カテゴリ:モータースポーツ( 10 )


がんばったエンデューロレースのアシスタントから戻ってから、早いものでもう1週間。
足跡残してくださっている神戸の、そして今ごろはアルゼンチンにいらっしゃる? Yさん以外は、
ちんぷんかんぷんであまり面白くない内容の記事アップが続いておりますが、
私自身の記録ともしたいので、我慢してお付き合いくだされば…と思います。

こんなに何回にもわたって記事を書こうと思うのは、、とっても充実していたからでしょう。
今までの人生で、こんなに忙しい時を送ったことがない! というほどのクマの最近、
日本への帰国や、友人とのイベントの他に、2人だけでゆっくり旅行に出ることはまずありません。
フランスやヨーロッパには、美しいところ、私が、いやクマでさえまだ知らない、
2人でゆっくり訪れてみたいところが盛りだくさんですが、そこに行くのは、定年後?
まだまだ先のことになりそうです。
日頃忙しいクマの、せめてものストレス発散、大好きなバイクのレースに参加できるのは、
反対に今のこの年齢だけですものね。

今回、そんなご縁で訪れることができた、LE PERIGORD地方、DORDOGNE県。
オルレアン大学の地理の授業では、FRANCE PROFONDE=一番奥深いフランス と教えられて、
ラスコーの洞窟で有名な当たり、フォアグラやトリュフがとれて…
なんて私の頭には、インプットされていました。
今まで行ってみたいと思っていたけど果たせず、初めて行くことができてうれしかったです。
実際訪れた印象は、雨が降っていたこともあったせいか、私が住むサントル地方より、
土が赤いような濃い色、土地が肥えて豊だな~ というものでした。
川の流れる景色も、豊かな土地を表現するのに一役かっていました。
幅の広いDordogne河の水の豊富さ、その支流のVézère川の美しさ。独特の景色でした。
人々も、変にパリに近いオルレアンとは違って、オーベルニュ地方にも似て、
みんなこの土地を誇りに思っていて、心根が暖かく、素朴、
オーガナイザーや、ボランティアの人たち、どこにいっても気持ち良かったです。
パリだとこうはいかないですからね。
週末中に見かけた有色人種は皆無、私だけだったかもしれません。


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これは金曜の晩と日曜の晩に泊まった、ベルジュラックのホテルの、朝食の時のテーブルセット。
ちょっとシミついちゃってますが、お許しを…
この地方の美しい景色が、ダイジェストで水彩で描かれています。
建物の雰囲気が、この地方独特で、かわいくて美しいです。
左下は、日曜日最後のスペシャルが行われたモンバジヤック。
右上の、Castelnaudの橋の向こうの丘の上のお城は、
ジャン・レノと、クリスチャン・クラビエ出演の映画、『Les visiteurs 訪問者たち』の撮影に使われたと
ニコルが教えてくれました。
ナタリの旦那、スタントマンのフレッドも
最初に首を切られるよろいを着た兵士の中に入って倒れこむシーンに出演しています。
この映画は、もう15年くらい前、
飯田橋の日仏学院のムータッパ先生のフランス語の授業で、教材として使われたので、
何度見たか分からないくらい繰り返して観ました。
「オッケ~」と叫ぶクラビエが、中世の家来と、現代のホテルのオーナーの二役を演じていて、
そのシャトーホテルがこのお城なのです。
永い間、あのホテルはどこなのか知りたいと思っていたのですが、
フレッドは古い話し過ぎてはっきり覚えていなくて、今回やっと突き止めることができてうれしいです。

1日目のゴールだったMontignacの町は、ラスコーの洞窟の町で、
近辺には、原始時代の様子を展示する博物館や、洞窟などがたくさんあり、
世界中から観光客はもちろん、考古学者やその道の研究者も訪れます。
次のポイントに向かって、バンで突っ走りながら、
助手席のボルドーに住むニコルが、いろいろ説明してくれました。
走る道も、岩が屋根のように覆いかぶさっているところを通ったりして、
慌てながらも「お~」と感動しながら走っていました。
テーマパークの様なところの前も通り、見学すると面白そうでしたが、
私はGPSとにらめっこで、ちらっと入口を見たにすぎませんでした。
他にも、フォアグラの試食や、ワインの試飲ができるところがたくさんあって、
停まれなかったのが本当に残念でした。

中学高校の時は、毎年合唱祭委員を立候補したり、アルバイトではコンサートのPAをやったり、
仕事もマネージメントとか、企画コーディネイトなんかをしてきた私は、裏方の仕事が大好き。
山好きで、山のハイキングガイドをするのは、地図を見るのが好きなのが高じたとも言えます。
隠されたチェックポイントを探しながら、
レースに参戦するライダーの補佐をするエンデューロのアシスタント役は、そんな私にぴったり。
とってもエキサイトしました。
YAMAHAや、KTMなど、大きなメーカーチームのプロのアシスタントは、
裏道を通って、トップグループにいる自分の選手のためにいち早く駆けつけます。
パソコンを駆使した特別なGPSを搭載しているようです。
私たちも、GPSに頼り過ぎることなく、地図もよく見て道を選び、時には、細くて誰も通らない道を走りました。
そんな時、突然森の中から、YAMAHAやKTMのバンが出没。
私達のルート取りも間違っていなかったという証拠で、私はとってもエキサイト、
プロの様だとひとりで喜んでいました。
なんでも慣れで、最初は人の車の、それも運転したことないような長いバンをとても恐れましたが、
一日、直線でも80キロのふたつの町の間にうねうねと設定されたコースの中、
SPやチェックポイントを探しながら、一日150キロ、2日で300キロ近くを走り抜いた後は、
クマに、オートマの四駆のバンの購入を考えるようにと言うほど、気に入ってしまいました。
VITOの性能が良かったからでしょうね。
自分のJEEPチェロキーのディーゼルより、走りが良かったから、当然です。
ほんと、楽しかった~~~。

ニコルはもう長年こればかりやらされているので、慣れたもので、いつも落ち着いています。
メリッサが今回休戦ということも、お母さんとして、心安らかでいられる利用なのです。
「一つの会場だけで開催のモトクロスは、セルジュが自分ひとりで行って遊んでくるからいいけど、
エンデューロとなると、アシストして移動しなければいけないから、私も駆り出されて大変!」 
とぶつぶつ文句も言っていました。
アシストの仕方のコツはもちろん、いつも何でも焦って、テンションが上がる私は、
今回本当にニコルを見習って生活したい と、たくさん勉強させてもらいました。
たとえば、駐車場で、車の移動をするように言ってくる係員に、
全くテンションが上がらず熱くならず落ち着いた状態で、
「これ以上駐車場の奥に入ると、タイヤが泥で滑って回って、脱出できなくなる。
今日はもう15回もそんな目にあっている。
ブルドーザーで引っ張ってくれると言っても、次に急がなくてはならないから、そんな暇はない、
絶対ここから動かない!」と主張する彼女。ちょっとした大げさなウソも方便なのであります。
そこまで言うと、係員は、強要して来なくなるというのもフランスです。
落ち着きながらも、強い意思の主張のため、選ばれたフランス語の語彙、私も日々真似したいものです。
でも、そこまで強く言うには、日頃おとなしくておしとやかな大和撫子の私なら、
もう切れた状態になってしまっています。
切れずにそこまでできるようになるのが、ここ数年の私の課題なのです。
同じ年代の女性の使うボキャブラリーや、話し方は、本当にまねするに値するものです。
なんでそんなに落ち着いていられるんだと聞いたら、
マニアックでディティールに細かく、いつもカリカリ気味のセルジュと一緒に仕事もしているので、
それにいちいち対応していられないからこうなったと言ってました。なるほど…
セルジュは私と同い年、ニコルは私の2つ年下ですが…

