カテゴリ:パリオペラ( 6 )


1か月以上ぶりのご無沙汰です。
お変わりございませんか?

5月は、日本もゴールデンウイークというものがあり、お休みが続きますが、
フランスは、祭日が点々とあります。
それが例えば月曜日なら、当然、土・日・月の連休、
そして木曜日だと、金曜日も休みにしてしまって、小学校や一部中学校は水曜日もお休みなので、
水木金土日、5日間も休みとなり、そんなカレンダーが毎週続いて、なんだかず~っとバカンス気分。
そして今は6月に入り、大学などはもうテストも終わって夏休みだし、
日差しも暑くなって、もともと仕事をしない人々の気分に、ますます拍車がかかっております。


前回、母がパリに来ていた5月の上旬、お腹の調子が悪いながらも、天気がいいので、
お買い物に左岸に行ったついでに、帰りは歩いて帰ってきました。
左岸、デプレ、カルティエラタン なんて言うと、とってもおしゃれなものを買いに行ったように聞こえますが、
山用のゴムバンド付きヘッドランプ。笑
山にももちろん持っていきますが、ベッドの暗がりで小さい刺繍をする時に、
クマのイビキの横で使います。
お散歩は、おなかの調子と相談しながらで、怪しくなったらすぐにメトロに乗ろうと思っていましたが、
パリ唯一の山道具専門店の店員さんとシャモニの話で盛り上がり、
なんか血が騒いで、なんとか歩ききっちゃいましたっけ…

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セーヌ河を渡り、


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ノートルダム寺院の横を歩いて、


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大好きなバラ窓の写真なんかを撮りながら、


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サンルイ島、シテ島を通って、


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ヴォージュ広場まで意外とあっという間ね~。 …すっかりアルプス歩いている距離感覚になってる。


他の日には、日本に帰ってしまったお友達がちょっとだけフランスに用事で戻ってきたので、
久しぶりに再会、一緒に喋りまくりながら手芸店ものぞきます。

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冬、かぎ針編みに目覚めた時お世話になったこのお店、今はこんなきれいなお花が咲いていました。
そのお友達(って言っても、私の娘と言ってもいいほど年は離れているんです、ずうずうしいわね…)とは
また今度いつ会えるかわからないけど、
このお花の色と共に、いい思い出になっています。
元気でお互い自分を磨いて、今度もニコニコおしゃべりしたいね。


母とはいつものように今回も、

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ここやら、


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ここで、
 
↑ 正面に大きく出ているオペラや、


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美しすぎるほど美しかったこのバレエを堪能しました。
偶然にも、一番私が観たかった男性エトワール(このポスターの人とは違います)の踊る日に当たって、
涙もの! なんとラッキー!
やっぱりオペラよりバレエの方が、私は好きかも?

木曜日のお昼バスティーユ無料コンサートはキュペール氏のコンサートで、
去年田舎のお城まで聴きに行ったのと同じ演目の、ニューヨークジャズ!
母は、今から55年くらい前、
中村八大やナベプロの渡辺さんが組んでいたジャズバンドを
高校の授業をさぼってジャズ喫茶に見に行った思い出が鮮やかによみがえり、
涙していました。
きっと母も好きそうなものだと思っていたので、偶然日程が合って、見せることができてよかった~!
コンサートの後、キュペール氏の出待ちしてたら、額屋に入れてくれて、
準備していたチョコレートも渡せたし… キャ~。
母はすっかりドラム(オケの時はパーカッション)のイケメン、ダミアン・プティジャンさんのファンに。
私のことを去年のお城以来覚えていてくれて、
いつも見かけるとオケボックスから手を延ばして握手してくださいます。
オペラの時は、3時間にわたる演奏中、第1幕でほんのちょっとトライアングルをチリチリと鳴らしたり、
最後にシンバルをジャ~ンジャ~ン だけで、後は眠そうにしているだけなのに、(失礼!)
今回のクラリネットのジャズでは、4本のバチを駆使してマリンバを弾いたり、ドラムをたたいたり、
やっぱりオケのメンバーになれるくらいの方々は、みんな光る才能の持ち主であります。
キュペール氏の横で、プティジャンさんとも長々話してしまって、
彼がバイオリンとのアンサンブルで録音したCDを、後日購入することができました。
コンテンポランなのもありますが、ジャズっぽいのも入っていて、
なかなかのサウンド。 最近毎日かけています。
演奏している方が知っている人っていうのは、また聴いていて気持ちのいいものですね。



母が帰国の日は、クマが娘と一緒にパリまで来てくれました。

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来るのを待ちながら、今やお気に入りとなった、定宿近くのヴォージュ広場前のカフェで、


