カテゴリ:フランスの運転免許取得( 1 )

 
昨日27日が、運転免許証の試験日でした。
この2ヶ月ほとんど毎日のように教習所に通って、がんばって来た成果が試されたのです。

朝10時集合ですが、9時20分ごろには着いちゃいました。
お日様が照っていたので、手のひらを広げて太陽に当てて、エネルギー充電。
前日がんばれ応援EカードをKさんからいただいて、そこにあるように、
脳内血糖値を上げる、直前のチョコも持って行きました。

寒い中緊張のうちに待つこと30分。10時10分前やっと建物の中に入れます。
でもまだ試験場には入れません。こういう時間が一番緊張します。
時間が経つのが遅いこと遅いこと。
大昔の入試を思い出しますね~。
みんな間際まで単語帳なんかを開いたりしていたものですが、
ここはフランス、誰も何も見たりしません。
アラブ語でべちゃべちゃ関係ない話なんかしてます。
いつも的確に要点を教えていただいていたマダムが
私たちの書類を持って学校から引率です。
全部で40人くらいいました。
うちの学校は分校と合わせて14人で、一番大きなグループ。
その中で私はなぜか一番最後でした。
他の小グループの学校から中に入っていって、身分証明書を見せて、パソコンに登録。
ABCDの答えを押す、リモコンのような機械が一人ずつに渡されます。
その時もいつものマダムがいて、微笑んでくれて、ちょっと緊張が解けたかな?

好きな席に座るのですが、私はなんと言っても最後なので、2つしか選択肢がありません。
でも前から3番目の真ん中 プロジェクターのすぐ後ろ辺を陣取れました。

試験官のムシューが 機械の説明をはじめます。
声がちょっとこもって、フランス語が聞き取りにくいです。
スクリーンは大きいですが、よく見えるかな~。
問題1に答える状態にするために 各自機械を操作しないといけません。
みんなでいっせいに ムシュの声にあわせて、
「赤 D C A みどり A D B 」 とかなんとか、ちょっと複雑な指示に従います。
「はい、01にならなかった人」 と言うムシュの声にたくさんの人が手を上げます。
私は無事になりましたが、集中しすぎて、手が汗ばんじゃって。
できた人は触らないで、できなかった人だけもう一度・・・
それでもまだできない人がいて、その人は問題の1番の正解をボーナスでもらったみたいで
1は答えず2から答えなさいと言われていました。
信じられない!

でも人のことはほっときましょう。

問題1番が始まりました。
なんかのどが渇いてきて、チョコを食べたものの、水を飲み忘れたのに気づいて、
そんなことが問題始まったというのに気になっちゃって、
そんな自分の様子をまたもや横から眺めているようで、
こりゃだめだ~と言う感が押し寄せます。
近代稀にない緊張です。
手が汗びっしょりなのに、本当に参りました。
若かりし日、受験の時もこんなに緊張しなかったな~。
日々自信に満ちた様な大人になってからの生活で、
失敗というものを極度に恐れている自分を発見しました。

一問は、おそらく間違えたと思われるものあり、
また一つは、いつも間違える、結局どう判断していいかわからない状況の問題がまた出たり、
自分でもだめそうな物の数を数えられます。
数えられるのでもこれだけあるから、あってると思ってても間違えているのも絶対あるはずで、40問終わった時は「もう今回は絶対だめ~。」と自分で思ってしまいました。

10時半からちょうど11時までの30分の試験。
終わってやっと水が飲めました。
最後までリラックスできなかったな~。
私としたことが・・・

例のごとくまた最初の人から呼ばれて、例の機械を他の機械の上に乗せます。
そうするとムシュが見るパソコンの画面に、間違いがいくつかが出て、
合格か不合格かが即時にわかる仕組みです。
すご~い。

5つまでの間違いが許されて、6つ目からが不合格です。
いくつ間違えたか、聞くと教えてくれます。
11個、10個 何て人もたくさんいました。
みんな自信がないのに、受けに来ちゃうのがすごいです。
こちらでは家族の誰かに田舎道を一緒に走ってもらって、
筆記試験なんか、適当にどうにかなるさ…って言われてきちゃう人が多いそうです。
こんなに難しいのに~。しっかり勉強してこないと毎回69ユーロを捨てることになります。

