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パリでのお楽しみ。


今回の母と一緒のパリ滞在。
ひとつ前の記事のように、マニフェスタシオンが行われたりで、私のパリ嫌いに拍車がかかりそうでしたが、
その前の週から始めたかぎ針編みのお陰で、オルレアンでは手に入らないお買いものがしたくて、
パリの手芸店巡りを楽しみにしていた私は、見事にパリ嫌いを返上、楽しく精力的にパリを歩き回ったのでありました。

そうそう、まだちゃんと紹介していませんでしたが、私にとって遠い存在であったレース編みが、にわかに「やってみたい」という衝動までに変わったのは、
こちらにもいつもコメントをしてくださり、去年の年末には、素敵なポーチを作ってくださった、
日本の手芸の先輩、マイミクのYohkoさんから、この素敵なドイリーをプレゼントしていただいたのがきっかけなのです。
今はすっかり気に入っている置時計の下に敷いて、いつも眺めております。


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以前、時計の記事を書いた時と同じ写真ではありますが、今度はこの素敵なドイリーを是非とももう一度皆さまにご覧いただきたくて、またアップしちゃいます。
ね、上品で、すてきでしょう?パイナップル編みだそうです。
こんな大きなものは作れなくても、小さいコースターサイズでも、まずは作ってみたいものです。
Yohkoさん 改めまして、素敵なプレゼントを本当にどうもありがとうございました。


というわけで、今回は母とのオペラよりも、
かぎ針編みの長編みをもっと楽しむために、オルレアンでは手に入らないんだから、もっと糸や針を買いそろえなければ、
世の中の傾向を知らねば…とばかり意気込み、
母を空港に迎えに行く日から、飛行機の到着は夕方なのに、朝からパリに行って、
オペラ地区の手芸の本がたくさん置いていある本屋さんや、
日本のブックオフで、まずはかぎ針編みの本を買い漁りました。

ブックオフでは、レースのモチーフ集、パイナップル編み、あみぐるみなどなど、棚にあったのを、大人買い。
お支払い後に知りました、20%オフセール中で、ラッキーな私…。
日本の本は本当によくできています! 

フランスの本にも「AMIGURUMI」というものが出回っていて、驚きました。
この言葉は今やインターナショナルなのね。

翌日も、パリのユザワヤと呼ばれる、サンラザール駅近くのMODES ET TRAVEAUX という手芸屋さんで、
ステッチ用にもぬかりなく、ツイガード生地や、プリントされたアイーダの切り売りとか、
バンドになっているリネンや、ステッチの本などと共に、
憧れていた (…って、その前の週からだけど) 15号ともう1本7号のかぎ針、
DMCの5番糸は、私の好きなカラフルカラーの他に、やっと白とベージュをゲットしました。
2階の毛糸売り場にも行ってみましたが、私の欲しいものはありませんでした。
というより、まだ私には、知識も技術もないので、いったいどうしたものか、よく分かっていないのです。


他にも、以前は、ボタンや、ガロンなどを買い漁った LA DROGURIE にも行って、毛糸売り場をチェックしてきました。
もっと毛糸以外の、面白素材のヒモなんかがあるかと思いましたが、意外となかった…
探しきれなかったのかしら?

デモ行進の道を渡って木曜日の夕方歩いて行った、マレ地区のENTREE DES FOURNISSEURS では、
お店の方にアドバイスをしてもらいながら、15号であみあみが楽しそうな、欲しかった極太毛糸を見つけることができました。
一緒にまた本なども買ってしまいます。


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そして、ほうぼうでゲットした、本たち集合。



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欲しい色味がなかったのですが、この糸のムードは私が求めていたもの、迷った挙句こちらを購入。
こういう毛糸に使う とじ針 も一緒に買ってきました。
そういうものこそ、地元では手に入らないですものね。
パリの部屋では、買って来たばかりの本とにらめっこして、この毛糸で、なんちゃってシェル編みをして、私にもできる! と大喜び。
ストールもどきの大きさになって、肩に羽織っては、かわいくフリルのようになった様子を、
真夜中なのに鏡に映しては喜んで、起きてきた母にあきれられました。笑
そしてそれをほどいて、また玉にして、感触を味わって… もうほとんど病気ですね。