クマも、今回セルジュとレースに参加して、エンデューロについて学ぶことが本当に大きかったようです。
今回のGRAPPEは、プロも参加のクラシックと呼ばれるものですが、
クマががんばろうと思っているのは、ファミリーと呼ばれる、アマチュアばかりのもっとクラスが下のもの。
今年はそれにたくさんエントリーしています。
その彼にとっての本番に向けて、マシンや装備など、
今までのラリーレイドとはまったく違った、エンデューロ用に、この週末からリストを作って張り切っています。
私もアシスタントとして見てきたディティールを話して、2人で検討しました。
一昨日の土曜日には、近場のモトクロス会場でまた国内の試合が行われたので、出かけて、
レースの見学そっちのけで、キャンピングカーやバンが停まる駐車場に行っては、
みんながどうやっているか、便利グッズなど、つぶさに見て廻りました。

マクロビオティックの食事の陰陽表で言ったら、
中庸のものを食するのがいいとされています。
でも、その土地で生きていくには、その土地でとれるものを口にするのがいいとも。
この国の人にならって、レース中から、
陽の食べ物、サラミや生ハムのような、豚肉加工食品もいつもより多く摂取しているためか? 
かっとなりやすいというか、先週の興奮がいまだに冷めずにいるようです。
身体の方は、翌日の火曜日など、重くって、動くのも大変なくらいでしたし、1週間いつも眠い状態です。
でも精神はピリピリ興奮しっぱなし。長く落ち着いて眠ることはできません。
疲れているので、先週は、甘いものが食べたくて、食べちゃうし、
レースの時だけと許して買った残りのポテトチップなんかも食べちゃって、
ジムに行っていないことも手伝って、ここのところ3キロも太っちゃいました。
真剣にGIダイエットモードに戻らないと大変です。
でも精神はとってもハイな状態、身体は疲れても快い疲労、気持ちは元気いっぱいです。
これって、一昨年、スイスイタリアアルプス8日間小屋泊まり縦走から帰ってきたのと同じような症状。
そして次回の試合に向けて、クマと一緒にバイクのことばかり考えちゃっています。


その1の記事で紹介したサイトの、プロのカメラマン発表の膨大な写真の中に、
セルジュはいたものの、クマは写っていませんでした。
2日目は棄権して、参加してなかったんですから、当然か~。
でも、先週、GRAPPEが行われたDORDOGNEの地方紙が、参加者全員に送られてきました。
やさし~~。


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特集ページを開くと、なんと!


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バイクに乗ってるところにはさにあらず、
一日目、セルジュと向き合って、オーガナイザーのボランティアが提供するランチを食している写真で
ヘルメットをとったクマの顔がばっちり出ていて、大笑いです~。
クマのうしろには、カメラを向けている人がいたので、陰にあわてて隠れた私の、
オレンジの上着もちょっと写っていま~す。


今度の試合は、5月23日と24日の土日、AUBUSSONというところです。
そして翌週末には、LE TREFLEという試合で、2週続けてです。
トレフルの方は、またプロが出るもので、セルジュと一緒です。
でも最初の週のオービュッソンの方が、クマががんばるファミリーのチャンピオン大会で、
フレッドと一緒に参戦です。
それに向けて、大きなトラックをキャンピングカーに改装しているのの仕上げをしたり、
GRAPPEに間に合わなかったバイクも調整しないと。
私も、学んだレッスンを生かして頑張りたいと思います。

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これは2日目のあるスペシャルを終えて戻って来たセルジュ。
泥だらけで前が見えないというのに、子供のように大喜びです。

5月24日には、クマにもこんな笑顔が出るといいな~。


いつもは刺繍をしている私と、車をいじっているクマと、家の中でもバラバラに行動していましたが、
同じ目的に向かって、一緒に頑張れて、とっても楽しいです。
昨日の日曜は、本当は騒音が出るので日祭日は禁止だけど、
私がやけに気持ちが元気で、いつもはクマとクマの娘に任せてひとごとのような庭の芝刈りを、
レースの疲れがまだとれずもっとお昼寝したいクマを促して、一緒にがんばりました。
1か月くらい前からやりたくてもやれなかった、ネコヤナギの枝の剪定も成し遂げました。
今年初めての芝刈りで、きれいになった庭を見て2人で満足。
日も長くなったので、2人で乗るために買った大きなバイクの後ろに乗って、フレッドの家まで出かけました。
バイクに乗りたくてしょがないモードの私です。クマの後ろだけどね…


それにしても、クロスステッチをすることと、エンデューロレースのアシスタント、
静と動、なんという対極の活動でしょう!
でも、両方とも大好きなのです。

長いばかりの記事なのに、ここまでお読みくださった皆さま、
お付き合いくださって、ありがとうございました!















 
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by tchierisu | 2009-04-20 22:21 | モータースポーツ


ドロドロのウエアーやブーツを、とりあえずごみのビニール袋に入れて、
ニコルが予約してくれている今夜のホテルに向かいます。
クマは、バンの荷台に犬の様に乗ります。

そして着いたところは…

Château Hôtel La Fleunie

名刺をもらってきたので、今このサイトに行ってみて、その格調の高さに再びびっくり!
お時間のある時にでも、行ってみてください。
サイトでは素晴らしいお写真も多々見れますが、私の写真でご紹介。


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セルジュは、レースに備える心構えが半端じゃなくて、むしろマニアックとさえ言えるほど。
翌日のの体調のために、必ず前日にはパスタを食べないといけないそうなのです。
それで、町のピザ屋さんを、すでに先ほど予約してあったのですが、
このホテルを見たら、もう町になんぞ戻りたくはありません。
だいたい小さな町の中心に、駐車スペースを見つけるだけでも容易ならないことなのです。
ホテルには、レストランも高級なのがあります。
きちんとした格好で行かないといけない雰囲気です。
ちょっとは払いましたが、泥がまだくっついているし、雨に降られてよれよれの状態の私達、
そんな高級レストランにむかって、それでも、パスタは特別に作ってもらえないか頼みます。
やっぱり無理でした。ははは

驚いたことに、セルジュは、
その後、部屋にコンロを持って行って、夕飯前にパスタをゆがいて食べたそうです。ひえ~!