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モーニングコーヒーがやたらとおいしい。
こういうコーヒーは、なかなかこちらではお目にかかれませんからね。
カップがかわいくて素敵…。
母にはVIN CHAUDを勧めました。 寒かったのです。
目の前の公園の緑が気持ちいいところなのです。


次回は、またもうすぐ、6月19日にパリにやってくる母です。

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by tchierisu | 2009-06-04 02:12 | パリオペラ


4月に入って、もう数日が経ってしまいました。
前回の記事がお雛さまで、もう1か月以上もブログを放置のまま。
私って、ブログ書くの飽きてきちゃったのかしら?
お友達のブロガーさんがとっても増えて、
そちらにお邪魔しては、コメント欄に自分の日々のことをちょこちょこ書いて、
それだけで満足してしまっているようです。

3月はなかなかに忙しかったこともあります。
まず風邪が全然治りませんでした。 年かしら?
こんなに長いこと咳と鼻水が止まらないのは、ここ何年も無い、もしかしたら人生で初めてだったかもです。
その原因の一つは、母と一週間またパリにおりました。
いつもは無菌の田舎暮らし、
都会に行って、メトロや劇場に行けば、治りかかった風邪も悪くなるというものです。


今回は、
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このオペラと、


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このバレエと、


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このオペラなどを楽しみました。


1つ目のIDOMENEOは、CUPER氏がクラを吹いていましたが、なんか体調がお悪いご様子でした。
出番も少なくて、ずっと沈思黙考していらっしゃいました。(決して寝ているのではない!)
テノール歌手も、母に言わせるといつもは素晴らしい歌い手だそうですが、なんかお風邪気味?
それに合わせて他の出演者も全体的になんか抑え気味? 残念です。

2つ目の前に、ポスターがなかったので写真がありませんが、もうひとつ 
LE PARC というバレエを見ました。
これはもうパリバレエが何年も前から上演しているもので、十八番なのか、
すごくまとまっていて素晴らしいものでした。

そして写真2つ目の「マーラーの交響曲第3番」は、今回初めての新しい演目。
前日LE PARCで主役を務めたエトワールの男性が、この初日を見事に演じ切りました。
連日なのに、すごいエネルギー! なんて美しい体なんでしょう。それをライトが美しく照らすのです。
バレエを美しく踊るダンサーたちを見ると、
「風邪なんか引いてるばやいではない! ジムにでももっと通って、身体を作らなければ~!」と
比較するにも値しない自分の身体なのに、おこがましくも(その時だけ)思うのでありました。
特にこの作品は、パリオペラ座が力を入れただけあって、もう音楽もダンスも素晴らしい! 
オーケストラは人数が多くて、たくさん入りきれるように床を下げているそうで、
オケのメンバーは舞台が見えないそうです。
いつもの一番前の席は取れなかったので、
第一バイオリンのフレデリック・ラロックさんのソロを弾いているお姿が拝見できず残念。
でも、一番前とは違って、舞台全体が見廻せて、それはそれでとっても良かったです。
本当に全てがよくまとまった作品で、もう感動しまくりでした。
私は、チュチュを着た古典的な有名な作品より、
以前東京で見た、山海塾のような、ちょっとモダンな要素が入っているものの方が好きだ、と
改めて実感できました。

そして3つ目の写真は、あの「若きウエルテルの悩み」のお話がオペラになっているものです。
超人気テノール歌手、ロランド・ヴィラゾンの出演です。
私が初めて、クマも一緒に、両親がパリに来て、母は着物を着てトラヴィアータを見た時、
その時もテノールはヴィラゾンだったのでした。そんなことはずっと後に気がついたのですが…
ちなみにその日もCUPER氏は2番目のクラリネットで吹いていました!
ヴィラゾンは、両眉毛が真ん中でくっついてしまいそうな濃い顔で、
パリオペラ管バイオリニストの大島さんは「ミスタービーンに似てる」なんてブログに書いてらっしゃって、
確かに…
ラジオクラシックの番組の彼のインタビューを偶然聴いたことがありますが、
なまりのある、でも上手なフランス語で、ユーモアたっぷりにお話をする本当に陽気な人。
ますます好きになりました。
でも、その陽気な彼が、自殺するほど悩む男を演じるのですが、なんかコミックのようで笑えてしまって…
初日はキャンセルしたほど調子が悪かったようですが、私が見た日は満足できる素晴らしい出来でした。
その後、母は、一昨日までNYで、またヴィラゾンの公演があったそうですが、
彼はキャンセルだったそうです。
なんか調子悪いようですね。私は見れてラッキーでした。