こうしてみると、もっと他の毛糸も欲しくなってきて、今度は毛糸専門店なんかもネットで探します。
オペラ地区のいつもお世話になる ULTRA MODE では、毛糸が置いてなくて、歩いて行ける近所の毛糸屋さんを教えてもらいました。
BOURSE近くにある、CAT'LAINE。
小さいお店なのですが、一人しかいない店長と思われるマダムが、編む手を休めることなく、ド初心者の私にいろいろアドバイスしてくださいました。やさし~~~。
田舎生活は絶対にできないと話すマダム、ねこはやっぱり飼っているそうです。
壁に狭しと飾られた彼女の作品たち。
私の欲しいような太い毛糸は、夏を過ぎたころでないと出てこなくて、今は春夏用のコットンやモヘアが主流なのだそうです。
なるほど~~ 毛糸の販売には、季節がかかわって来るのね~。
15号のかぎ針で、ザクザク編めて、目の揃わない私のあらが目立たない糸を選んでもらって、
そのお勧めを買いました。
今それで長編みだけでストールができたらな~と挑戦中です。
カウンターの上の雑巾みたいな私の処女作品が、拡大するだけですものね。
50目くさり編みを作って、3玉分編んだら、長すぎたので、全部ほどきました。3玉を巻いたら、大きな玉で可愛い。
毛糸って、からんで結び目ができちゃっても、刺繍糸と違うんだから、切らなくてもいいのだ、なんて初歩的なことを発見して、喜んだりしています。
こちらもやはりものすごく気に入った色ではないのですが、LAINE FATAISIEと呼ばれて、
今時の、いろんなものがメインの色にくっついているような面白いカラフルな糸で、時々美しい色味が現れて、編んでいてとっても楽しいです。
3玉分編んでほどくのだって、一晩のお話ですものね。なんという達成感でしょう!
いつの日かできた暁には、アップしたいと思いますので、皆さん笑ってやってくださいね。



そんなこんなの私で、母のお供の使命はちょっと怠り気味でした。ごめんなさい。
しょっぱなの空港に迎えに行く時から、飛行機が1時間近くも早く着いた上、
私は悠長に構えてお買い物に明け暮れていた上、そんな時に限って、オペラからのロワシーバスが高速で事故渋滞に会い、一時間も遅れて、
結局は母はARRIVEEの前で、2時間も私を待ってしまったのでした。本当にごめんなさい。

でも、以前出てきた時は、車いすだったり、飛行機の中で気絶したとか言う時もあったのに、今回はなんかとっても元気そう。
200キロもないところから来た私の方が、お買い物した一日で、1万キロ飛んできた母より疲れ果てているありさま。とほほ。
母は、ホテルの朝も、夜更かしして寝こける私を置いて、ひとり、近所のスーパーやパン屋さんに買い物に行ったりできていました。

以前は、食事も、何も食べれない様な時もあったりしましたが、今回は彼女にとってちょっと食べ過ぎ~なんて言っても、体調は崩れず、
オペラも結局2演目になってしまったものの、最終日は重くて長いものだったにもかかわらず、大いに楽しんでいる様子が、私にとっては、とっても嬉しいことでした。

帰国の便が出る日が土曜日だったので、チェックアウト時に、オルレアンからクマに来てもらいました。
普通のスーツケース以外にも、家から食器を洗う洗剤や調味料なんかも持って行っているので、
チェックイン時も、だれかに荷物はパリまで運んでもらい、チェックアウト時もこうして迎えに来てもらえるのが理想です。
クマも土曜日ながら、リボリ通りの現場をのぞかなくてはいけなくて、仕事がらみ、ちょうどよかったです。
チェックアウトは11時、その後はホテル近くの魚介類レストランで、おいしい生ガキでも食べましょうということになっていますが、レストラン開店は12時。
クマの現場を一緒に付き合い、その後お天気の良い土曜の午前中のパリの中をちょっとドライブです。


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毎年何度もパリまでやって来る母ですが、オペラに専念するため、あまり出歩きません。
久しぶりのシャンゼリゼ通り~。
まだ街路樹にクリスマスの電飾がかかっていますね~。
雪が流れ落ちるように見えるこの電飾をクマは気に入っていて、うちにも同じようなのを飾りたいと、探しているそうです。さすが電気屋さん、わ~い。



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あ、長いことファサードを工事中だったルイビトン、シャンゼリゼ店も、いつの間にか出来上がってる~ …って、私も何年ここに来てないんじゃ。




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正面に迫ってくる凱旋門。
一番上のテラスに、たくさん観光客が登ってますね~。




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交通量が多くて、ロータリーから行きたい通りに出れることができなさそうで、私にとって世界一運転するのが怖い場所、
エトワール広場を回りながら、遠くに煙るのはエッフェルタワ~~~。