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シャワーを浴びて、こぎれいになった風ですが、靴なんか山歩き靴一足しかなくて、泥だらけ…
ちょっときれいなスニーカーは、スタート地点のベルジュラックの車の中に置いてきてしまいました。
あ、もう一足持ってたけど、それはゴム長靴だもんね。


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なんかいきなり違う世界に来てしまって、でもアペリティフをいただいてほっと一息。
やっぱりずっと競争モードだったので、落ち着きます。
本当はもっとゆっくりしに来たいところですね。
シャンペンベースのカクテルがおいしかったです。
セルジュとニコルはアルコールは一切口にしない徹底ぶりです。


その晩のメニューをいただきました。
フォアグラのムースのアミューズブーシュに始まって、サラダの前菜に、メインは子牛肉だったかな?
よく覚えておりません。


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写真もやっとデザートの時に撮りました。
ヌガーのアイスでした。でもそこらのとは違って、ちゃんとおいしかったです。


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外には、ワラワラと鹿とヤギが飼われています。


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見事な角ですね~。
動物に接すると、やっぱり癒されます。


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レセプションもこんな感じ。


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見上げれば、こんな感じ。


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お城の手前に見えるシルバーのバンが、セルジュのVITO。


その晩は夕食後、クマは美しいバスタブの中に、泥だらけのブーツやウエアーを持ち込み、
全てきれいに洗っていました。
私は、お風呂が詰まりはしないかとひやひやでした。

私は、また翌日の行程を、じっくり研究。



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一夜明けて、また優雅に朝食のビュッフェ。
2日目のスタートは、前日の逆で、番号が大きい人から順番。
21番と22番の我々は10時29分なので、余裕です。


そしてその時、私は発表しました。
「今日は私が運転しますからね!」

急に言われたことに対して、心の準備がないと、動揺が激しい私ですが、
一度モードが変わって、スイッチが入ると、あとは全開であります。


ホテルのお会計でもびっくり。
パリのホテルなんかよりもはるかにお安いのです。
お食事もです。

今度は絶対ゆっくりバカンスを過ごしに来ようと誓いました。


モンティニャックのスタート地点に向かいます。
その日の朝まで考えていましたが、クマはパークフェルメのバイクを引き取って、
そのまま、ベルジュラックまで戻って、自分のバンにバイクを積み、
そのバンでどこかで合流することに決めました。
残念ながら、レースは一日だけでリタイアです。
あとでわかったのですが、ここまでのスペシャルの総合成績は200位ちょっとくらいでした。
準備ができていなくて、転んだりもしたというのに、まずまず、本人は至極満足、
次回に向けての体力作りにモチベーションが上がります。


一足先にベルジュラックに向けて出発したクマを見送った後、
私は運転手としてセルジュをサポートします。
さっきお見せしたシルバーグレーのバンです。長いです。
でも自分のJEEPよりちょっとだけ長いかな~? の感覚で、運転しやすくて、
何よりも走りがいいよくて、快適でした。


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小さな町には、わらわらとライダーたちが右往左往。
この白いゼッケンのバイクは、お医者さんです。
数人の医師が一緒にリエゾンのコースを付いて走って、もしもの時は応急処置をしてくれます。
すぐに救急車が来れないような山の中の道とか走りますからね。



この日の目玉は、TURSAC という小さな村に特設された会場の、
「エクストレーム」と呼ばれるモトクロス。
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前々日、セルジュと会ってすぐに、ここを下見に来ています。
この写真はその時の誰もいない時の様子。
これを見たクマは、その時から、2日目はやめておいた方がいいな… と思っていたのです。
この時はまだ雨も降っていなくて、なんとかいけそうでしたが、
実際は、ものすごい人の中、大雨で、丸太や大岩を使って作られたコースでは転倒者が続出。
ボランティアの人たちが助け起こします。
その1の記事に紹介したサイトに行っていただくと、そんな写真がいっぱいご覧いただけます。


ゼッケン番号の大きい人たち=アマチュアであまりうまくない人たち からなので、大渋滞が起こります。
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最後にスタートしたトップクラスが早くも現場に着いて、様子を見に来ます。
ペテランセルとカストゥーが、何やら難しい顔をして長いこと話しこんでいました。
ラリーの今度の契約の話でもしているのでしょうか?
その右横には、セルジュが、どこを走ったらいいのか、ルートを観察しています。
出を待つライダーの大渋滞もだんだん緩和されて、トップクラスも支度を始めますが、
研究熱心なセルジュ、大物の走りを見たいようで、なかなかこちらに来ません。
やっと来たセルジュ。落ち着いています。
そしてなんと、彼はいっちばん最後にスタートしたのです!
せっかちなクマ、小心者の私には考えられないその行動。
ちょっとはこのくらいに構えられるようになると、
こちらの社会にもっと上手に順応できるのかもしれないな~ と学びました。
お陰で、ニコルと私は1時間半以上もその寒い雨の会場で佇んでいたのです。
そして、大勢の観客と共に車を出すことになり、またもや車も大渋滞。



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そんなイライラも、ふと横を見たら、畑にはこんなガチョウ?かも?の群。
ここはフォアグラで有名な地方なのです。
あまりにかわいくて笑っちゃいますが、今度のクリスマスには食べられちゃうのかな?


次のSPのある町でクマとも落ち合います。
でもその町の近くのSP会場がどこなのか、なぜか標識がありません。
前々日の下見に来たはずですが、どこから行ったものか記憶が定かではないのです。
セルジュからは、ガソリンがないから町までも降りれないと電話が入り、大緊張。
後から考えると、町の中の矢印は、もうSPが終わったので、早くも取り外されてしまっていたようでした。
だからぴビリはいやなのよ~。
最終的にはなんとか、SP地点を、GPSに緯度と経度の数字を入れてたどり着けました。
う~ん こうしないと正確にはたどり着けないのね、実践でいろいろと学びます。
仁王立ちになってガソリンが届くのを待っていたセルジュが怖かった~。

前日の様にゆっくり1時間とって、オーガナイザーが提供するお昼ごはんを食べている暇はなく、
セルジュはエネルギーバーをほおばって、進んでいきます。
私たちだって、寒い中、用をたすのも、トイレなんか探してなんかいられません。
人がひしめく駐車場でも、バンのドアを開いてほんのちょっと死角を作って、
そこで素早くなんて、もうお手のものです。


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さすがはセルジュ、どんどん抜かして、ここはあるSP。
ほとんどトップクラスと同時に到着です。
半分は舗装、半分は土のサーキットです。 こんなの初めて見ました。
10人づつが一緒に走ります。
司会者が、過去のセルジュの成績をたくさん紹介していました。


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最後のスペシャルが行われる、シャトーモンバジヤック。
このお城のある高台に登って来る道の四方は、一面のワイン畑。あるいはたくさんのくるみの木です。
SPのコースも、ワイン畑の中に作られています。
ここのワインは、フォアグラと一緒にいただく甘い白ワインです。
くるみのオイルも有名です。
ベテランのカテゴリー優勝者には、毎年、
そのライダーの体重と同じ重さのモンバジヤックワインが贈られます。


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ここまでの行程が相当きつかったようで、ほとんどのライダーの後ろのゼッケンはもう泥で見えません。
その様子は、あとでサイトの写真で知りました。
私たちはセルジュがここに来るのを、
ガソリン、乾いた替えのゴーグルとグローブ、エネルギードリンクを持って、待機です。
あるイタリア人は、ここまでたどり着いて、私たちにテープを上げてくれと頼んで、棄権していました。
でもトップクラスは、上着を脱いで、鮮やかな色のTシャツを着て、レースに臨みます。
さすがに早い早い、一見に値します。
セルジュもまずまずの成績でした。

