にいた頃は、地下鉄、国道の地下トンネル、普通の国道、高速の陸橋と
何層もの道路脇で、揺れようがうるさかろうが明るかろうが、いくらでも寝れたのに、
今じゃ田舎で、キーンと耳鳴りがするような静けさと、漆黒の闇の中での夜を過ごす毎日。
当然かもね~。

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また食べる話ですが、
翌朝のプチ・デジュネはホテルの下で。
日曜は11時まで居られるので、元を取るようにゆっくり時間をかけて長居しました。
ご飯と味噌汁、しば漬けに牛肉の和風煮込み
クロワッサンにメイプルシロップに日本茶とコーヒー。
お昼ご飯分もしっかり。

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この日のオペラは2時半からのマティネ。
ホテルの隣ならいいのに、バスティーユです。

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今回私の分のチケットはインターネットで購入。
オペラ・ドゥ・パリのお得意さんとなり、顧客番号ももらえて、
郵送されたチケットには、今期のカレンダーや会員カードが同封されていました。
開演の3日前には、
『もうすぐあなたが注文したオペラの日ですよ、お忘れなく...』と、メールも届きました。
親切~。
驚いたことに、母は日本のエージェントに席を取ってもらったのに、
前から13番目の2人の席が隣同士!
なんという偶然、こんなことってあるのでしょうか?

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この日の演目は『サロメ』。
前もって母から送られていたDVDで予習もばっちり。
でもそのどのDVDよりも、この日の生が一番で、大満足です。

というのも、サロメには、
以前はヌードダンサーにすり替わることもあった程の踊りの見せ場があって、
ソプラノ歌手が、どこまで脱ぐか、くらいは見張っても、
上手に踊ることなんか誰も期待していません。
なのに、この日のソプラノ、キャトリーヌ・ナグレスタッド。
声がしっかり出ています。か細過ぎません。
いよいよ注目の踊りの場面!
なんと、指の先までしっかり演技できていて、本格的ダンス。
そして、最後は一糸まとわぬ状態まで脱いでしまいました。
そんなハードなサロメなので、エネルギー配分が大変なのだそうです。
でも彼女は踊りの後でも、最後まで、
それはそれはものすごく上手で、声もしっかり出切っていました。
感動でした。
心から「ブラボー!」でありました。


その後あまりのすばらしい演技に当てられてか?
カードの暗証番号がわからなくなってしまいました。(爆)
フランスのほとんどの銀行のカードは、暗証番号を自分で決められず、
銀行からのあてがいぶちを覚えなければなりません。
1回目でだめで、もう少し経ってから、今度は絶対大丈夫と自信を持って2回目。
それもだめ。
昨日までしっかりいつものように使えていたのに....。
3回目はもうカードが手元に戻って来なくなるので、辞めました。
クマに電話で頼んで、うちにある大昔の書類を調べてもらいました。
3桁までは合っていたのに...。
笑いごとではありません。
すっかり自信喪失。落ち込みました。
頭の中がきゅーううっと小さくなっていた感じがしました。
だいぶ疲労していたみたいです。

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その晩は久しぶりにお友達にも会えました。
前から伺いたかった彼女の叔父さんのおすし屋さんに、やっと行くことができました。
噂に違わぬおいしさで、
これなら日本にいちいちおいしいものを求めて帰ることもないわ!

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彼女の赤ちゃんも、もう赤ちゃんではなくなっていました。
でも、はじめましてなの。

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帰りのタクシーがエッフェル塔の前を通った時、偶然にも丁度時報。
電飾がピカピカ点滅し始めました。

翌日は高い朝食はやめにして、デパートに直行。
母のスーツケースの鍵がひとつ壊れてしまったので、新しいのを買うためです。
壊れた方のは私が持って帰ります。
他に母の香水や、私のサングラスも、しっかり免税で買ってもらっちゃった~。
デパ地下ならぬデパ2階で、食料品を買って、ホテルで荷造りしながら食べます。
あまりの疲労に1時間ほどぐっすりお昼寝しちゃいました。