そして、またサンラザール駅のユザワヤの前を通りながら、バスティーユの方に戻ります。



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その名もずばり、LE BAR A HUITRES 牡蠣バー です。
木曜日に一生懸命デモ行進の人の波をかきわけて渡ったところにある、魚介類のレストランです。
12時から夜中の12時まで、ノンストップで開いているので、オペラが始まる前の早い時間にも、軽食をいただくことができます。
母とよく行くのを覚えてくれているウエイターさんがいて、今回は気持ちがよかった…
その日によるのです。


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寒い外で、こうしてカキをお皿に盛っています。
クマが車を停めている間に、何を食べようか質問しながら品定め。
なかなか戻ってこないクマなので、信号を渡ったところがいつものパン屋さん。
最後にまた、ジプロックに入れて日本まで持ち帰る用のフランスパンを買いに行きました。



母も生ガキを人並みに食べられて、その後には舌平目のムニエルなんかも少しは食べられて、今回は元気で本当によかった、よかった。
おいしく頂いた後は、暮れに日本の友人が来て以来、レストランに行って、あれば頼んで、比較研究しているババをデザートに頼みます。


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最初に撮り忘れて、途中でごめんなさい。
お友達と行ったパリのレストランのは、2種類のラムのビンが出てきました。
先日お義母さんのお誕生日で行ったレストランでは、クハバナのラムが1本だけでした。
今回ここのババに出てきたラムのビンは、自家製のバニラやオレンジピールが入っているものです。
このテクニックは使えそう。
ラムが入っているこのかわいいビンが気に入ってしまいました~。




次回母が来るのは3月。
ラッキーにも、オルレアンのお友達のご主人に、定宿をネットでいつも私が予約する値段よりぐっとお得に、すでに予約していただきました。
ありがとうございました~!
今度は6泊7日、もっとたくさんの演目です。
日曜日には、昼間のマティネのバスティーユでのオペラと同じ晩に、キュペール氏のコンサートもガルニエであり、はしごであります!
母には、体調を整えて、是非ともまた元気にやって来ていただきたいものです。




おまけ!


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ご要望にお応えして、お義母さん=マミ のお誕生パーティーで、レストランに行った折の、デザートのババの写真です。ちょっと暗めだけど…
クレオルじゃなくて、ハバナだったわ。

それから、どこだったか忘れちゃったけど、サーバーの人がかけてくれて、瓶は置いていってもらえなかった時もありました。
でもそれが半端じゃない量のかけ方で… どこだったかな~?


追記
この記事を書いた2月10日は、ニットの日 だったって、奇遇です~。

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by tchierisu | 2009-02-10 20:58 | パリ


もう、先々週のことになってしまいます、母とのパリ滞在。
木曜日キャンセルになったオペラは、JEUDI NOIR と呼ばれた大きなマニフェスタシオン、
デモ行進と交通機関のストが原因でした。

いつもパリのデモの様子は、テレビのニュースで観ているだけで、遠い田舎からは、想像するだけでしたが、
今回は、13時にバスティーユ広場で集会があり、その後レピュブリック広場経由、オペラ座までの行進だそうで、
私はその真っ只中にいることになります。
クマからは電話で、そういう時は、デモとは関係ない不敬の輩がシチュエーションを利用して、暴動を起こしたりすることがあるから、
朝ならいいけど、午後はなるべく部屋にいて、出歩かないように… と言われていました。

歩いてオペラバスティーユまで行ける、私たちがいつも定宿にしている、CITADINE BASTILLE MARAISは、
キッチンがついていて、お掃除も頼まないと来ないし、お掃除の人に気を使うことも邪魔されることもなく、大いに気に入っております。
前の通りでは、木曜と日曜には朝市が立ち、母はそこでの新鮮な野菜やチーズを買って、自分で調理して食べるのを楽しみにしています。
滞在中に食べきれなかったものは、ジプロックに入れて、スーツケースに入れてお持ち帰りです。

なので、木曜日の朝は、朝市。
すでに、デモに参加の人たちが集まってきています。
車いすのグループが準備中で、黄色い風船をふくらまして、それがたくさん飛んで行っちゃって、
冷たい風は吹けど、美しい青空に映えてとてもきれい。
なんともお祭り気分です。

部屋に戻り、おいしいものを食べて、うだうだしてた私も、メトロに乗らないで行けるマレ地区の手芸店に繰り出すことにしました。
大通りに行ってみると、もう16時近いというのに、デモ行進は、今始まったばかりの様相です。


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お~~~~ スゴイ参加者の数!


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サルコジ大統領が打ち出す、これからの新しい政策を「恐れて」、それに反対のデモだそうです。
でも、私は言いたい。
まだ行われていないことを恐れるだけで、こんなにエネルギー使えるなら、チャレンジしてみれば?
意外といい方向に向かうかもしれないよ!