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この日、どこにいても一緒だった、マイケル・ピションの子供たち。
今エンデューロマガジンを見て、ザシャリーとリリローズという名前だと分かりました。
ル・マンの近くに在住の33歳のマイケル。
お父さんのアラン・ピションも、
先日は我がMEZIERES村のモトクロス会場で行われたフランス地方大会に出場、
私たちよりも年上でしょうけど、バリバリの現役です。
雑誌の特集記事で、マイケルは、休みには父親と息子と3人で走ると言ってますから、
この子ももうばっちりジュニアの大会に出ているのかもしれません。
この世界の人たちは、こうしてみんな子供のころからこの環境にいるのです。
トップの選手の奥さんは、雨の中も赤ちゃんをおぶったり、バギーに乗せて泥の中歩いていました。
ニコルもメリッサをそうやって育ててきたそうです。


ゴールのベルジュラックの会場では、上位50人がレースを行っていました。
過酷だった2日間の疲れを全く見せず、丸太で作られた山を、みんな飛ぶ飛ぶ。
大勢の観客は大喜びでした。
セルジュとクマは、セルジュのバイクを洗いに行きます。
もうどこの洗車場も長蛇の列。
戻ってきた時は、表彰式兼夕食の締め切りの21時をはるかに過ぎています。
でも彼らの後ろにもまだたくさんのバイクが洗車場にいたのですから、
始めようにも始められないでしょう。
会場の外に張り出されている成績表に、人々が群がります。
セルジュは、おしい!なんと53位でした。
あの最後にスタートしたエクストレームで転ばなければ、
もしかしたら50位以内に入っていたかもしれません!


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総合で上位の人の表彰の様子。
今日ずっと一緒だった、マイケルの娘、リリローズちゃんも、舞台にパパと上がっています。
彼女はいつも一緒に表彰台に上がるようです。雑誌の写真でしばしば同じものを見かけます。
もう何回上がったことでしょうね?


800人近い人に一斉にサービスが始まったのが、22時を過ぎてから。
最初のスープが暖かくて体に沁み渡ります。クリームスープにたまごとニンニクが入っていました。
なんていうスープかしら?レシピを探さなきゃ!

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テーブルには、この地方の赤ワインが並びます。


当然フォアグラが出てきます。
それには…
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やっぱり モンバジヤックワインでしょう。



あ、クマが帰ってきたので、総まとめの記事は、また次回に…
もうちょっとだけお見せしたい写真と言いたいことがあるので…

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by tchierisu | 2009-04-17 02:27 | モータースポーツ


アシスタントに慣れているはずのニコル、なんであんなにバンを嫌がっていたのでしょうか?
やっぱり運転しにくいんでしょうね?
私はやっとの思いで、なんとか助手席に乗ることになったと言え、
せめて、ナビゲーターとして少しでもお役に立てるようにと、
前の晩は、夜の1時過ぎまで、ロードブックや地図とにらめっこで、翌日の行程を予習しました。
ダカールラリーのブリュノ状態?

なんとかその日の行程をシミュレーションできて、朝を迎え、6時に朝食。
前の晩、バイクを停めた、ドルドーニュ河の岸辺のパークフェルメに向かいます。


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619台のエントリー 壮観です。



ゼッケン1番は、ここ数年この大会の優勝者マーク・ジェルマン、
ゼッケン3番は、現在ラリーレイドの世界では、ミツビシの4輪の選手として増岡選手と共に数回優勝を収め、
元はバイク奏者としてダカールなどで何回も優勝を収めている、ステファン・ペテランセル。
4番は、スーパーモトクロスの世界チャンピオンのタイトルの他、
モトクロスやエンデューロで最近も活躍の、今をときめく、マイケル・ピション。きゃ~~~。
ラリーレイドで現役で活躍のライダー、ダビッド・カストゥの顔も。
ラリーレイドの人たちは、来週からチュニジアラリーだというのに…
その他にも、数字の小さい人たちは、みんな、世界で名だたる、招待ライダーたちなのです。

そんな中、セルジュのコネでとれたクマのゼッケンは、なんと、21!  
まるで間違えて入っちゃった状態、恐れ多すぎます~~~。


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スタート前、緊張の面持ちのクマ。
あ、緊張しているのは私の方かな?


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22番がセルジュ。
スタートの町の中心までいよいよ出発です。



私はニコラの運転するメルセデスのバン、VITOの助手席で、ナビを務め、
最初のスペシャル地点に向かいます。


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どんなにあわてて、早く到着しても、しばしばこのように、渋滞。
この時は会場にお医者さんが到着していなくて、レースを始められず、
みんな、このきつい泥だらけの傾斜で、1時間近く待っていました。
クマは早くも鼻の頭から血を出しています。聞けば、走っている最中に木の枝が刺さったとか…

長く待って、緊張もひとしお、いよいよクマの最初のSPです。
名だたるライダーは難なくクリア、時間を競っています。
そしてやっと巡ってきたクマの番。ドキドキです。
ゆっくりスタートを切り、落ち着いているように見えましたが、なんと!

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最初の何でもないカーブで、転びました! こんな写真アップしてごめんよ、クマ・・・
私はその時ビデオを撮っていましたが、「あっ!」という叫び声と共に、
動揺のあまり、画面が芝生の地面に向いてしまっています。
私が走っているわけではないのに…

今回のクマのマシンは、400CCの4サイクルエンジン。
エンデューロをするには125とか、250くらいの2サイクルの方が適していて、
一度エンストを起こすと、なかなかキックでエンジンがかかりにくいのが、
今回のクマのハンディでもありました。
マシンの準備が間に合わなかったのです。


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当然ながら、結果は散々。
トップのピションの倍も時間がかかってしまいました。


やれやれの最初のSPが終わり、次に向かうにあたり、VITOは、走るのは早いけど、
ぬかるんだ泥のある駐車場では、簡単にタイヤが滑ってしまうことが分かりました。
ニコルはだから四駆で走りたかったのです。 なるほど~。
そして、方向転換する時に、ニコルは簡単にバンを放棄して、そこにいるおじさんに運転を頼んでいます。
やや、これくらいなら私でも出来るじょ~。



雨降る中を、GPSを使って、次々にスペシャルや、チェックポイントを追っかけて行きます。
道を間違えたりして、だいぶ時間をロスしたと思われ、
きっともう彼らの方が先に行っちゃっただろうと思うところも、
なんとかその直後に彼らが到着、アシスタントに間に合って、いい仕事ぶりです。
これなら、女性ばかり出場のラリーレイド「ガゼル」にも出れるかも~、 とニコルと楽しく進みます。
最終的には、一か所だけ追いつかなかっただけで、
でもそのすぐ後にまた合流できたので、問題ありませんでした。
方向転換が難しい時は、私がやって、様子が分かってきて、なんか私、だんだん自信が出てきます。


1日目最後のスペシャルは、モトクロス会場。
10人が一緒にスタートしてタイムを競います。


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こんなモトクロス会場がクマは大好きで、理想的です。
転ぶこともなく、結構いい線でいいタイムを収めました。



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このSPがこの日最後だったお陰で、上機嫌なクマ。
背中が痛んできたので、ちょうどよかったです。
ここまでなら、とってもいい思い出として終えることができそうです。


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その日のゴールは、ラスコーの洞窟で知られる、モンティニャック。
ドロドロのバイクを洗うマシンも、こんな小さな町には数少なく、1時間も待ったげく、故障。
セルジュとクマは、川べりに行って、泥を落とし、雨降る中、道端でとりあえず着替えて、
私たちは、その日の宿舎に向かいます。


またもや長くなったので、続きは次回のアップに…

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by tchierisu | 2009-04-16 01:10 | モータースポーツ