このマティネのオペラと同じ日、夜はガルニエで、CUPER氏と弦の、コンサートでした。
もちろん私も持っているCUPER氏のDVDのブラームスのクラと弦楽器。
いつも聞いている曲ですが、やっぱり生は素晴らしい!
いつも上からのぞいているオケのメンバーたち、
こうして室内楽を演奏するひとりひとりの才能に、あらためて感動なのであります。
一番前の席で、楽譜もよく見えて、その難しそうな様子もひしひしと感じました。

満足した母が日本に帰ったのが16日。
ラッキーにも帰りの便はビジネスクラスに案内されました。
私もその週は、パリから戻って、どっと疲れて休養なのでありました。
パリのアパートホテルの部屋の空調がとても部屋を乾燥させるので、
日本からの濡れマスクがのどに気持ちがよかったな~。


3月後半に続く…

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by tchierisu | 2009-04-05 23:16 | パリオペラ


先週は、母のパリオペラにお付き合いの1週間でありました。
まずはメインのオペラの話題。
今回は3つの演目。
前回ご好評だったので、またガルニエで撮ったポスターでご紹介。

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これは、今回初めてOPERA NATIONAL DE PARIS のために
1936年生まれのボースマンによって作られたオペラです。
Le MONDE 紙 にも、写真入りで、「成功!」と大きく取り上げられていました。
歌詞はみんなフランス語で、字幕も出るので、とってもわかりやすかったです。
去年6月(5月?)、Y嬢と母と3人で観た、
"Iphigénie en Tauride" のソプラノ、Mireille Delunschが出演。
あの時、観終わって、ガルニエ横のカフェで、お茶をしていたら、
いま出演していた人たちがぞろぞろ入ってきました。
主役よりも2つ目の役のテノールの人の方がイケメンだったねと言っていた矢先、
その彼もカフェに入って来たので、狂喜して握手を求めた、Yann Beuronさん。
今回は彼が主な役で、またお声が聞けて、とってもうれしかったです。
密かなファンになりそう…
主役のYvonne役は、セリフを数回しゃべるだけの
Dörte Lyssewskiというドイツの女優さん。
ソプラノで歌うわけではないのです。
でもセリフの少ない彼女の演技のお陰で、
この作品が本当に素晴らしいものとなっているのです。。
アーティストの税金を安くするなど、昔からクリエイターには寛大な国フランス、
そのパリオペラの、このように新しい試みをどんどんさせるところに、
今後も大いに期待したいものです。


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もう一つ観たこれは、1934年にレニングラードで初演されて2年後、
あまりに過激な内容で上演禁止になってしまったというもの。
今回の演出は、日本でもDVDが出ている、
2006年アムステルダムで上演されたものと、配役もほとんど同じものでした。
私たちが今回観たのは、たったの6回しか上演されないうちの最終日。
全ての出演者の演技が練りあがっている感じです。
主役のカテリーナを演じるソプラノ、Westbroekは、本当に実力があって、
一昨年暮れに観た小澤征爾氏指揮のワーグナーのタンホイザーの時同様、
鳥肌が立つ声でありました。
この作品自体が、3時間半に至る長編で、ワーグナーよりももっとハードな音で、
ほんと、オペラを堪能した~ という感想です。
金管楽器が舞台の横に登場して、クライマックス時にはそこで鳴り響くので、
一番前の右端の私たちにも、オケのメンバーと同じく、耳栓が欲しかったです。
でもその轟音にも勝る、彼女の声に脱帽でした。


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オーケストラの楽譜の表紙も、こんなイラスト入りで、素敵…


私のこんなミーハーなコメントよりも、
パリオペラ管弦楽団の日本人バイオリニスト、大島莉紗さんのブログをぜひお読みくださいませ。
母は、最近自分のパソコンの調子が悪く、私とスカイプするのもままならず、
もうパソコンも疲れて煩わしいので、やめちゃおうか…と言っていたのですが、
大島さんのブログを拝見するのが一番の楽しみなので、
最低限にパソコンを修理してもらって、楽しくこちらのブログを読んでいます。
私のブログよりも大島さんのブログが大切なのです。笑

ミーハーな私は、クラリネットのキュペール氏が今回も演奏しているので、喜んでいました。
オケのメンバーの裏話が知ることができる大島さんのブログには、
実は私も本当にありがたく思っているのであります。