…なんて、ここで言おうものなら、袋叩きに会うことでしょう。


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タクシー会社のあなた方、今日は交通機関が止まって、稼ぎ時なんじゃないの?


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皆さん、ベビーカーを押したり、家族ぐるみで、本当にお祭り気分のようであります。
でも、私はこの通りを渡りたいのよ~。



やっとの思いで通りを横切り、喧騒を離れ、ボージュ広場まで来ると、
今日は学校も機能していないので、公園内では、親子連れがたくさん遊んでいて、ほのぼの日曜日の感じです。

お買い物を済ませ、その晩の「マダム・バタフライ」の返金に、バスティーユ広場の方に向かいます。
遠くからもその喧騒が聞こえて、ちょっと行くのがためらわれましたが、怖いもの見たさで近づきます。


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広場中央では、まだ煙モクモク、音楽ガンガン、お祭り騒ぎが続いています。
でももう時間は17時過ぎ。薄暗くなってきています。
もうおしまいだよ~ とばかりに、清掃車が出て、お掃除を始めています。



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地面には、ビール瓶、メルゲーズソーセージのホットドック、食べ物の袋など、これでもかとごみが散らばっていて、
それを掃除機車が吸い取って、水をまいて流しています。



広場を注意しながら渡り、オペラ座に行って、お金を無事に返金してもらって、やれやれ。
レセプションに聞いたら、もちろん木曜日お昼の無料コンサートも、その日は中止だったそうです。
母を連れて、無理に行こうとしないで、よかった。


後からクマにこの写真を見せたら、こう言う時間帯が一番危ないんだよ~! と怒られました。
遠くにいるだけだと、様子がわからなくて、余計心配しちゃうものですよね。
でも、今度から気をつけます。



この先、パリのお楽しみのことを書いていたら、
1時間くらいかけていた記事アップ作業が全部消えてしまったので、涙
今回はここでひとまず〆ます。

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by tchierisu | 2009-02-09 20:45 | パリ



9月最初の事故以来、あまり活動していなかった私ですが、
先週には車も来て(しまい、お姫さま生活にもピリオド)、
自分で行動するようになっています。
さっそく、ねこサンタも額屋さんに自力で持って行ったので、
ミクシイのクリスイベントに参加宣言を果たしました。

ジムの会費の期限も切れていて、ずいぶん考えましたが、
やっぱり元気になってきて、身体も動かしたいかな~?と感じてきたので、
久しぶりに行って、更新してきました。
私の担当のサンドリンヌ先生ともバッタリ会えて、
事故のため来れなかったことを報告。
またこうして会えて本当によかったと、ビズしてくれました。

そんな風にだんだん元の生活に戻りつつある私を、クマが本当に喜んでくれています。
ほんと、よかったよかった。




オペラ好きの母のために、毎年恒例の3月、
2008年~2009年パリオペラの18演目の席を予約済みでした。
そして、今週の月曜日に、まず最初の1週間、4演目を観るために、
母は、パリまでやってきました。
私も5泊、バスティーユ近くのアパートホテルでの宿泊を付き合っています。
今夜で2夜目だったので、半分をこなしました。

それとちょうど時期を同じくして、
2年間、オルレアンでフランス語をお教えしてきた博士Y 嬢が、
フランス政府の研究所との2年の契約を終え、
日本に帰国する便の機上の人となるのが、30日。
オルレアンのアパートも引き払い、車も返して、
最後の2泊のパリ滞在、
今日昨日は、一緒にパリを満喫しています。
母は夜のオペラに備えてエネルギー温存のため、部屋に残っています。


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いい機会なので、Y嬢のリクエストで、
私も入ったことのないリュクサンブルグ公園に行ってきました。
お天気はいいですが、風が冷たいです。
クマに電話をしたら、夜はオルレアンでは氷点下になりそうなので、
オオキミをうちの中に入れて寝かせているそうです。過保護~~~!


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夏時間からまた日本との時差が8時間の冬時間に変わった、先週末を含む、
今週から来週にかけてのフランスは、トゥサンのバカンス。
公園内は、日差しを求めて、子供づれのパリジャンがたっくさん!