復活祭で、全国的にバカンスムードが引き続いておりますフランスです。
今週の月曜日が復活祭の月曜日ということで祭日、
クマと私は、金曜の朝から、ボルドーの東、ベルジュラックまで、エンデューロの試合に行ってきました。
金曜日は一応みんなは働く日で、クマも現場の一つがあるトゥールに朝寄って、レース会場に向かいます。
トゥールのあたりからお天気は曇り空、
月曜日の夜うちに戻るまで、ついにお日さまは一回も拝めませんでした。

若かりし頃からモトクロスバイクをがんばってきているクマ、
2000年にはチュニジアラリーに参戦しました。
数年前のダカールラリーにも、自分は参戦しませんでしたが、
パリのバイクチームのスーパーバイザーとして、アシスタントカミオンに乗ってくっついて行ってきました。
エンデューロの経験は浅いクマですが、
去年はファミリーというプロが出場しない一連のエンデューロバイクレースの
ベテランカテゴリーで、全仏4位という成績を収めて、気をよくしています。

今回声をかけてくれたのは、クマの仕事を引き受けてくれる会社のセルジュ。
もう20年来エンデューロを続けているつわものです。
彼の奥さんニコルは、一人娘のメリッサが赤ちゃんの時から、
長年セルジュのアシスタントをしてレースについています。
そして今18歳になったメリッサは、過去にジュニア選手権などを勝ち抜き、
ダカールなどラリーレイドの世界でも名が通るバイク走者ダヴィッド・フレティニエが率いる、
YAMAHAのチームに所属して、現在特訓中です。
通常は、パパと一緒に走る予定でしたが、前回の試合で、爪に鉄線が刺さって、
今回は残念ながらお休みです。
フレティニエも、熱があって、寝込んで、出場を見合わせました。残念!

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こちらがメリッサ。 かわいいお嬢さんでしょ? 
この世界で育ったせいか、とっても社交的、ポジティブな性格の持ち主でした。
メリッサの左の薬指の爪が見えますか? 
傷の様子を見せてもらったけど、痛そうで、お尻がモニョモニョしました。



ちょっとDLに時間がかかりますが、
最後にインタビューを受ける、メリッサの可憐なバイクさばきの動画はこちら
最初に出てくる赤いウエアーを着て40というのは、一緒に練習するロマン君、
メリッサはオレンジのウエアーの方です。男の子みたいに見えますね。


若いころからバイクをしてきたクマには、当時からのバイク乗りの友達がたくさんいます。
今や世代が代わって、彼らの息子や娘が選手になっているのです。
クマはそういう若者たちのスポンサーになって、応援しています。
世界選手権で頑張るロイックもその一人で、以前ベルギー大会まで応援しに行きました。


今回の試合は、もう今年で22回目になる、「GRAPPE DE CYRANO」です。
ロスタンの戯曲で有名になり、デパルデューの主演の映画でお馴染の『Cyrano de Bergerac』は、
てっきりここの地のお話かと思っていましたが、どうやらそうではないようです。
今調べて知りました。
でも、主催者側も、十分その話を意識して、騎士のマスコットを使ったりしていましたけど…?
Grappeとは、ブドウの房のこと。
ワインが採れる地にちなんでなのでしょうね。


プロカメラマンによる、臨場感あふれる素晴らしい写真がすでにネットで発表されているので、

こちらや

こちらや

こちらや

こちら


などでぜひお楽しみください。


花粉で苦しんでいた私には、全く薬も必要なく、鼻をかむこともなかったこの週末、
本当にありがたかった、お湿りですが、
「お湿り」なんて言葉でおさまらない、雨、雨、雨 でありまして、
選手もアシスタントもオーガナイザーも観客もボランティアも、タラソテラピー状態でありました。
でも、天気がいいと、今度は砂漠のような、ものすごいホコリになりますから、
私には泥の方がありがたかもな~。


トップ陣に世界チャンピオンが名を連ねる、人気のあるこういうクラシック大会には、
出場希望者が集中して、なかなかエントリーできません。
クマも申し込みをしていたものの、最後まで出場か否かがわからず、もう諦めていました。
でもセルジュのこねのおかげか? つい1週間前に出場が決定した時は、
仕事がものすごく忙しく、自分の身体のコンディションも、バイクの状態も、全くの準備不足。
行くのをやめようという話もありましたが、せっかくエントリーできたのですから、
どんな具合か、様子見で、大変なら次回に備えてすぐに棄権しよう という心構えで臨みました。


金曜日の午後までやっぱり仕事を離れられないセルジュとは、翌日と翌々日の下見のため、
スペシャルと呼ばれる会場の一つで待ち合わせました。
ハイキングするのにちょうどいい様な、起伏のある畑や山の小道に、
テープが張り巡らされて出来上がっているコースを、歩いて見て廻ります。
私はニコルが運転するバンの助手席に乗って、ナビを担当するのです。

いくつかのスペシャル会場をみて
ひとつはエクストレームと名付けられる、スーパーモトクロスのようなところで、
どうなることやら…
とにかく無理はしないでおこうと決めた次第でありました。

BERGERACの町に戻り、いよいよエントリーと車検です。雨がもうたくさん降ってきて大変。
フランスの他に、ベルギー、イタリア、スペイン、などヨーロッパ全土から、
総勢619台のバイクが出場です。
そのうち半数近くが、37歳以上のベテランのカテゴリーなのです。
37歳なんて、我々と比べたら、体力的に大きな差がある! それでベテランなんて!
ぜひ45歳以上の「シニア」なんていうカテゴリーを作っていただきたいものです。


書類審査の後の車検では、バイクの消音の具合や、ヘルメット、
給油時に敷かなければいけない、環境保護シートの携帯などもチェックされます。
でも、その時見せたじゅうたんの切れはしは、一回も広げることはありませんでしたが…


車検を済ませて、やっと食事です。
どうもセルジュは最後の最後まで何でも引き延ばす性格のようです。
せっかちなクマや、小心者の私とは対照的。ベテランの余裕でしょうか?
レストランでやっとニコルとメリッサにご対面。
もうこの22時の時点で、私はくたくたです。

でもその時事件が!
セルジュとクマの2人のアシスタントに、ニコルは彼女の4WDで、
私はセルジュのオートマのバンを運転して、という話になっていきます。
翌日の宿泊は、ベルジュラックではない80キロ離れた町になるから、
4人分の荷物を持っていかなければならないからよけいです。
そ。そ。そんな~! き・きいてな~~~い!
今までの人生で、あのバンのような長い車を運転したことのない私、
ましてや他人の車、それも隠された知らない場所に向かって、
オリエンテ-ションしながら、アシスタントをするなんて~~~~~。
なんでも、前もって前もって準備しないと、精神的にダメな、アドリブが全くきかない私、
こんな夜遅くのくたくたな時に言われて、大パニックに!
緊張のあまり、涙が出そうになりました。でも大人げないし、初対面の人たちの前だし…


そのままレストランを出かかって、クマにこっそり「絶対無理…!」と訴え、
実はクマも、私に何か起きちゃうんじゃないかと思うと、自分もレースどころではなくなるから、
ニコルと一緒に行動して欲しがっていました。
なんで2台で行く必要があるんだ! と… よかった…
それで、なんとか、バンを運転するニコルの隣に私が乗ることに話がおさまりました。
その時のうれしかったこと…! はぁ~~~ 緊張した~~~。