いよいよ最後のうちの学校。
いつも一緒に勉強していた、今回試験が2回目のアラブのお兄さん、6個間違いでした。
いつもよく勉強していた太ったおじさんも、どうやらだめだった様子。
マフラーをしたアラブのおばさん、10個間違えでした。
ものすごく若いフランス人の女の子、9個。
受かったのは、私の前に3・4人、もう絶対私もだめって、ニコニコ笑って諦めます。
最初機械をもらう時、ムシュが私の日本の住所がローマ字で書くとすごく長いとか何とか
マダムと話していたので、
機械を渡しながら、「日本にいらしたことがあるんですか?」 何て聞いちゃいました。
機械を他の機械の上に置きながら、「いいえ」 って。
そしたら、ムシュが画面を見ながら、「AH C'EST BON」 って言うじゃないですか!
「C'EST VRAI? Combien d’erreurs?」
「3 erreurs」
耳を疑いましたね。
何かの間違いで、あ、違った、あなた受かってませんでした って
取り消されそうなムードでした。

3つしか間違ってなかったなんて・・・

自分の書類と、うちの学校全部のリストをマダムに渡してね~と渡されて、
外に出ると マダムが待っていました。
みんなが あの問題この問題の答えを マダムに聞いています。
私が3つ間違えでした。って言うと、微笑んでくれました。
みんなが去ってから、
「次の実施の練習のために予約を取らないとね」 と言われたけど、
「私はオートマ車にするので、他の学校を紹介していただかないといけないんです。」
と答えました。
いずれにせよまたもう一度学校に近々伺います、と答えながら、
実はまだマニュアル車にしようかと迷っていました。

ムシュも会場から出てきて鍵をかけて、マダムとも別れて、誰もいなくなって、
なんか全く実感がわきません。
今まで毎日これをやってきたので、次に何をしていいのか頭に浮かんでこない状態です。
まあ、安全運転でとりあえず帰ることにしましょう。

携帯のスイッチを入れなおして、クマに電話をして、合格を報告。
彼も同じ時間帯に、エコーグラフィの検査をしていて、
何も見つからなかったと言う結果で、2人で喜びました。

前日もう一人 がんばって! メールをくれていた ナタリのうちにも寄って、報告。
「1発で受かると思ってた」なんて言われました。
確かに、日ごろの問題よりも、もっと基本的なことに言及する、簡単な問題群ではありました。
ボースロンの5週目になる6頭と、
オオキミの異父兄弟のまだ10日目でねずみみたいな5頭を眺めて、
やっと頭の緊張がほぐれてきました。

うちに帰ると折りしもパリのHさんから久々の電話。
数年前にお嬢さんが免許を取った時、彼女も筆記は1発で受かったけど、
マニュアル車のテストに3回くらい落ちて、
「もう免許はあきらめる~」と最後は半べそだったと言う話を聞きました。
それを聞いて、私、やっぱりオートマ車にすることに決めました。
もうあのものすごい試験時の緊張を何回も経験したくないです。
年取って、心臓も弱ったかな~ って感じたくらいでしたもの。


まあ、こんなわけで、無事一つの大きな関門を突破できて、
なんかこの国によりインテグレできた気になっています。
自信になったかな?
この国で生きていかなきゃならないんだものね。
日本人が本気出してやれば、絶対この国の人達よりも成功するのは間違いのないことです。

夕べのシャンペンはとってもおいしかったです。
 
さあ 来期のパリオペラのまとめて申し込みと、日本行きの準備に取り掛からなくっちゃ!
母からは、2008~2009年の18あるオペラの演目のうち 
13の申し込みを頼まれています。
パピマミ用=残る家族用に、日本のスケジュールと滞在先の連絡先などをまとめたものを
エクセルで作らなきゃ~。

[PR]
by tchierisu | 2008-03-29 00:09 | フランスの運転免許取得