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アヒルの泳ぐ、噴水のあるお池の上に浮かべる小さなお船は、時間制で貸出しています。
1922年からあるそうです!
棒でつつくと、風を受けて遠ざかって行く船、
でも、どうやってこっちに引き寄せて回収するのかは、謎のまま…


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TOUSSAINTS=すべての聖人が集う=死者を想う=お墓参り 
日本のお彼岸みたいな時期で、
お墓にお供えをする菊の花が、公園内だけでなく、町中に咲き乱れています。
アメリカから来た、ハロウイーンは、10年くらい前から入ってきましたが、
最近はその流行も下火になったようで、
パリの中では、あまりオレンジのカボチャはお見受けしませんでした。
カトリックの色の濃いフランスでは、聖人が集まる聖なる時期に、
お化けや魔女や悪魔のいるイベントなんてけしからん…! と解釈されています。

自然の中を歩くと、Y嬢と一緒に何度も参加した、
うちの近所の田舎の森の歩け歩け大会を思い出します。
本当に素敵な思い出です。
彼女がいなかったら、あんなに歩けなかったし…
2年って、本当にあっという間。
私がミクシイを始めたので、それでオルレアンで検索してヒットして
コンタクトをとってきてくださった方です。
不思議なご縁です。
いろいろふつふつと考えると、しんみりしちゃいます。

あまり左岸に来たことのなかったY嬢と共に、
いつも前や横を通っているものの、中に入ったことが無かった
サンジェルマン教会と、サンシュルピス教会にも入ってみました。

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サンシュルピス教会の中には、映画「ダヴィンチコード」でおなじみの
レッドライン?でしたっけ? がちゃんと存在していました。
思わずパチリと、観光客気分。
追記:梨華ちゃんからのご指摘で、「ローズライン」の誤りでした~。訂正いたします!


最近、うちにずっといた私。
まずは電車でパリに行き、空港まで母を迎えに行き、
パリの中でうろうろ歩きまわるのは、以前のように調子がでません。
だいぶおつかれです~~~。
スクロールパネルについているHAEDではない、他の刺繍も持ってきていますが、
なかなか刺す元気が出ません。
まあ、日ごろできないことをしてせいぜい楽しむことにしましょう。

明日は木曜日で、このアパートホテルの前の通りの朝市です。
母がそこでの買い物を楽しみにしているので、早起きして付き合い、
そのあとはY嬢のホテルに行って、一緒にラストランチ、
オペラの空港行きのバスに乗り込むところで、お見送りになります。
きっと、泣いちゃいそうです。

オルレアンに赴任されるY嬢のようなフリーランスの方や、
日本企業勤務の駐在員の奥さまたちとは、
今までもたくさん親しくお付き合いさせていただいてきましたが、
必ず数年後にはご帰国されてしまうので、毎回毎回さみしい思いをしています。

浦島花子の私に、今の日本の文化を教えてくれたり、
本当にいろいろな意味で、お世話になりました!
でも、元気でいれば、また会えるものね。
京都に行った時は遊んでね~。

明日の夜のオペラは、ワーグナー。
18時はじまりで、途中60分と40分の休憩をはさみ、
夜中の12時近くまで続くお弁当持参の長丁場です。
オペラの話題を含む母の話は、また次回にでも…

アパートホテルのネット環境が安定しないのと、
ばたばた忙しくして、皆さんのところに遊びになかなかいけていませんが、
また来週うちに戻ったら、(最初はダウンかな?)
ゆっくりコメントさせていただきます!

パリが大嫌いな私ですが、今回はY嬢のお陰で、
私も束の間ゆっくり楽しむことができてうれしいです。









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by tchierisu | 2008-10-30 10:09 | パリ

CDGアエロガール1の到着口に現れたリス母は、
すでに1週間以上もウイーンとベルリンをうろうろしていた割には、
相変わらず元気いっぱいそうでありました。

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ロワシーバスでホテルに戻り、チェックイン。
部屋はまだ用意ができていないので、
隣のバーでまずビール。

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指定された時間に行ってもまだ部屋が準備されていず、
しょうがないので、着替えもできずに、お買い物開始。
朝、田舎の駅は寒かったけど、都会は暑い。

↑とりあえず、この建物の近くの店へ。
めずらしく親切な日本人の店員さんのお名刺をいただけた。
これは今後に繋げます。
以前にも当たった事のある、
ちょっとひと癖あるフランス人店員さんのご機嫌取りもうまく行ったようで、
好感を持ってもらえたのか、少しずつ欲しいものも出してもらえて、
目的のものをゲットできて、ほっ。
何よりもここが一番プレッシャーであったので、
無事に終えて良かった良かった。
しかし、毎回思うが、
何で客が店員のご機嫌を取らないと、見せてももらえない、
こんな買い物しなきゃいけないのだろう?
でも、私もだんだん戦略を飲み込んできて、
この店の買い物が上手になってきてしまった。
...なんかトホホである。