この週末の間、私にはこの出来事が、一番きつかったのでした。



長いお話になっちゃったので、続きは次のアップに…

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by tchierisu | 2009-04-15 22:26 | モータースポーツ


毎年1月最初の2週間のこの時期は、
ダカールラリーのテレビを毎日一生懸命録画している頃です。
2005年には、クマもパリのバイクチームの
アシスタント?スーパーバイザー? として、
カミオンに乗ってダカールまで行ってました。
クマ自身は、ダカールではありませんが、
2000年のチュニジアラリーに、バイクで参戦しています。
ラリー初出場で、44位でちゃんとゴールできたので、気をよくしていました。
その際同じチームでお友達になったのが、神戸のYさんです。
クマは、チュニジアラリー参加で、他にもお友達がたくさんできましたが、
以前トゥールで4WD車のガレージを経営していた頃から、
ラリー車のチューニングを手伝ったりで、この業界の人たちとは昔から広く交流があります。
その関係で、私も以前クマと一緒に
日本のフォーバイフォーマガジン社の、フランス特派員のお仕事をさせていただいて、
オーベルニュのジーピングや、ダカールについて取材し、
記事を拙い文章で送らせていただいておりました。

毎年お決まり年頭行事のダカールラリー。
なんと今年は開催30年目にして初めて、全面キャンセルとなりました。
アルカイダが脅迫してきたというのが理由です。
ファンはもちろん、参加者や関係者のがっかりはいうまでもありません。
がっかりというよりも、このモータースポーツのために、どれだけのお金が動いていて、
今回のキャンセルに伴って、どれだけの会社が潰れるかと思うと、
たとえばヨーロッパステージと、せめてモロッコくらいまでは行って
その後予定の半分でお終いにするとか、
なんとかどうにかもっとやりようがなかったのかと、
多くの人が思っている状態なのであります。

我が家には、毎年暮れから、日本からは神戸のYさんが、
オーベルニュからはブリュノが、宿泊してくれて、
ダカール参戦に備えて英気を養って(?)くれています。
今回はYさんはお休みでしたが、ブリュノは30日から泊まりに来て、
大晦日はナタリとフレッドのうちで一緒にカウントダウンしました。
そして彼は、1日にパリから降りてくるトヨタチームにピックアップされて、
ダカールスタート地点のポルトガルのリスボンに向けて出発していったのです。
スタートは5日の予定でしたが、4日、車検も無事終えて、
日本からトヨタ車体の100人もの応援団と、盛大に壮行会を行っている最中、
キャンセルというニュースが入って・・・・
その時の皆さんの様子を思うと、胸が潰れます。

途中1泊して ブリュノ達は6日の日曜日に、
高速のインターに近い、クマの会社にまた戻ってきました。
元旦ブリュノがピックアップされる時は、
以前から何度も、ダカール会場や、暮れのパリの日本食レストランでよくお目にかかる
チーム監督のI氏に、新年のご挨拶と、激励の言葉でお送りすることができましたが、
まっさらで、どこも痛んでいないレース車両で戻ってくる面々に
いったいどんな言葉をかけてあげることができると言うのでしょう・・・・



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スポンサーのステッカーがたくさん貼られたラリー参戦車。
もう厳しい車検も済ませて、ゼッケン番号まで貼られているというのに・・・


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こちらが1号車。
三橋淳ドライバーが乗って、市販車クラスのカテゴリー優勝を果たすはずだった車両です。


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こちらがジャンジャック・ラテドライバーが運転の2号車。
その隣にブリュノがナビとして乗って、ダカールにカテゴリー2着で着くはずでした。


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車の中はこんな感じ。


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アシスタントカーの乗るプレス担当S氏。
日本人の方ではありますが、パリ育ち。
去年もお目にかかっていながらそのままで失礼しいておりました。
今回はお名刺もいただきました。
オオキミ! 誰彼かまわず遊んで~って言わないの!



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オオキミ! おしっこかけちゃだめですよ!



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ブリュノはここで皆にさようならなので、少しだけお茶していただきました。
日本人の方もたくさんいらっしゃるかと思って、日本茶もご用意しましたが、
パリ育ちのS氏もコーヒーをご所望でした。(笑)
そりゃそうですよね。私よりはるかにフランス語が上手です。
チーフメカのフィフィも、立ち寄ってくれました!




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こんなことになっても、やっぱり明るい彼らです。
手前のブリュノもメカのペドロさんも 明るい笑顔でした。



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ほんの15分くらいの出来事でしたが、私の今年のダカールはこれでお終い。
ブリュノを下ろしたジャンジャックが、今度は一人でパリまで運転して行きます。
さみし~~~~い!


ダカールラリーは毎年、テロに脅されたり、
数年前には実際に襲われたこともあります。
途中のステージを数日分すっ飛ばして、
大型飛行機ですべての参戦車やヘリまで積んで、移動したこともありました。
こんな状況が毎年続くダカールラリー。
もうアフリカ大陸での継続が難しいという声も出ています。
オーストラリアなんかに行くことになったら、
日本人にとっては、近いし時差もなくて、ヨーロッパ人より有利になりますね。
私もオーストラリアにラリー観に行きたいな~。


ブリュノは日曜日うちに1泊して、翌日月曜日に
オーベルニュのミュロルに帰っていきました。
彼のおうちの横の倉庫だったところを、
クマがお手伝いして、アトリエに改装する話があるので、
またもう少ししたら、私もミュロルに遊びに行けるかも?!


さて、トヨタチーム。
がっかりもしていられません。
彼らはまた2月の初めに、他のラリー参戦の課題が待っているそうです。
今後も引き続き応援していくことにいたしましょう。

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by tchierisu | 2008-01-14 01:04 | モータースポーツ

お久しぶりです!

お久しぶりでございます。
もう1ヶ月以上も更新していませんでした!
なんでこんなに時間が速く経ってしまうのでしょう?

フランスの5月のカレンダーには毎週祭日があって、
世の中連休続きで、何かと忙しくしておりました。
クマもよくうちにいるし、クマの娘も2回、いつもより長めにやってまいりました。

日本人のマダム達とお話しする機会が増えて、本当に楽しい日々を過ごしています。
フランスに住み付いて10年以上経った今、
フランス社会と、日本の社会との間で、
やっとなんとかバランスよく生きていくことができるようになった自分。
その再確認にうれしい日々です。
よく日本語でおしゃべりするようになって、発信欲求が治まっているのも、
ブログの更新ができなかった理由かな?

この間に撮った写真を見てみると、何やっていたかを思い出します。

4月末から5月の頭の連休は、毎年恒例、
オーベルニュ地方のミュロルという村で行なわれる
CHANBON SUR JEEP というJEEPの集まりに行って来ました。

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よくみるとクラシックタイプもたくさん参加。



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みんなピカピカにこれでもかと自分の愛車に磨きをかけて、見せびらかします。



暮れからお正月にかけてパリダカに出る前にうちに泊まってくれたブリュノが会長を勤める、 
CLUB JEEP AOC が主催の、JEEPだけが参加できる集まりです。

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Jeepというと、普通こんな感じの軍用車を想像しますが...