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大島さんの情報によると、オケは青組と緑組と2つにグループ分けされていて、
私がお慕いするキュペール氏や、第一バイオリンのラロックさんは、
どうも青組の方らしいです。
ラロックさんの名前はリストに載っていたものの、今回はいらっしゃいません。
今風邪が流行っているから、具合が悪かったのかも~。残念。
毎回一番前に陣取って、オケばかり見ている私なので、
オケのメンバーの方も、うすうす私を覚えてくださっているようなのがうれしい…(錯覚?)
フルートのカトリーヌさん、クロードさん、ピッコロのサブリナさん、
3人とも、本当に上手なのです。
クロードさんと目が合って、微笑んでくれました~♪
写真は、いつもの青組のメンバーたち。いつもの顔ぶれで嬉しくなります。
中央にキュペール氏もいるのですが、遅れ気味に入ってきて、準備に余念がありません。
そして、しょっぱなから、クラのソロだらけで、たくさん聴けてうれしかった~。

去年6月にオルレアンから割と近いVENDOME近郊のお城で
キュペール氏のコンサートが行われました。
その折、パーカッションで参加していた、プティジャンさんとは、
会場で、ちょっとお話をさせていただきました。
今回、たくさんのパーカッションのパートが必要なこの演目で、彼は小太鼓担当でした。
いつもオケの一番後ろで出番を退屈そうに待っているパーカッションの方たちですが、
6月以来その後一度も顔を合わせていないのに、
なんとプティジャンさんが私を見つけて、手を振ってくれるではないですか~!
私を覚えてくれているようで、1幕が終わった時近づいて、握手してお話ししてしまいました~。
う・うれしい・・・。

そして、休憩時間の終わり、2幕が始まる前は、キュペール氏の登場を待ちます。
私を見つけて近づいてきてくれたので、
「3月のガルニエの日曜日のコンサートに行きますよ~」 とお伝えします。
そしたら、「5月には、木曜のお昼の無料コンサートもやるし、
また去年みたいにVENDOMEの近くで、
同じオーガナイザーによるコンサートの企画がありますよ~。」と教えてくださいました~。
私はいつも彼と話す時、私らしくもなく、大緊張で、
言っている意味がおぼろげで、正確さに欠いてしまいます。
その後そのオーガナイザーを検索してもどうも見つけられず、
思い切って彼にメールして訊き直してしまいました。
翌朝すぐにお返事をくださって、今後のSAISON2009の演奏される演目と、
他のベルサイユでのコンサートの企画を教えてくださいました~。優しい…♪ 
VENDOMEは、2月じゃなくて、6月でした…
木曜日の無料コンサートは、ちょうどその時母が来ている時なので、聴かせることができます。
演目は、去年のVENDOMEと同じもので、プティジャンさんのビブラフォンも聴けます。
なんといっても、クラシックだけじゃなくて、ジャズやラテン、
トム・ハンクスとゼタジョーンズが共演した、
映画LE TERMINALEのテーマも演奏してくれたのが、とっても良かったのです。
今度も演奏してくれるかな~?
VENDOMEのシャトーの方は、「オルレアンから近いからまた来てね」と言われちゃったし、
ぜひお友達を誘って、駆けつけなければ!!!




実は今回私が楽しみにしていたオペラは、2つ目の、お馴染『蝶々夫人』でした。
お話は有名で知っているし、テレビでは何度も観ていますが、本物をまだ見たことがありません。
ところがところが、上演初日の木曜日は、フランス中で大きなストライキとデモ行進がある日なのです。
嫌な予感がしましたが、歩いて行けるバスティーユだし、オペラ座のサイトでもなにも言われないので、
まあ、予定通り上演されるのかな~と思っていましたが、
やっぱり!
前日の夕方になって、私の携帯電話に、オペラ座からメッセージが入りました。
翌日はキャンセル、返金についてはサイトをご覧ください、というものです。
お客さん全員に電話連絡しているのでしょうか? すごい!
その後メールも2回来ました。


覚悟していたものの、やっぱりがっかりでした~。
一昨年10月にもトスカとトラビアータが、オペラ座のテクニシャンたちのストのためキャンセルとなり、
私はほんとプッチーニに縁がないようです。
でも母はあまりプッチーニが好きでないようで、私が観たいから付き合ってくれるという感じなので、
そんな意気込みだから、毎回観られないのかも・・・


長くなったので、パリのお話をいったん区切りますね。
次回は、オペラの他に、私が楽しんだパリ のお話です。

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by tchierisu | 2009-02-02 20:25 | パリオペラ


4演目のオペラ鑑賞を終えて、母は土曜の晩に飛行機に乗って、
日曜に無事自宅に着いた模様で、ホッとしています。
9月に事故を起こした時は、
今回の母の渡仏時は、一人で行動してもらうことになるかと思いましたが、
なんとかいつも通り同行できて、よかったです。
でも事故後初めての、人ごみの中での本格的活動、
予想を裏切らず、風邪をひいて具合が悪くなり、今はお休みモードです。
パリの前半はお天気がよかったのですが、後半は雨と冷たい風、
何よりもお部屋の空調の風が乾燥していて、それにやられてしまったようです。
上からと下からのトイレ通いで、ダウンな私、
娘を連れてクマが迎えに来るまで、
最後のお掃除やごみ出しは、母にやってもらう始末でした… やれやれ。