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ホテルに戻って、やっと部屋に入れる。
↑外の景色はこんな。
なんてうるさい大都会。

トントンとノックの音がしたので、バゲージが届いた、やっと着替えられる・・・と思いきや、
さっきのお買い物が先に着いたよ~。
これまた驚きの早さ。

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↑お部屋もこんなにキンキラキン。

ホテルのある地区は、以前私がパリで仕事をしていた時の生活の場。
なので晩ご飯は、よく行っていた中華屋さんに。
パリコレの時期なので、日本人がたくさん。ほぼ満席です。
店のお客さんが外を歩く人に手を振る、六本木か青山状態。
すごく久しぶりに行ったのに、扉を開けたとたん、
「マ・ダ・ム!」とお店のマダムにまず言われ、
ウエイターやウエイトレスさんみんな私のことを覚えていてくれて、歓迎してくれました。
うれしいな~。
お味は相変わらずフランス中でここしか食べられない味。
あまりお腹が空いていないはずの母も、「食べ過ぎてしまった」。

今回自分がつくづく田舎のリスだと感じた出来事は、
夜寝れない。
こんないい部屋の、こんなにいいベッドなのに...。
それというのも、外が明るすぎる。
大都会で、夜中まで外で人が騒いで、パトカーなどがひっきりなし。
そして、メトロの音がものすごく大きくて、振動がすご~い。
東京の池尻にいた頃は、地下鉄、国道の地下トンネル、普通の国道、高速の陸橋と
何層もの道路脇で、揺れようがうるさかろうが明るかろうが、いくらでも寝れたのに、
今じゃ田舎で、キーンと耳鳴りがするような静けさと、漆黒の闇の中での夜を過ごす毎日。
当然かもね~。

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また食べる話ですが、
翌朝のプチ・デジュネはホテルの下で。
日曜は11時まで居られるので、元を取るようにゆっくり時間をかけて長居しました。
ご飯と味噌汁、しば漬けに牛肉の和風煮込み
クロワッサンにメイプルシロップに日本茶とコーヒー。
お昼ご飯分もしっかり。

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この日のオペラは2時半からのマティネ。
ホテルの隣ならいいのに、バスティーユです。

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今回私の分のチケットはインターネットで購入。
オペラ・ドゥ・パリのお得意さんとなり、顧客番号ももらえて、
郵送されたチケットには、今期のカレンダーや会員カードが同封されていました。
開演の3日前には、
『もうすぐあなたが注文したオペラの日ですよ、お忘れなく...』と、メールも届きました。
親切~。
驚いたことに、母は日本のエージェントに席を取ってもらったのに、
前から13番目の2人の席が隣同士!
なんという偶然、こんなことってあるのでしょうか?

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この日の演目は『サロメ』。
前もって母から送られていたDVDで予習もばっちり。
でもそのどのDVDよりも、この日の生が一番で、大満足です。

というのも、サロメには、
以前はヌードダンサーにすり替わることもあった程の踊りの見せ場があって、
ソプラノ歌手が、どこまで脱ぐか、くらいは見張っても、
上手に踊ることなんか誰も期待していません。
なのに、この日のソプラノ、キャトリーヌ・ナグレスタッド。
声がしっかり出ています。か細過ぎません。
いよいよ注目の踊りの場面!
なんと、指の先までしっかり演技できていて、本格的ダンス。
そして、最後は一糸まとわぬ状態まで脱いでしまいました。
そんなハードなサロメなので、エネルギー配分が大変なのだそうです。
でも彼女は踊りの後でも、最後まで、
それはそれはものすごく上手で、声もしっかり出切っていました。
感動でした。
心から「ブラボー!」でありました。


その後あまりのすばらしい演技に当てられてか?
カードの暗証番号がわからなくなってしまいました。(爆)
フランスのほとんどの銀行のカードは、暗証番号を自分で決められず、
銀行からのあてがいぶちを覚えなければなりません。
1回目でだめで、もう少し経ってから、今度は絶対大丈夫と自信を持って2回目。
それもだめ。
昨日までしっかりいつものように使えていたのに....。
3回目はもうカードが手元に戻って来なくなるので、辞めました。
クマに電話で頼んで、うちにある大昔の書類を調べてもらいました。
3桁までは合っていたのに...。
笑いごとではありません。
すっかり自信喪失。落ち込みました。
頭の中がきゅーううっと小さくなっていた感じがしました。
だいぶ疲労していたみたいです。

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その晩は久しぶりにお友達にも会えました。
前から伺いたかった彼女の叔父さんのおすし屋さんに、やっと行くことができました。
噂に違わぬおいしさで、
これなら日本にいちいちおいしいものを求めて帰ることもないわ!