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カスタマーされたこんなプロトタイプもたくさんあります。



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私はシンプルながらもメタルできれいにお化粧されたこれに、今年は惹かれました。



もう10年近く毎年参加していて、
日本のフォーバイフォーマガジンに取材して記事を書いたこともありました。

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いいお天気でした。
遠くにはマシッフサントラルの最高峰、ピュイドゥサンシーの山並みが見えます。
今年はもうほとんど雪が残っていません。




毎年フランス国内だけでなく、イタリア・スイスなどからもはるばるJEEPERがやってきます。

クマはこれに参加するために、せっかくいつもの黒いピックアップの荷台に、
荷物が濡れないように、オオキミも乗れるように、と 
長さ半分のところまで美しい屋根をつけたのに、
エンジンの調子が悪くて、私の車でいくはめになりました。
JEEPでない車での参加は初めてです。
動かないわけではないのですが、
片道300キロ 往復600キロを絶えられるかが不安でした。
そうなると高速にも乗れないし...
でも現場に行って、部品を手に入れられて、(JEEPばかりなので、簡単に見つかる)
その後の修理で、今は、完璧ではないですがまあまあ調子よくなりました。

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人々が集まって山の斜面をよじ登るJEEPに声援を送ります。



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写真ではよく分かりませんが、とても急な山道で、壊してリタイアする車両が続出です。
この中にクマがいます。ご存知の方、さてどこでしょう?




今年はアメリカから、チャンピオンドライバーも来て、盛り上がりました。

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このプロトタイプのオーナーはオルレアンの私達の友人のお父さん。
最近再婚した若い奥さんがプロパイロットの隣に乗っています。



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この人は毎年頭がこんなです。去年はJEEPのフロントのロゴイラストでした。



2日間の開催中も楽しいですが、
終った後、現地に残って、森の中の標識を撤収したり、バンドロールを洗ったりと、
オーガナイザーのお手伝いがまた楽しい。
毎年何度も足を運ぶミュロルなので、地元の連中とはすっかり顔なじみ。
パリやオルレアンとは時間の流れ方が違うゆっくりモードで、
食事をしながらみんなのおしゃべりにゲタゲタ笑うのが、何よりの癒しになっております。

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オオキミも毎回行くので、みんなから『大きくなったね~』と人気者。
遊んでもらって大喜び。




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日頃はあんまり人のいない静かなMUROL。
この湖は LAC CHANBON。
山好きの私のお気に入り。




今度はいつ行けるかな?
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by tchierisu | 2007-05-28 00:35 | モータースポーツ

クマが2001年にチュニジアラリーにバイクで参戦した際、
パリのバイクチームでご一緒したのが、
ダカールなどの数々のラリーレイドで輝かしい成績を残している、
日本のラリーバイクライダー第一人者のYOさん。

その後YOさんは、日本ラリー会の次ゼネレーションを担うべく、
砂漠での経験を買われて、スカウトされ、
ライダーからラリーカーのドライバーに転向。
毎年違うチームに移転しながら、好成績を収め、着々とトップポジションを狙い、
ラリーマンとして今後への期待が高まる活躍を続けてくれています。
日本の業界ではかなりのスターらしいのですが、
「クマとチュニジア参戦していた日本人ライダー」と最初に私の頭にインプットされたためと、
YOさん自身がさばさばした気さくな性格なので、
日本から食料品やパソコンをさくさく運ばせたり、キャハキャハ一緒に食べ歩いたり、
奥様共々仲良く、お友達のようにお付き合いさせていただいてしまっております。
なので、ネットでテレビや雑誌のインタビューに登場しているのを知ると、
「お~」と、にわかに叫び、、そのすごさに改めて驚いたりする次第なのであります。

自称、YOさん応援団フランス支部長の我々のところには、
時間ができると時々来てくれます。
以前はパリで数日間一緒に遊んだり、うちにもよく泊まってくれたものでしたが、
最近はだんだんスター振りが忙しくなってきたのか?
さっと来てはさっと帰ってしまうのがちょっと寂しかったりします。
今回も先週の月曜日に続き、昨日の日曜日にささっとやってきました。
昨日はもう一人、香港の中国三菱ラリーアートの御曹司で、
修行のため今年と来年はダカールでメカニックとして参戦する、
「寂しそうにしていた」YUさんも一緒です。

YOさんとクマが2人だけの時は、
いつもクマの拙い英語でコミュニケーションをとっています。
私が混じるとYOさんと日本語で話し、クマに通訳しますが、
今回はフランス語も日本語もできないYUさんもいるので、
なるべく英語で通すのが望ましいです。
私の英語は、「学校教育で全く習わなかった」と言う大義名分をかかげた、
それはそれはひどいものです。
特にフランス語が入ってきて以来、
英語は彼方向こうにすっ飛んで行ってしまいました...とほほ。
最近私の頭の中で浮かぶ言語はフランス語も日本語も同じレベルなのですが、
(フランス語が上達したのではなく、日本語が退化したとお考えいただきたい)
そこに英語が入ってくると、もう支離滅裂。
自分がいったい何語で話しているのかよく分からなくなります。
一生懸命英語で話していて、その後クマに向かって話し掛けると、
クマはちっとも答えてくれない。チンプンカンプンの顔をしている。
気がつけば、クマに日本語で話しかけているのでした。
そんなことがよくあります。
なので、昨日はみんなととっても楽しく過ごしたのですが、
別にスポーツなどして体力使ったわけではないのに、
日頃使わない頭を使ったせいで、どっと疲れた~。


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今回写真をブログに載せるに当たり、スターのYOさんに肖像権について伺いましたところ、
全く問題ない とご本人の許可をいただきましたので、ちょろっとお見せいたします。
せっかく香港からYUさんが来たので、ロワール河の古城めぐりのうち、
一番大きくて有名な、うちから一番近いシャンボール城に
ピクチャータイムだけのためにちょっとだけ寄りました。
そしたら、YOさんも来たことなくて、「そんなに有名なの~?」。
数年前、YOさんが砂漠を走っているすきに、
奥様はうちの両親と一緒にここで観光されてましたよ~。



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クマの会社の忘年会などでよく使う、田舎の一軒家のレストランでお昼。
結構ブログねたになる食事でしたが、
英語・フランス語・日本語の会話と食するのに精一杯で
一切写真は撮れませんでした。


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シャンボールの方まで来たのは、お2人がカーティングで遊びたいとおっしゃったため。
私もカート場なるところは今回が初めてです。
クマもやれば~と言ったけど、どうもカートは好きでないそうです。
重いと進まないからね。
ヘルメットとつなぎを貸してくれます。
ヘルメットは絶対だけど、別につなぎは着なくてもいいのです。
でも、ラリーマンの2人は着慣れていて、きっとこの方が落ち着くのかもね。
写真は香港人YUさん。


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YOさんは神戸のカーティング場に自分のカートも持っているんですって。


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1回8分です。


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1回目は小さい方を借りたので、かなりゆっくりで面白くなかったようです。
そこで2回目はレベルアップ。


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地元の少年達も参加。
かかりのお兄さんが少年達に説明をする間も待ちきれぬ様子の二人。


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うん、今度はさっきよりちょっと速いかも。

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お2人とも満足なご様子。
良かった良かった。

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カート場を後にしたのは16時。
YUさんをパリのオペラに落としてから、
20時の便でソウル経由で関空に帰国するYOさん。
土曜日が祭日だった週末で、日曜の夕方パリに帰る車がいつもより多いと思われます。
間に合ったかしら?
今度は12月に会えるかな?
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by tchierisu | 2006-11-13 23:37 | モータースポーツ