2日目の夜のオペラは『ラメルモールのルチア』でした。
そこらの気の強そうなパリジェンヌみたいで、顔見た限りではあまり好きでない、
母がおっかけをやっている、ナタリー・デッセーのソプラノでしたが、
う~ん 流石、美しい透き通った声でありました。
茶目っ気たっぷりの彼女、今が元気いっぱいという感じです。
でも私は、前日のちょっと太目の声のソプラノ、
キャトリーヌ・ナグレスタッドの方が好きかな?

私がネットで取った席は前から6番目。
母のは2階席の2番目。
なので交換してあげました。
高いところからは、昨日と違って、オーケストラもよく見えて面白い。
ホルン吹いてる若者が美しかった...。
この日は演出が面白かったです。
オペラグラスでひとつの所を見ていると、
他でも数箇所で人が演技しているので、面白いところを見逃してしまいます。
舞台装置が大掛かりで、出演者が高いところで歌います。
なので、2階席の人のまん前まで来る感じ。
音がとてもよかったです。

メインのオペラも2つともよかったし、
お買い物もちゃんとできたし、
ここまでは何とかうまく行きました。
でもその安堵もつかの間でした。
空港に行く最終日の朝、
霧のため大型トラック2台の大事故のため、なんと高速が閉鎖。
もう絶対飛行機に間に合わない...と、タクシーの中ではすごい緊張。
でも2日前バスティーユに行く際、感じがよかったので予約してあった運転手さん、
とてもがんばってくれました。
バスを使っていたら、もっともっと遅れたことでしょう。
結局、予定より15分しか遅れないで到着することができました。

急いで免税手続きへ。
ラッキーにも前に2人しかいません。
1月は長蛇の列でしたからね~。
いつもの黒人の女性係官です。
案の定、全部見せろと要求され、スーツケースを全部開ました。
「お母さんが持って帰るのよ、あなたへのプレゼントは無しよ」と釘を刺されたので
「私の趣味じゃないわ。日本人はブランドが好きよね。
私もう日本人じゃなくなってるから...」
と冗談言って笑わしてあげました。

封筒を投函して、やれやれで、ルフトハンザへチェックイン。
ところが、飛行機は1時間遅れ!
そんなに焦らなくてもよかった~。
フランクフルトでの成田便への乗り次には十分間に合うので、
安心するように...ということです。
母には時間がありますが、私はまだパリで予定があるので、
コーヒー飲んで、母と早めに別れました。
気をつけてね~。楽しかったよ~。

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上りの高速の状態をさっき見て知っていたので、RERで戻ることに。
何よりも、母が無事に中に入って行ってくれたのでほっとしました。
緊張がほぐれていきます。
なかなか来ない電車をいらいらしながら待って、
メトロを乗り継いで、ホテルの地区に戻り、日本食材屋さんに行って
「わー、お久しぶり~。お元気でした~」とまたひとしきり。
今度オルレアンまで配達が来てくれるかも...ですって。期待。
お米と揚げせんべ、あぶらげ、トンカツソースなどなど買い込んで、
何故か手元にあるさっきのかばんに詰めるだけ詰めて、
大急ぎでホテルに戻って、預けます。
宅急便なんかないフランスです。
午後クマの仕事仲間がホテルまで私の荷物を取りに来てくれる段取りです。
一人でとてもこの荷物、電車で持って帰れないもの。
ありがたいな~。

そしてまた駆け足で、予約している美容院へ。
ちょっと遅れてしまいました。ごめんなさい。
なんと3年ぶりで髪の毛切ります。
3分の2の髪を切った感じです。 
髪の毛無いみたいに軽い!
肩こり治りそう。体重減りそう。
お掃除を最後までしないでもらって、床に落ちた切った髪の量を見て、
「かつらが2つ作れそ~」。

