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お陰さまで、ここのところ日本食づいています。

先週京子食品さん配達の日は、実家から荷物も同時に届きました。
揚げせんべいと一緒に、「功名が辻」や「男はつらいよ」等の録画DVDも入っていて、
毎回日本からの荷物はうれしいです。

京子食品さんの配達の日、
自宅に急いで戻って冷凍庫や冷蔵庫にお買い物を収めた後、
久しぶりにお目にかかる、日本人のお友達のうちへ伺いました。
京子さんでのお買い物の配達です。
もう一人のお友達も見えていて、久しぶりに日本語でぺちゃぺちゃおしゃべりしました。
子供達もバカンスなので、一緒にお昼をご馳走になります。
鴨肉のお鍋です。
CANARD(普通のかも肉。オスかな?)が少ししかなかったので
CANETTE(かものメスの肉)も買ってみた というので、
食べ比べてみましたが、そんなに違わないかも...。
CANETTEの方が、ちょっとだけ繊細かもしれません。
どっちもすごくおいしいです。
友人はたくさん店を廻って、新鮮なクレソンを手に入れておいてくれました。
小松菜や春菊の代わりで鍋には欠かせません。おいしいです。
お豆腐もたくさん。
そうそう忘れてならないのが、私が今回はじめて食した、「柚子胡椒」!
今度どっかで絶対手に入れなければ...。
インスタントで簡単という卯の花も私は気に入りました。
これも今度どこかで買おうっと。
お漬物も一人でぽりぽり食べてました。
子供達もいるので、と5合炊いたご飯が、最後のおじやには足りないくらい。
全部見事になくなりました。おそるべし。(笑)

お陰さまで、ここのところ日本食づいています。_a0091997_0473934.jpg

↑おいしすぎて、食べてる最中は写真が撮れませんでした。終わった残骸。
 カセットコンロと土鍋の風景は、日本じゃ当たり前ですが、
 ここらではちょっとお目にかかれないものですよ。

デザートはミニくさ大福。
私はお友達が焼いたチョコレートケーキ。
2種類あって、「いつもはもっとおいしいのに、今回は生クリームが液体タイプを使ったので、
両方失敗だ」と作った本人は言っていましたが、
バターを使っていないので、ひとつはカステラのチョコ風味みたいだし、
両方ともちょっと違った趣でおいしかったです。
いただいて帰りました。ごちそうさま~。
帰りに寄ったナタリんちで、彼女もおいしいと言ってたくさん食べていました。

京子食品さんのスタッフが、私のために特別に
店に出さずに配達の日まで冷蔵庫に取っておいてくださったのが、にら。
牛肉と豚肉の合びきというのもリストにあったので頼んで、餃子の皮も頼んで、
早速作りました。
うちの祖母は中国で暮らしていたことがあり、現地の中国人に習ったレシピです。
にんにくは入りません。

お陰さまで、ここのところ日本食づいています。_a0091997_0523712.jpg


自分ひとりでほくそ笑みながら食べるもので、お客様に出すわけではないので、
見たくれはトップトップではありません。
小麦粉がふってあるのは、ちょっと穴が開いてしまったため。
祖母のレシピは25枚入りの皮2袋の50個分で、
お肉は200gずつの豚と牛400gというものですが
今回の皮は20枚入り2袋の40枚、でもお肉は430gあったので、
最初に等分に分けた時にすでに「こりゃ多いな」と察知し、
どれも目いっぱい包んだので、パンパンで余計に不細工です。
でも中身がたくさんで、食べる時はおいしいのです。
私が小さい頃は祖母の家、あるいは祖母がうちに来た時に、
母も交えて一緒に作ったものでした。
3人で作ればそんなに大変じゃあなかったけど、
1人で作るのって、いつも終わるとへとへと。
こちらに来てからはなかなか材料が整わないので、食べたくても半分あきらめていたので
今回はすごく久しぶり、数年ぶりに作ったので、余計疲れたかも。
でも毎回そうですが、包みながら数年前に亡くなった祖母のことをいろいろ思い出します。
そういえば、おばあちゃんが亡くなってから初めて餃子作ったんだな~。

できあがって、半分は冷凍庫に保存。
その晩もう半分は、丁度クマの13歳になる娘もバカンスなのでうちに来ていて
焼いて出しました。
中国人に言わせると、焼くのは下品な農民の食べ物で、
本当は水餃子にするものなのだとか?
でも私は焼いたのが好きです。
巷の餃子とは違って、3面全部をカリカリに焼いてから、
水を入れて蓋をして蒸して、その水分がなくなってから、
焦げすぎないようにまたカリカリになるまで焼きます。
またついおいしすぎて写真を撮りませんでしたが、
クマはものすごく好きで、ぽんぽん食べていました。
クマの娘は1つだけ試していました。
ちょっとにらの味やしょうがの香りに抵抗があるのかも。
彼女はもっぱら別に作ったチキンナゲットにケチャップかけて、
ここに来ないと食べられないという日本のお米にふりかけかけたの食べてました。
こんな時のお米は、「日の出」と書いて「SHINODE」とローマ字がふってある、
オルレアンで手に入るイタリア米です。
日本からのお米は、高価なので私専用です。
無洗米は5キロで62€もします。でもおいしいんだもん。
米好きの私のささやかな贅沢です。

ロンドン経由オージーのしゃぶしゃぶ用肉も、食してみました。
おいしかったです。でもちょっと高いかな。日本と同じ値段。
こっちじゃ肉は高いものではないので、そう感じてしまいます。
いつも食べている普通の脂のあるアントルコートを買ってきて、半冷凍して
今度ハムなんか切るスライサーを買って来て薄く切るとしよう。
大好きなえのきも買ってみました。おいしいけど、物足りない、もっと食べたい。
もっと食べるには高すぎる。普通の1パックで2€以上するからな~。
絶対欠かせないすき焼きやなんかをする時に頼みましょう。
後まだ冷凍庫に焼肉用薄切りもあります。うふふ。
それからさっきは鯵のひらきを一人で網で焼いて無線米を炊いて食べました。
おいしすぎて涙が出ました。
オランダで作っている鯵のひらきだそうです。
頭の方の肉や皮まで食べてしまいました。
でも換気扇を回しても煙が部屋に漂ったので、
誰もいない時じゃないと、フランス人にはひんしゅくで焼けないな~。

明日はお豆腐を湯豆腐にして一人で食べようかな?
厚揚げを焼いて食べたらなんか身体の調子いいみたいだったので。
こちらでは更年期には「大豆」とすぐ返ってきます。
一人でしか食べられないところがちょっと寂しいけど、
食べられるだけ幸せだわね~。
by tchierisu | 2006-10-28 23:54 | お料理