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先日来よりクマが整備に没頭していた、コレクションもののJEEPのPIC UP。
全ては、友人主催による今日のクラシックカーでのツーリングに参加するためでありました。

金曜日にあらかたの整備が終わり、オイルを入れてエンジンをかけましたが、
オートマのギアが引っかかってくれず、
「やっぱり日曜はキャンセルだ~」と2人で瞬間大落胆。
でもオイルを抜き始める前に、もう一度試しにやってみようとクマが運転席に。
!!! かかりました !!!
4WDと普通のオートマギアの間のニュートラル状態になっていたのでした。よかった~~

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朝の8時半うちの隣村に集合。
参加台数は20台ほど、参加者は子供達も入れて40人強。
9時出発。ロワール河の岸辺や途中の村のカフェで休憩しながら、ソローニュの森をゆっくりゆっくり行列が走ります。
故障車が出ては車列が停まります。でも我等のJEEPは何の支障も無く走り続けてくれます。

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みんなと走るのも楽しいけど、今日一番気に入ったのは、お昼ご飯でした。
ソローニュの森の中にある小さな村 Soings-En-Sologne にある
レストラン 『VIEUX FUSIL』 が予約されていました。

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まず驚いたのが、ウエイトレスさん達のいでたち。
昔の農場風に、みんながロングスカートに長いエプロン、
頭には白い昔風の頭巾をかぶっています。

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レストランの中も、昔の田舎風。
正にComptoir de famille の世界です。
通されたサロンのカーテンも、なんと私がBOUCHARAで以前買って、
今ちょうどうちのテーブルにかかかっているクロスとまるで同じ生地!

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レストラン内のデコレーション小物達も、ブロカントで集めたと思われるものばかり。
昔のごわごわした木綿の洗濯物まで飾ってあります。

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まずアペリティフのキールがおいしかった!
白ワインに入っているシロップがシャテーニュ=栗 なのです。
この味をいただくのは初めて。白ワインも甘めのものを選らばないとこうは行かないかも。
早速今度試してみましょう。

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前菜はテリーヌ。魚食べられないのがグループの中には結構いるから、オーガナイザーが特別頼んだものと思われるトマト味。まあこれは可もなく不可もなく。

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次にでてきたこういうのなんていうんですか?(ちょっと写真が暗いですが...)
お皿の上にパイ生地が乗ってて焼いてあって膨らんで、
中にスープとか入っているあれです。

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中身は鶏肉とお野菜の煮込み。
シンプルな塩味で、ミニたまねぎやブロッコリーがものすごく熱くて、
すっごくおいしかったです。
こういうものが最近食べたかったものだからめちゃめちゃうれしい。
私でも舌を火傷するほどだったのですから、
猫舌のフランス人達、なかなか食べれないようでした。

写真を撮り忘れましたが、その後はやっぱりチーズとデザートとコーヒー。
デザートは、生クリームとミントの葉とフランボワーズが2つずつ添えてある
普通にタルトタタンでした。

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↑やっぱりご飯の後はお昼寝ですね。

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↑最後はオーガナイザーのうちで。
朝配られたクイズの答え合わせをして高得点者に商品が配られ、お開きとなりました。

たくさん雨が降ったのはお昼ご飯の最中だけ。
特に午後は日も差し始め、ソローニュの森の秋を満喫した素敵な日曜日でした。
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by tchierisu | 2006-10-01 00:47 | モータースポーツ

元気にJEEPの整備

ミクシィをはじめてから思うこと。
やっぱり自分ひとりの世界にいるより、
たまにはこうやって人と交流を持っていた方が、
本来の私らしいのかもね...。


凹んでいた1週間が過ぎ、この日曜日はすっかり元気。
うちのクマの手伝いでJEEPの整備。
友人を通してアメリカから来た、コレクションものの PIC UP です。
車をいじるのが好きなクマのために、
うちの地下には最初から穴が掘ってあります。
その上に車を持ってくれば、車の底の整備がしやすいと言う訳。
彼はこの土・日その穴の中に入りっぱなし。
それと言うのも、今度の日曜日にクラシックカーが集ってソローニュの森を走るという、
友人主催のイベントにエントリーしているからです。
一応動くけど問題の多いこのJEEP。
一番大変な山場の修理は終わったと言っていますが、
メカおんちの私は、今度の日曜日にオイル漏れなく走り切れるかちょっと不安です。

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↑穴の中から手を振るクマ。
頭を何度も打って、怪我までして、疲れ果ててがんばっていました。
それにしても彼も成長しましたね~。
うまく行かない時、以前はもっとPUxxxx Mxxxx が連呼されていましたが、
この週末は、最後の疲れ果てた日曜の20時、
かなづちで自分の指をしこたま打ってしまった際の一回だけ。
その後「また言ってしまった。いっぱいミスしてもう若くない」と笑うほど余裕ありましたから。
エライエライ。
(今指がむらさき、おでこの真ん中に傷、頭は数箇所でこぼこしてます)

私は傍であれ取ってこれ取っての手伝いしながらクロスステッチ刺繍をチクチク。
ミクシィの「クロスステッチ・マニアック」コミュのイベント参加用の
ノエルの小さな作品です。
その傍に犬のAUKIMIがおとなしく座っていました。
みんなエライエライ。
 
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by tchierisu | 2006-09-27 10:11 | モータースポーツ

先々週の日曜日と、ちょっと古い話題ですが...

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もっと下のクラスながら若い頃は参戦した経験を持つ、
バイクが趣味のフランス産の主人、くまに誘われて、
初めてモトクロスの世界チャンピオンなるものに行ってきました。

自宅のあるオルレアンから遠くない、ル・マンとモン・サンミシェルの間の
エルネという小さな町。
わりと行きやすいにもかかわらず、去年も他の用事で同行できなかったので、
やっと私に自分の世界を見せることができて、くまはうれしそう。

この日は2006年度の優勝決定戦。
小さい方のカテゴリーレースでは、若干18歳のフランス人ライダーが優勝。
1万2千人の観客は大喜びで盛り上がっていました。
迫力のレース展開、テレビと違う大音響。
はっきり言って気に入りました。

スポンサーになって応援している20歳のロイック君が、
予選通過30人のところ31番とぎりぎりで本番に出れず、とても悔しそう。
彼は今時の若い者には珍しいしっかり者、
おばあちゃんまで動員の家族ぐるみの暖かいサポートぶり。
これからももっと応援してあげたい!
...いい出会いでありました。

勝ったチームはYAMAHAだったので、敬意を表してか「君が代」も流れました。(驚)
でも日本の選手が一人もいないのはなぜでしょう?
ヨーロッパまで来る予算がないから?
世界レベルに達するには力不足だから?
ヤマハ・ホンダ・カワサキ・スズキと主なバイクのメーカーはみんな日本なのに寂しいです。
くまと友人Fは「もし参戦できる=お金を出してくれる日本人選手がいたら、ぜひ協力して、ヨーロッパ中の大会にキャンピングカーで一緒に回るの、オーガナイズするのにな~...」と言っています。
私もがんばる日本のライダーのお手伝い、是非したいな~。

↓ツアーにはこんなカミオンで!

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by tchierisu | 2006-09-27 09:50 | モータースポーツ