体調のことを除けば、Y嬢とのさよならもゆっくり言えたし、
4つのオペラも4つともそれぞれ違ったムードで楽しめて、
大変よかったでした。

いつも3月に1年分の席をまとめて頼むのですが、
「高齢の母がわざわざ日本からやってきて、それだけが楽しみで生きているので、
なんとか母の願いを叶えて、一番前の席を取ってやりたい」 
と毎回涙ながらにしつこい手紙を書き、
小澤征爾氏のような日本人の指揮するものなど、よっぽど混んでいるもの以外は、
なんとか希望通り、最前列をゲットできています。
でもこのお願いの言葉はいまや決して大げさではなくて、
母は、パリまでの一人旅、無事にいい席でのオペラが観れるように、
プールに通って水の中で歩いたり、万難を排して臨んでいるようです。

私はパリが大嫌いなので、母がもうすぐ来ると思うと毎回憂鬱になるのですが、
一体いつまでこれを続けられるかと思うと、
やっぱり喜んで帰ってもらいたいと、萎えた気持ちを奮い立たせるのであります。

母に付き合う、このオペラ三昧ももうかれこれ3年目。
いつも最前列の私は、中学高校とクラリネットを吹いていたので、
自然とオケの方に目が行きます。
そして昨年から、クマに似た風貌がきっかけで(動機が不純よね~)
クラリネット奏者のフィリップ・キュペール氏のファンになり、
彼の個人的なCDを買ったり、6月には、田舎のシャトーで行われるコンサートにも
お友達を誘って行ったりしました。
彼も情報提供のために、私にメールアドレスや携帯の電話番号まで下さって、
なんかとっても恐縮なのであります。
他にも第一バイオリンのフレデリック・ラロックさんは私のことを覚えていてくれています。
ネットで検索すると、パリ国立オペラ管弦楽団の日本人バイオリニスト
大島莉紗さんのブログにも行きつきました。
こちらでいろいろ裏事情を知ることができて、ミーハーファンの私は本当にうれしいです。
今回初めてお声をかけさせていただきました。
こうして、だんだんオケのメンバーの皆さんと顔見知りになってきてしまっています…

初日に見たのは、お馴染ヴェルディの「リゴレット」。

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パリのいわゆるオペラガルニエ宮で上演されるオペラは少なく、
この日も、集客数の多い、バスティーユの方でした。

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最前列で開演を待つ母。

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最後のカーテンコール。
クラシックな演出で、正統派なヴェルディが満喫できました。
衣装がとても美しかったです。

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指揮者の譜面台に残る、楽譜最後の部分。
カラフルな書き込みで、おもわず写真撮っちゃいました。


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2日目は、「かしこい女ぎつね」。
子供たちに大好評。大人が席を取ると子供の分はプレゼントというキャンペーン中でした。
小さい子が多いのに、みんな叫んだりしないで静かに観ていられて偉いな~と思いました。

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2枚目の幕にこうして絵が描かれていて、お話の進む具合を、説明してくれています。

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この日の席については、オペラ座よりお便りが来て、
私達の席に撮影のためカメラが入るので、移動してほしいということでした。
一瞬見られないのかとどきりとしましたが、席の移動だけでよかったです。
そして代わりのチケットがなかなか送られてこなくてハラハラ、
私が家を出る前前日にやっと届きました。
上の写真の会場中央にもカメラが据えられているのがお分かりでしょうか?
全部で10台くらいありました。
ハイビジョン用のカメラで、バイクのハンドルのようでした。

代わった新しい席は、指揮者の真後ろ。
フランス国営放送局フランス2とNHKによる撮影なので、
来年日本でもテレビでやると思われますが、
指揮者が映る時があると、母や私の顔がよく見えてしまうかも~~~~!!!

