近くの森で採れたシャンピニオンを料理してみた

パリから戻り、弱ってへたって、ネットサーフしていた、
先週の半ばのある午後、
クマのお父さんからスカイプコールが入りました。
クマの実家はオルレアンの街の中。
近くても無料のスカイプを使います。

「今朝、友達夫婦と4人でシャンピニオン採って来たんだけど、いる?」

クマの両親が友人のホームドクター夫婦と森にきのこ狩りに行ってきたのです。
今年はセープが豊作で、最近周りでもみんなが採りに行ったと話していました。
私も行きたいけど、母とのパリ騒動で、それどころではありませんでした。
今朝行ったんだったら、どうして私を誘ってくれなかったの~。
それも私のうちを通り越して行った、うちから近い森です。

「ごめんごめん。次回は絶対誘うから。でもいっぱい採れたから、うちまで取りに来れば?」

その日はあまりの疲労で、運転する力がなかったので、
私の分を濡れ布巾を上にかけて取っておいてもらって、翌朝取りに行ってきました。

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今回はセープばかりです。
他にも食べられるものがあったそうですが、
本物かどうか薬局に聞きにい言ったりするのも面倒だし、
なんといってもセープが一番おいしいし、たくさん生えてたので、
これに絞ったそうです。

私はいつもクマのお母さんのおいしいレシピで、舌鼓は打っていたものの、
自分で料理するのは初めて。
どういう風に準備して、調理すれば、あんなふうにおいしくなるのか、
2人によく聞きました。

まずは洗うのに水は使わないこと。
中に充分水分が入っているので、水を使うとますます膨れてきてしまう。
キッチンペーパーみたいなもので、表面の土や汚れを落とします。
いたんで気になるところは切り取り、
裏の緑色のムース状のところは表面をほんのちょっと取る程度。
たくさん取ると食べるところがなくなっちゃうよ~って。
傘の縁も一応全部細く切り取りました。
足の部分は汚れているところだけ包丁でそいだりしました。
あまり細かく気にしない方なので、適当です。

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↑こんな程度です。
あら、AUKIMIが写っちゃった。


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次に食べやすい大きさに切るのですが
火を通すと水分が出てかなり小さくなるので、
大き目に切っておかないと、形がなくなって、
いったい何食べてるかわからなくなってしまうそうです。
大きなセープでも4~5切れにする位だそうです。

↑こんな感じ。

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それをオリーブオイルを入れたフライパンに放り込んで、最初は強火で。
私は中華なべを使いました。
火が通ると、どんどん水分が出てきて、煮込み状態になります。
その汁っけが減って来るまで、かなり長い時間コトコト煮る感じ。
日本ではこんな風に煮込まないんでしょうけど、これはあくまでお母さんの方法です。
この汁は捨てるようにとお父さんに言われました。
適当にくたくた煮えた所で、汁を捨てて、もう一度鍋に戻し
にんにくをつぶして、塩コショウ、バターをお好みで落とし、
最後に庭のパセリを、パセリつぶし器でくるくるして上からかけました。

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↑できあがり。

同じ量をあと2回、全部で3回やりました。
味付けする前の汁を捨てた状態の残りを、2つに分けて冷凍しました。


クマはお母さんと同じ味だと喜んでくれました。
私もおいしいと思いますが、
本当は生のまま天ぷらか、炊き込みご飯に入れたりして
マツタケ風に使いたいところです。
だって、これじゃあせっかくの香りがなくなっちゃうような気がして...。
でもなんと言っても野生のもの、ばい菌とかちょっと怖いです。
慣れた人のやり方に従って、食しておくのに越したことはありません。
でも今度は足の部分だけでもご飯に入れて、昆布とお酒で炊いてみようかな?

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by tchierisu | 2006-10-17 01:00 | お料理