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彼女の赤ちゃんも、もう赤ちゃんではなくなっていました。
でも、はじめましてなの。

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帰りのタクシーがエッフェル塔の前を通った時、偶然にも丁度時報。
電飾がピカピカ点滅し始めました。

翌日は高い朝食はやめにして、デパートに直行。
母のスーツケースの鍵がひとつ壊れてしまったので、新しいのを買うためです。
壊れた方のは私が持って帰ります。
他に母の香水や、私のサングラスも、しっかり免税で買ってもらっちゃった~。
デパ地下ならぬデパ2階で、食料品を買って、ホテルで荷造りしながら食べます。
あまりの疲労に1時間ほどぐっすりお昼寝しちゃいました。

2日目の夜のオペラは『ラメルモールのルチア』でした。
そこらの気の強そうなパリジェンヌみたいで、顔見た限りではあまり好きでない、
母がおっかけをやっている、ナタリー・デッセーのソプラノでしたが、
う~ん 流石、美しい透き通った声でありました。
茶目っ気たっぷりの彼女、今が元気いっぱいという感じです。
でも私は、前日のちょっと太目の声のソプラノ、
キャトリーヌ・ナグレスタッドの方が好きかな?

私がネットで取った席は前から6番目。
母のは2階席の2番目。
なので交換してあげました。
高いところからは、昨日と違って、オーケストラもよく見えて面白い。
ホルン吹いてる若者が美しかった...。
この日は演出が面白かったです。
オペラグラスでひとつの所を見ていると、
他でも数箇所で人が演技しているので、面白いところを見逃してしまいます。
舞台装置が大掛かりで、出演者が高いところで歌います。
なので、2階席の人のまん前まで来る感じ。
音がとてもよかったです。

メインのオペラも2つともよかったし、
お買い物もちゃんとできたし、
ここまでは何とかうまく行きました。
でもその安堵もつかの間でした。
空港に行く最終日の朝、
霧のため大型トラック2台の大事故のため、なんと高速が閉鎖。
もう絶対飛行機に間に合わない...と、タクシーの中ではすごい緊張。
でも2日前バスティーユに行く際、感じがよかったので予約してあった運転手さん、
とてもがんばってくれました。
バスを使っていたら、もっともっと遅れたことでしょう。
結局、予定より15分しか遅れないで到着することができました。

急いで免税手続きへ。
ラッキーにも前に2人しかいません。
1月は長蛇の列でしたからね~。
いつもの黒人の女性係官です。
案の定、全部見せろと要求され、スーツケースを全部開ました。
「お母さんが持って帰るのよ、あなたへのプレゼントは無しよ」と釘を刺されたので
「私の趣味じゃないわ。日本人はブランドが好きよね。
私もう日本人じゃなくなってるから...」
と冗談言って笑わしてあげました。

封筒を投函して、やれやれで、ルフトハンザへチェックイン。
ところが、飛行機は1時間遅れ!
そんなに焦らなくてもよかった~。
フランクフルトでの成田便への乗り次には十分間に合うので、
安心するように...ということです。
母には時間がありますが、私はまだパリで予定があるので、
コーヒー飲んで、母と早めに別れました。
気をつけてね~。楽しかったよ~。

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上りの高速の状態をさっき見て知っていたので、RERで戻ることに。
何よりも、母が無事に中に入って行ってくれたのでほっとしました。
緊張がほぐれていきます。
なかなか来ない電車をいらいらしながら待って、
メトロを乗り継いで、ホテルの地区に戻り、日本食材屋さんに行って
「わー、お久しぶり~。お元気でした~」とまたひとしきり。
今度オルレアンまで配達が来てくれるかも...ですって。期待。
お米と揚げせんべ、あぶらげ、トンカツソースなどなど買い込んで、
何故か手元にあるさっきのかばんに詰めるだけ詰めて、
大急ぎでホテルに戻って、預けます。
宅急便なんかないフランスです。
午後クマの仕事仲間がホテルまで私の荷物を取りに来てくれる段取りです。
一人でとてもこの荷物、電車で持って帰れないもの。
ありがたいな~。

そしてまた駆け足で、予約している美容院へ。
ちょっと遅れてしまいました。ごめんなさい。
なんと3年ぶりで髪の毛切ります。
3分の2の髪を切った感じです。 
髪の毛無いみたいに軽い!
肩こり治りそう。体重減りそう。
お掃除を最後までしないでもらって、床に落ちた切った髪の量を見て、
「かつらが2つ作れそ~」。

