パリの京子食品 オルレアン配達!
2006年 10月 27日オペラ地区の京子食品さんでした。
以前私もこの地区で暮らしながらお仕事していたことがあり、
京子さんにはいつもお世話になっていました。
スタッフの皆さんとも顔なじみで、先日も「お久しぶり~」とご挨拶したことはもう書きました。
その時の会話で、
「今どちらに住んでいらっしゃるんでしたっけ?」
「オルレアンの近くです」
「オルレアンといえば...」
と次に伺った話が、なんとビッグニュース!
オルレアンには日本企業がいくつかあるお陰で、
日本食レストランもあり、
その会社やレストランに、京子食品さんは先月から月に一度
オルレアンまで配達に来ているというのです!
「私のような小口客でも、それに便乗できるのですか?」
「じゃあ担当に話しときますね~」
ということで連絡先を残しておいたら、
翌週、「納豆ひとつでもOK」というお電話をいただきました。
なんという快挙でしょう!
今までオルレアンで暮らして10年。
こんな日をどんなに待ったことか...。
長く生きているといいこともある...ウッウッウッ(感涙)
他のものは実家や友人から送ってもらえても、
日本のお米はフランスに郵送が禁止されているので、
やっぱりおいしいお米だけはパリに行かないと買えません。
帰国の際や、友人に頼むといっても、やっぱり送料が馬鹿になりません。
やっぱり日本食材は貴重品で贅沢品なのです。
京子食品の担当のF氏はとてもプロフェッショナルで、
久しぶりのスピーディーかつ親切丁寧な日本式サービスがとても気持ちいいです。
メールアドレスを教えてくださったので、そこにメールすると
折り返し注文書が添付されたお返事が来ました。
そこに数字を書き込むと合計が計算されるエクセルの表です。
プリントアウトしたら、20ページにもなる充実の品揃えです。
もちろん日本と比べたら割高ではありますが、
日本からの送料を考えたら、個人ならもっと高くつきます。当然です。
それに、こんなに気持ちよく応対してくださるなら、
ちょっとぐらい高くても、ついいろいろ注文してしまいます。
数回に渡る、ご丁寧な細かい商品についてのやり取りの後、
当日、私の家から一番近いある日本企業さんの門の横で待ち合わせ。
スタッフの方3名で75ナンバー(パリのナンバー)のバントラックが現れました。
↑スタッフのお3方。このバンで配達に来てくださいました。
こんな自然いっぱいの田舎に、こんなにきちんとした日本人のお仕事コスチュームで...
と、ご本人達も笑っていらっしゃいました。う~ん 確かに、とっても日本!
おせんべいや大福などの和菓子。
ラーメン。うどん。餃子の皮。
京子さんこだわり豆腐や厚揚げ。大根やえのき。
にらは見てから、OKなら購入という選択肢まで設けてくださいました。
今回初お目見えというので、お試しで購入の、
ロンドン経由の薄切りしゃぶしゃぶ用オージービーフや鯵のひらき等の冷凍商品も
冷凍庫から出てきます。
全ての商品をしっかり確認した後、恐縮にも私の車のトランクまで運んでくださって
青山の紀ノ国屋の駐車場を彷彿とさせます。(笑)
15ユーロまでなら現金、それ以上になると、小切手でお支払いです。
「全てお店と同じ価格、配達料を取らない分を、サービスと思っていただければ」
...というのも、うれしい限りです。
オルレアンだけでなく、ジアンなど、
ちょっと離れたところにお住まいの方にもさっそく声をかけ、
このすばらしい企画が取り止めになることなく、
細く長く続くことを祈って止まないのであります。
by tchierisu
| 2006-10-27 23:50
| フランス生活