そこへ母から電話。なんとまだパリ。
飛行機1時間じゃなくて2時間以上の遅れ。
ドイツも霧で、飛行機が飛ばなかったようです。
やっとフランクフルトへの便に乗るところです。

せっかく3年ぶりなので、パーマ・ブローもお願いしました。
なかなかかからないです。
すごく時間かかります。
この後会う約束の友人、待たせてます。
結局16時過ぎ、爽快に美容院を出ました。
お値段は爽快じゃなかったけど...。

久しぶりに会う友人は、
パレロワイヤルの公園で、しびれも切らさず私のことを待っていてくれました。
元気そうで、以前より若々しい感じです。
いつものように優しくて、こんなに待たせても怒ってませんでした。ごめんなさい。
髪の毛褒めてくれました。
近くのカフェでお茶。
この本面白いから、って貸してくれました。
ぺちゃぺちゃおしゃべり。
お互い年齢なので、健康のことが中心です。
朝から、空港のコーヒーとカヌレだけだったので、
サンドイッチ食べました。

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オステルリッツからの電車の時間が近づいたので席を立つ前、
母にもう一度電話。
フランクフルトでは乗るはずだった成田行きは当然もう出た後。
一緒にいた日本人グループも
名古屋便に走ってあっという間に掻き消えて、母は日本人で一人残され。
一生懸命片言で説明して、何とかANAの席が取れて、
17時に窓口が開くのを待って、切符を取り替えてもらって、
出発はなんと20時45分。
かわいそうに...。
苦労して、最終的にやっと通路側に取り替えてもらえてよかったけど...。

オステルリッツからの電車の中では
クロスステッチ刺繍をちょっとして、目が痛くなったので、
さっき友人が貸してくれた本をかんかん読んでしまいました。
1時間弱。
来た時乗った田舎の駅まで行く電車はもうあまりないので、
オルレアン・レ・ゾブレまでクマが迎えに来てくれました。
なんと車にはAUKIMIも乗っています。
髪型が変わって、別人みたいだと言ってくれます。
その言葉もうれしいけど、帰って来れてもっとうれしいよ~。
当分パリに行きたくないよ~。
うちにやっとたどり着いて、もう一度母に電話。
彼女もやっと今から成田行きに乗り込めるところでした。
うちに着いた1時間半後、私の荷物も届きました。
めでたし、めでたし。

こんなに長くなって、もっと切ってもよかったんだけど、
この話題はもう終わりにしたかったので、一気にがんばって完結しました。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。
こんな風に長い方が、私の疲労感が伝わると思って...。
フ~~~~~。
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by tchierisu | 2006-10-14 08:58 | パリ

先週末から、3泊4日でパリに行って来ました。
オペラが大好きな母が、ウイーン・ベルリンと廻って、
今回はパリにも来るので、お供です。
私がパリに行くのは今年1月以来の9ヶ月ぶり。
できることならなるべく行きたくない大都会。
おとといの晩帰ってきたのですが、疲労がまだだいぶ残っております。
4日行ってたから、4日経たないと回復できないのです。
少しずつ報告することにします。


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それでも、去年までの3年間、
週4日パリ、週末は自宅という、2重生活を続けていました。
毎週この駅からSNCFに乗って、自分でも良く通ったと思います。
その生活があったからこそ、今の田舎暮らしを幸福だと喜べるようになったのです。

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でも、この田舎の駅は好きです。
いつも吹きっさらしで寒いです。
こっちのホームには駅員さんも誰もいません。

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↑こんな電車が来ます。

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電車がホームに入ると、高い位置の扉を一生懸命自分で開けて
よじ登るように電車に乗ります。

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今回新たにうれしかったこと。
いつもは表示をよく見て禁煙席を探すのですが、
フランスは今年からパブリックスペースは全て禁煙。
電車の席はどこにでも座れるのでした。