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3日目が、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」。
7月に日本にも行って上演されたものです。

オケには緑組と青組みがあるそうなのですが、
今回前半2つは、もう一つのグループで、
後半2つが、やっと私のお目当てのキュペール氏、ラロック氏、大島さんの演奏です。


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左から2番目が、準備をするキュペール氏。
彼らがオケボックスに入ると、私はもうオペラに目がいかなくなっちゃって、
対訳も一番前の席からだとものすごく上を向かないといけないので、
読んでいることもできず、ストーリーになかなかついていけません。
世界でその名の通った有名な歌手が歌っているというのに、それも上の空で、
オーケストラばっかり見ちゃいます。

前日パリからアップした前回のブログでは、
これは長い演目と書きましたが、
休憩時間は40分と30分で、60分というのはウソでした。
この日は初日に当たるので、みんな緊張気味。
最初キュペール氏は私を覚えてくれてなくて、涙
幕間に私が叫ぶと、じっと私を見て考えてくれて、
やっと私のことを思い出してくれました~♪ 笑
夏には、日本にも行ってらっしゃるし、いったいどこのアジア女性だっけ? 
と 思ったのでしょうね。

スクリーン映像とオペラの共演=競演。
日本でも批評は賛否に分かれていました。
演出の、ピーター・セラ-ズ。今回、初日とあって、カーテンコールに登場。
いつもブーイングの嵐ですが、ブーイングと同じくらいブラボーも聞かれたので、
評価も高かったものだと思われます。
私はとにかくオケも見なきゃいけないし、歌も聞かなきゃいけないし、
抽象的なスクリーン映像が表現しているものについても考えなければいけないしで、
5時間以上の上演があっという間でした。

ただ言えるのは、ワーグナー鑑賞は、ほんと、エネルギーがいる、疲労困憊… 
というのは確かですね。

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そして最終日は、オペラ喜劇の「売られた花嫁」。

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バスティーユでなくて、オペラガルニエでの上演でした。
いつもプログラムを入り口で買って、その日のオケのメンバーの名前をドキドキしながら見て、喜んだり、がっかりしたりしています。
この日もキュペール氏たちでした~♪
前の晩の真夜中までのトリスタンの演奏の翌日で、私たちも疲れていますが、
お仕事とはいえ、オケの皆さんも大変ですね~。
でも今日はとっても陽気な楽しい演目。
オケがボックスに入って来る時からして、雰囲気が違います。

ガルニエの最前列は、バスティーユよりもオケに近くて、うれしいです。
舞台を見ずに、キュペール氏ばかり眺めている私の熱い視線は、
第一バイオリン、ラロック氏の上を通ることになります。
ラロック氏の位置からは私は指揮者と反対方向、振り返ることになるというのに、
彼は何度も私の方を向いて、目くばせやウインクをしてきます。笑
ラテン系の典型、陽気な性格の方なのね~。
キュペール氏はいたって真面目な方で、そんなことしてくれません。

幕間でキュペール氏が近寄って来てくれて、
前の晩、すぐに私のことを思い出せなかったことを謝ってくれました。
そんな~。恐縮です~。

この「売られた花嫁」は、私にとって、
去年の「愛の妙薬」と同じくらい楽しいすばらしい作品という印象が残りました。
去年も重いワーグナーは「タンホイザー」を観ていますが、
ああいうどっしりものもいいですが、
こういう軽いのもとっても楽しめて、とても好きです。
でもこの序曲はコンクールの課題曲にもよくつかわれる有名なもの。
速いテンポでとても難しいフレーズを、いとも簡単げに、弾いてしまう
オケのメンバーはさすがです。素晴らしかったです!
みなさん、国際的なコンクールで数々の賞を取り、
個人的にCDを出したり、コンサートをしたり、音楽学校の先生をされている方々。
その人たちの音が一つになるのですから、素晴らしいのは当たり前ですよね。
その上に国際的なオペラ歌手が歌をのせて、
有名な指揮者がそれをまとめて、
多くのアーティストたちによる、衣装や舞台装置が加わって…
オペラは本当に芸術の総合ですね。
毎回本当に感動なのであります。


この4回目を観ている時から、私の体調はますます悪くなってきて、
その晩は苦しみました。
翌朝クマが迎えに来てもらうまでは頑張らねば~、と思うも、
身体はいうことをきかず、
クマの娘もパリでパパにお買い物をしてもらうのを楽しみにしていたので、
それになんとか付き合い、母を空港に届け、
今回は免税品もないので、ANAのチェックインが始まる前に、
彼女を残してオルレアンに向かう帰路に着かせてもらいました。

昨日今日と薬を飲んで、ゆっくり静養しています。
美術館に行く時もそうですが、芸術の鑑賞は、
スポーツをする以上に、体力、気力勝負ですね。
スポーツは力の出し加減を自分でコントロールできますが、
芸術は相手からのパワーの強さがどんなものかわからないので、
相当構えて、それを受け止められないといけないですからね。

うちに帰って、オオキミとラッキーちゃんとベラちゃんに癒してもらって、
暖炉の前でのぬくぬくが本当にありがたくシヤワセです。
今週はちょっとゆっくりすることにいたします。

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by tchierisu | 2008-11-04 02:18 | パリオペラ