そこへ母から電話。なんとまだパリ。
飛行機1時間じゃなくて2時間以上の遅れ。
ドイツも霧で、飛行機が飛ばなかったようです。
やっとフランクフルトへの便に乗るところです。

せっかく3年ぶりなので、パーマ・ブローもお願いしました。
なかなかかからないです。
すごく時間かかります。
この後会う約束の友人、待たせてます。
結局16時過ぎ、爽快に美容院を出ました。
お値段は爽快じゃなかったけど...。

久しぶりに会う友人は、
パレロワイヤルの公園で、しびれも切らさず私のことを待っていてくれました。
元気そうで、以前より若々しい感じです。
いつものように優しくて、こんなに待たせても怒ってませんでした。ごめんなさい。
髪の毛褒めてくれました。
近くのカフェでお茶。
この本面白いから、って貸してくれました。
ぺちゃぺちゃおしゃべり。
お互い年齢なので、健康のことが中心です。
朝から、空港のコーヒーとカヌレだけだったので、
サンドイッチ食べました。

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オステルリッツからの電車の時間が近づいたので席を立つ前、
母にもう一度電話。
フランクフルトでは乗るはずだった成田行きは当然もう出た後。
一緒にいた日本人グループも
名古屋便に走ってあっという間に掻き消えて、母は日本人で一人残され。
一生懸命片言で説明して、何とかANAの席が取れて、
17時に窓口が開くのを待って、切符を取り替えてもらって、
出発はなんと20時45分。
かわいそうに...。
苦労して、最終的にやっと通路側に取り替えてもらえてよかったけど...。

オステルリッツからの電車の中では
クロスステッチ刺繍をちょっとして、目が痛くなったので、
さっき友人が貸してくれた本をかんかん読んでしまいました。
1時間弱。
来た時乗った田舎の駅まで行く電車はもうあまりないので、
オルレアン・レ・ゾブレまでクマが迎えに来てくれました。
なんと車にはAUKIMIも乗っています。
髪型が変わって、別人みたいだと言ってくれます。
その言葉もうれしいけど、帰って来れてもっとうれしいよ~。
当分パリに行きたくないよ~。
うちにやっとたどり着いて、もう一度母に電話。
彼女もやっと今から成田行きに乗り込めるところでした。
うちに着いた1時間半後、私の荷物も届きました。
めでたし、めでたし。

こんなに長くなって、もっと切ってもよかったんだけど、
この話題はもう終わりにしたかったので、一気にがんばって完結しました。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。
こんな風に長い方が、私の疲労感が伝わると思って...。
フ~~~~~。
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by tchierisu | 2006-10-14 08:58 | パリ

先週末から、3泊4日でパリに行って来ました。
オペラが大好きな母が、ウイーン・ベルリンと廻って、
今回はパリにも来るので、お供です。
私がパリに行くのは今年1月以来の9ヶ月ぶり。
できることならなるべく行きたくない大都会。
おとといの晩帰ってきたのですが、疲労がまだだいぶ残っております。
4日行ってたから、4日経たないと回復できないのです。
少しずつ報告することにします。


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それでも、去年までの3年間、
週4日パリ、週末は自宅という、2重生活を続けていました。
毎週この駅からSNCFに乗って、自分でも良く通ったと思います。
その生活があったからこそ、今の田舎暮らしを幸福だと喜べるようになったのです。

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でも、この田舎の駅は好きです。
いつも吹きっさらしで寒いです。
こっちのホームには駅員さんも誰もいません。

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↑こんな電車が来ます。

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電車がホームに入ると、高い位置の扉を一生懸命自分で開けて
よじ登るように電車に乗ります。

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今回新たにうれしかったこと。
いつもは表示をよく見て禁煙席を探すのですが、
フランスは今年からパブリックスペースは全て禁煙。
電車の席はどこにでも座れるのでした。

次の停車駅オルレアンでは10分停車。
一番前の機関車をはずして、一番後ろに新たに付いて、
進行方向が逆になります。
なので私は一番後ろの車両に逆向きに座っていたのです。

1時間半電車に揺られて、パリ・オステルリッツ駅に到着。
メトロで1回乗り換えてホテルに行って、荷物を預かってもらって、
ロワシーバスでシャルル・ド・ゴール空港アエロガール1へ。
フランクフルトからの便の到着出口に、何とか母より先に到着。
なんかもう疲れちゃったよ~。

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by tchierisu | 2006-10-13 04:27 | パリ