次の停車駅オルレアンでは10分停車。
一番前の機関車をはずして、一番後ろに新たに付いて、
進行方向が逆になります。
なので私は一番後ろの車両に逆向きに座っていたのです。

1時間半電車に揺られて、パリ・オステルリッツ駅に到着。
メトロで1回乗り換えてホテルに行って、荷物を預かってもらって、
ロワシーバスでシャルル・ド・ゴール空港アエロガール1へ。
フランクフルトからの便の到着出口に、何とか母より先に到着。
なんかもう疲れちゃったよ~。

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by tchierisu | 2006-10-13 04:27 | パリ

やっぱり猫も好き

 
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本当はAUKIMIの紹介よりも先に登場させたかった、ラッキーちゃんです。
最近の私の生活は、にわかに犬付いてますが、
東京で親元離れて暮らしていた頃より、猫ちゃん達には癒され慰められて、
大変お世話になってきました。
私って実はどっぷり猫派です。
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しかし、子猫ってどうしてこんなにかわいいんでしょう?
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ここで、ラッキーがどうして我が家に来たのかをお話します。

3年前の7月のある日「やけに鳥の声がやかましいな」と庭に出ると、隣の敷地の、当時はまだ洋ナシ畑だったあたりでどうやら騒ぎがあるらしい。
近づいてみると洋ナシの木の中腹に、なんと子猫ちゃんが生っていました。そこまで登って自分では降りられなくなってしまったらしく、私のことを悲しそうにじーっと見つめています。
茶色と黒のタイガーちゃんです。小さなお鼻に傷を作って、なんてかわいいんでしょう。
畑に廻って行って連れて来て、ミルクを与えて...
その晩、子猫ちゃんは怖がって家の中には入らず、丁度入れる外の小さな穴で寝ていましたが、結構朝晩冷えるので、ちゃんと生きてるかと、翌朝クマと見に行くのはおそるおそる。
夏の初めには、バカンスに出かける人が、連れて行けないペットを田舎に捨てに行くことがよくあるそうで、この子もきっとそんな不甲斐ない人に、オルレアンの町からここまで連れて来られたのかもしれません。もしそうならこの子は、他の生き物の餌食になったり、車に惹かれたりせず、ラッキーだったね?
でも、こんなにかわいい子だから、もしかしたら全く違って、近所の人が必死で探しているかもしれません。うちに入れたり、名前をつけたりしてかわいがり過ぎると、もし飼い主さんが現れて返す時、とても辛くなるので、なるべく情が移らない様にようにしていました。

そうこうして、10日あまりが経ちました。
その間、だんだん大きくなる猫ちゃんの身体に対して、ねぐらの入り口の穴が小さくなってきたのをクマがのこぎりで大きくしたり、穴のある箱の上に雨除けをつけたり、毛布を入れたり、2人で大騒ぎで面倒見て、しっかり情は移りっぱなし。

そんなある日、お隣がバカンスから帰ってきました。
外で猫ちゃんと一緒にいる私の姿を認めて、隣のお嬢さんが「!」とこっちを見ました。
やっぱり!どうやらお隣の猫ちゃんだったようです。
お隣には白黒とトラの2匹のメス猫がいるのは知っていましたが、子猫もいたの?
後から聞いた話によると、以前から近所を徘徊しているここらのボスのオス黒猫が、お隣の両方のメスと仲良くなって、3日空けずに2回のお産、いっぺんに9匹の子猫が生まれたのが5月始めのことだったとか...。その後、数匹は里子に出しましたが、トラの子猫はママにそっくりでかわいかったので、そのまま手元に残しておいたのだそうです。でもトラママちゃんがどうも母性本能に欠けていて、子猫の面倒を一生懸命見ない。確かに、ママと一緒にお散歩に出た子猫ちゃんが帰ってこなくても、うちに探しになんか来なかったね~。