暮れに入院となった父の様態も落ち着いて、
節制の日々を送っているようです。
糖尿病用のお弁当の配達サービスなんかも見つけて、
母は、予定通り、今回はパリのオペラを見に来ることにしました。
父にずっとくっついていたって、どうでもないし。
今まで通りの生活も続けて、生きていかなきゃいけないし、
それには楽しみも謳歌しないとね。

もう母は成田行きのバスに乗り込んでいます。
私は明日電車でパリオステルリッツまで行って、
今回の宿泊場所、バスティーユの近くまでメトロかな?
大きなスーツケースがあって大変だけど。。。
クマはパリまで来てくれようとしましたが、
オルレアンの人達の冬休みが始まる土曜日で、渋滞が予想されるので、
私の方からお断りしました。

いつもはガルニエに便利な方のホテルとか、
10月ストで何にも観れなかった時は、バスティーユ近くのホテルでしたが、
同じ値段出すなら・・・ということで、今回は初めて、
アパート式のホテルに泊まってみることにしました。
パリの中にもたくさんあるチェーン店です。
知人が日本から、サロンなどの仕事がらみで来る時は、
このチェーンのアパートホテルをみんなでシェアして使っていましたが、
自分が泊まるのは初めてです。
ホテル泊の時は、母のために、いつも湯沸しのゲットに苦労していましたが、
ここなら電子レンジや食器洗いまであって、便利です。
ただシャンプーなどのアメニティーがどの程度かは、明日行ってみてからのお楽しみ。

母が到着して、カードでお支払いをしないと部屋に入れないので、
明日はまずフロントに荷物を預けて、水などの買い物をして、それもフロントに預けて、
それからANA便を迎えに、CDGのターミナル1に向かいます。
ロキシタンがあったから、そこでシャワー用液体石鹸VERVEINEの香りを買おうっと。

オペラは『影のない女』『カルディヤック』『ルイザミラー』の3演目、全てバスティーユです。
その他開いている日に、ガルニエでの『オルフェとユリディス』のオペラバレエなるものを
先日急遽追加でゲットしました。
一番前じゃないし、補助椅子だけど、まあいいか。
その他に、たぶん木曜日には、
バスティーユのバックステージを見学するツアーにも参加しようと思っています。
母の強いリクエストです。

その他に私は美容院に行ったり、
京子食品に行って、翌週のオルレアン配達時に運んでもらうものを物色したり、
手芸店に行って、お友達のリクエストのボタンを探したりするつもりです。

10月は母が具合がいまいちで思い切り食べれなかったので、
そのリベンジで、バスティーユ近くの魚介類のレストランで、
生牡蠣も食さなければいけません。
ネット環境がどんなかわかりませんが、パソコンも持って行ってみましょう。
盛りだくさんだな~。

新年以来久々のパリで、支度などでストレス気味、
今おなか壊しています。(笑)
パリ嫌いだからな~。
田舎でゆっくりの方が好きなのです。
でも、せっかくだからせいぜい楽しんできま~す♪

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by tchierisu | 2008-02-09 07:22 | パリオペラ

先週はパリに4泊5日でした。
はじめて泊まったバスティーユ近くの4星は、
従業員がなかなか4星の教育を受けていない感はありましたが、
逆に取ればアットホームで清潔でよかったです。
有名なホテルで高い金額払うこと思えば、これで充分です。
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今回母はちょっと体調が悪かったようで、
でもシェイファーのガルニエでの『椿姫』の席一番前だし、
万難を排しての渡仏でありました。

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去年の10月はあの部屋に泊まったね。

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早く着いたので、ちょっと前で写真なぞ...

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さあ、そろそろ入ってみましょうか...

...とこの時点までは何も知らなかった私たち...
入り口前の立て札は何でしょう?目もくれずに入り口に。
いつものようにバッグの中をチェックされると思いきや、

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こんな紙をいきなり渡されます。

そして耳に飛び込んだ言葉は!!!
ANNULEEEEEEEEEE!!!!!!!!!
=キャンセルのこと。

- Pourquoi?
- C'est la grêve...
- de qui?
- des techniciens...
- C'est pas vrai....

キャンセルだということが分かった母ですが、
彼女は主役のシェイファーが風邪でも引いて、そのためだと思っていたので、
照明さんとか大道具さんとか、舞台の技術担当の人たちの年金に対する要求で
ストライキのために今日の公演はキャンセル! と教えてあげました。
すかさず明日のバスティーユは?と聞くと、明日の午後にならないとわからないけど、
まあ今の予定ではやるでしょう..とのこと。

なんというショック!!!!!
最近はパリに仕事で通ったりしていないので、
国鉄のストも被らずいい感じで生活していたのに、
こんなことになろうとは想像もしていませんでした。
その前の週の国鉄のストと、エアフランスについては大きくニュースになっていましたが、
オペラ座に関しては何も知りませんでした。
確かに夏のバカンスが明けて仕事モードになった10月11月は
フランスではいろんな人たちがストをする月ではありますが、
パリオペラ座の今回のストは、後から分かったところによると、
10月27日・29日・30日・31日の4日間。
私が席を取った日は、30日と31日、見事にドンピシャリだったのです。
オペラ座からは30日と31日2日間の夕方16時頃、
やっと対処に間に合ったのか、メールでお知らせが来ていました。
でもホテルで無線ランが無料で使えるという触れ込みでしたが、
1・2日目は調子が悪くてそのメールを受け取れていませんでした。

私もすごく期待していたシャエイファーの歌声と、
まだ観たことのない『トスカ』で、
ソプラノは去年『サロメ』に出演していてすばらしかったカトリーヌ・ナグレスタッドなので
本当にがっかりであります。
私もですが、何よりかわいそうなのは母でありまして、
もちろんそのショックの言葉の後に、右奥のチケット売り場に行って、
お金を返してもらいましたが、
日本からの飛行機代やホテル代などは返してもらえないのか!と
私は思わず係の人に言ってしまいました。
お席の分しかお返しできません...とその人も律儀に申し訳なさそうに言ってくれました...
今回はこの日にあわせて、食べるものも制限して、結構フラフラ気味で出向いてきた母。
最初はもう来ないと言っていたのだけれど、なんとか薬飲んだりして体調を整えている状態。
それなのに...。
いったい何のためにパリまで来たんだか...

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技術関係以外のオペラ座の従業員は、手に手にさっきのお手紙を持って、
入り口前にちゃんと制服を着て待機していました。

返金窓口が開くのを待つ列で、私たちの前にお着物をお召しの女性とご主人の日本人ご夫婦。
(こんな早くから来ているのは私たち日本人だけ...)
彼らはベルリンからわざわざ前日の『トスカ』とその晩の『椿姫』のためにパリにみえていて、
その方の言葉を伺ったら、私も怒りが治まってしまいました。
「以前ベルリンで同じようなことがあった時は、コンサート形式となって、
歌手達もよりいっそうがんばってくれて、かえってよかった ということがあったけど、
今日はそんなことはないですね。
昨日もストで、今日はやるかも とネットではあったので、
重い思いで持ってきた着物を着て来てみたけどやっぱりだめでした。
これならベルリンにいればよかった、あそこなら何かしら他で演っているから、
今パリではシャトレ座とか他の劇場では何もやっていなくて...
もう、パリが大嫌いになりそうです...今夜はヤケ酒です。」
と本当に涙を流しておっしゃっていました。

もうほんとうにさんざんでありました。
こんなドンピシャリに当たってしまって、私の日頃の行いが そんなに悪いのかしら...?
と落ち込みましたが、
全てのアンラッキーをオペラのキャンセルという事実が吸い取ってくれて、
もしかしたら母が観劇の途中で病院送りになる とかいう不幸を回避できたのかも...と
ポジティヴに考えるようにしました。

オペラがなくなって、でも帰りの便は金曜日。
母は大半をホテルで過ごしていました。
時々レストランに行って、ほんのちょっと生牡蠣食べたり、
お友達に頼まれたバッグを免税で買いにいったり。
母も帽子をまた1つ買っていました。
いつもはガルニエの近くのホテルですが、今回はバスティーユの近辺で、
レストランにも本物のパリジャンがいました。

11月1日は祭日ということもあり、
私は一人でセーヌ川沿いの近代アートの展覧会に行ってきました。
お金を払って切符を買おうとしていたら、見知らぬ女性が招待券のあまりをくれて、ラッキー。

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セーヌに沿ってたくさんのテントが並んでいるでしょう?
そぞろ歩きが楽しかったです。

数えられないくらいの個性あふれる作家たちの作品をみて、
ルーブル行くより面白かったかも。
そばに必ず作者がいるので、その人たちの様子を見るのも楽しかったです。
唯一、瀬戸物を焼く作家のスタンドで買ったイチョウの形のブローチ。
アトリエの場所を聞いたら、オルレアンの郊外、なんと言う奇遇!
あんまりぴんと来ないおじさんだったけど、
作品は美しくて、欲しい感じのボウルなんかも30ユーロくらいからであったので、
いつか近いのでアトリエに遊びに行ってみようと思っています。

さあ、日本帰国に向けての荷造りです。
たのしみ!
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by tchierisu | 2007-11-06 20:15 | パリオペラ