数時間後、隣のお嬢さんがうちに来ました。
とうとう返さなければいけない時が来てしまった。
『お隣だしまた会えるよね、遊びに来てね。(涙)』
そう心の中で猫ちゃんに言いながら、扉を開ける。
とっても悲しくて涙がこぼれそう!
でも、その後の隣のお嬢さんの言葉は予想外のものでした。

「うちにはまだ他にもらい手のない子猫がいて大変なので、
もし気に入っていらっしゃるなら、この子のこと、飼ってあげてくれませんか?」


耳を疑いました...というか、あまりの予想外の返答で、フランス語の理解力に自信が無くなり、クマにもう一度説明してもらった程でした。
えっ!ほんと!いいの?
今度はうれしくて、本当に涙が出ちゃいました。
ラッキーだったのは猫ちゃんじゃなくて、私でした。
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こうして、縁あって、私のところに来てくれたラッキーちゃん。
獣医さんのところに連れて行って、ワクチンを打って、
9ヶ月になった時は去勢手術もしました。
ママの違うお隣の白黒猫の義兄弟と、いつもつるんで遊んでいました。
時にはうちのソファーの上に2匹一緒に寝ていたり。
ラッキーはうちにその兄弟を招待してご馳走したりしているようです。
ある日ちょっと意気込んで、
「オタクの白黒ちゃんうちでご飯食べてますよ!」
とお隣に言うと、
「お宅のトラちゃんもうちでご飯食べてますよ、仲良いですね」 ですって!
大変失礼いたしました。
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ラッキーの趣味は狩猟。きっとパパの血でしょう。
獲った獲物は必ずうちに持ってきて見せびらかします。
ねずみの場合は、生殺しで、ひとしきり家の中で遊んで弱って動かなくなると、
バリバリ音立てて頭から食べてました。ひえ~!
苦くてまずいのか、証拠としていつも肝臓だけが残って部屋の真ん中に落ちています。
朝その上を知らずに踏んじゃったり...とほほです。
鳥の場合はそこらじゅう羽だらけ。
ねずみの時も鳥の時もトカゲの時も、部屋中血だらけになっていたりします。

よく2日・3日は留守にすることのあるラッキーでしたが、
一昨年の夏、私が1ヶ月仕事で家を空けた際は、
家にはクマがいたにもかかわらず、15日間帰ってきませんでした。
あの時はもうどこかでのたれ死んでしまったと思いましたが、
ケロッとした顔で帰ってきました。
そんな彼ですから、犬のAUKIMIが来たら、
ふてくされて、どこかに行って帰ってこなくなってしまうのではと、最初はとても心配で、
やっぱり犬は飼うのは辞めようと思った程でした。
でも驚いたことに結果は全くその逆。
自分の居場所を盗られてはならじと、ラッキーは毎日家にいるようになりました。
最近こそAUKIMIに慣れて、外泊するようになりましたが、
ご飯はしっかり食べに帰ってきて、長い旅はしなくなりました。

野生の生ものを食べるので、回虫が普通の子よりも頻繁に現れ、
虫下しを2~3ヶ月に1度は飲ませなければなりません。
皮膚が弱くて、のみに食われた後が湿疹になって、
獣医さんでもらったクリームをお尻の穴に付けたりします。
キャットフードのランクを上げたら、湿疹にならなくなったように思います。
ラッキーちゃんの健康のためだったら、高いキャットフードを買うのも厭いません。
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犬は厳しくしつけなければ...と思う私も(思うだけでなかなかできない)
猫は文字通り『猫かわいがり』。
あんなにかわいかった子猫時代とはうって変わって、
いまやすっかりオヤジ顔のラッキー。
身体のサイズはお隣の、トラの毛並みはそっくりのママより一回り大きく
冬場には体重6キロ。
いつもうけ狙いとしか思えない場所に入り込んでは私を笑わせて、茶目っ気たっぷり。
やっぱり ミニョンミニョン(mignon mignon)なのです。

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by tchierisu | 2006-10-05 23:28 | LUCKY・猫