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完成しました!A Quaker Christmas_a0091997_2238816.jpg


"A Quaker Christmas" ByGone Stitches
Fabric: Lakeside Linens "Vintage Basketweave" 40ct
Fibers: Belle Soie Hand Dyed by Crescent Colors
Cranberry, Collard Greens and Cinnamon Stick
1over2


昨日、中央の年号の配置と、自分のイニシャルを迷いに迷った挙げ句、
ついに刺し上げることができました!
うれしいです~!

過去の自分の記事を見ると、刺しはじめは、
前回の帰国の直後、2010年12月。
もちろん途中で、他の小さめの作品もいくつか仕上げてはいますが、
放置も多く、スクロールフレームごとのインテリアと化し、
実に2年と1ヶ月半もかかってしまいました。
完成後に洗えないシルク糸だというのに、
どれだけほこりや汗も染みついてしまっていることかしら。

初めてのシルク糸と、細かい40カウント。
そのあまりにか細くFRAGILEで繊細なムードが、刺しはじめは大変でしたが、
今こうして終えてみると、この布の前を離れるのが寂しいくらいです。
でも、40カウントの布に刺すのはもう私の視力の限界。
これが最後でしょう。


完成しました!A Quaker Christmas_a0091997_22473569.jpg



オリジナルは緑の糸がベースですが、私は赤と緑を逆にしました。


オリジナルチャートに書かれた年号は2007年。
発表されて大ブレイクを巻き起こしてから、
早いものでもう6年経ってしまっています。
いまさらながらの完成記事は、時代錯誤も甚だしい?

昨日、まず迷ってしまっていたのは、中央に何年と刺すか。
オリジナルの2007と刺すこともできるし、
今仕上げたのだから、本来だったら2013と刺すところでしょうか?

でもでも、やっぱり、2010年の11月に、九州のみささんのお宅まで伺って、
みささん、ねこぽけさん、みさん、と4人で、はじめてお目にかかって、
このQCを一緒に刺そうとお約束した、そのことを記念したい作品です。
「2010」と入れさせていただきました。


完成しました!A Quaker Christmas_a0091997_225227.jpg



それから、イニシャル。
先日のクリスマスに先に仕上がっているみささんの写真を拝見すると、
ご自分のお名前一文字だけを入れていらっしゃいます。
過去の仕上げられたステッチャーさんの写真をネットで検索すると、
みんなオリジナルのようにアルファベットを二つ並べているので、
みささんの一文字はとってもオリジナリティーがあります。
私もそれに習って、後に続くお二人もそうしたら、
私たち4人だけの証になるかも~ などとも考えました。
でも、この作品を離れる名残惜しさも手伝って、
やっぱり、なんだかたくさん刺した方が、楽しい~ となって、
クマの苗字でいるいまの幸せもうれしくて、姓の頭文字のBも入れてしまいました。


それから私の名前の頭文字。
親がつけてくれた名前のパスポート表記のヘボン式ローマ字はCですが、
その綴りは、フランスではあまり良い意味ではない上、
フランス人には発音がむずかしく、私は勝手にTを最初につけています。
SALのマリーちゃんを刺した時は、Tと刺しましたが、
Cの文字もかわいくて好きなので、今回はCと入れました。
でも、CBって、なんだか、
CARTE BANCAIRE、あるいは CARTE BLEUE =銀行カード の略みたいだけど...笑
(フランスの銀行のカードは青いため 一般にこう呼ばれる)

ではどんなCBを刺そうかしら?
オリジナルのチャートは、このQCの中にちりばめられている、シンプルな大文字活字体。
それでも良いけど、私はすぐに色気がでてしまいます。

以前、Isabelle H Vautier さんの作品を刺した際、
ご本人に、中に入れる文字をアレンジする許可をお願いしました。
その際、「ちゃんと『BIBLE』なんかで文字を選んで入れなさいね」とアドバイスいただきました。


完成しました!A Quaker Christmas_a0091997_2257596.jpg



これがその分厚いバイブル。
縦の目数の小さい方から順番にいろいろな文字サンプルが載っている本です。
この本は、縦55目までですが、第2巻目にはもっと大きな文字が載っています。
そちらは持っていないけど、義理の妹と一緒に買おうか~ と話しています。
(ステッチの本はいつも彼女と回し読みです。)

赤ちゃん誕生のお祝い作品の文字など、いつもこれを参考にして作っています。
今回、自分のCBも、この中の縦9目をいろいろ見て、その中の172番で刺しました。
なんだかお花模様がくっついちゃって、
シンプルなQCのムードをこわしてしまうようでミスマッチかしら?
でもまあ、自分で気に入ったものなので、いいことにしましょう。

完成しました!A Quaker Christmas_a0091997_22553546.jpg



ただ一つ、細かい点で気に入らなかったのは、このイニシャルの位置。
年号の2010の1と0は、私のアドリブなので、
何度か刺し直して、ちょっと上の写真のバランスにやっと収まりましたが、
イニシャルは、チャートの「ここに文字を入れなさい」というガイドラインを信じて刺したのに、
モチーフの中で右に寄った感じ?
今もう一度チャートをよくよく見ると、
ガイドラインがすでに、左の余白が多くなるように指定されています。
そう思って気にして見始めると、ずっと気になる~。
1目、じゃないな、半目、左に寄せて刺し直そうかな~?

迷っていましたが、QCのカバー写真のイニシャルGRはなんだか左寄り。
それを踏まえたガイドラインだったのかしら?まさか...
そもそも、クエーカーというのは、伝統の古いモチーフでできていて、QCもそれをもじったもの。
シンメトリ-になっていない部分やら、間違えが多いのは、前回のマリーちゃんの時もそうでした。
間違えに気づいて、自分で対照になるように変えてしまってもいいし、
あえてチャート通りに間違えたまま刺すのもおもしろいというもの。
このなんとも、現代のコンピューターグラフィックスで作ったデザインではない、
素朴で、時にバランスが悪いところが、クエーカーの醍醐味なのかもしれません。

なんてことを考えたもので、この右寄りのイニシャルは、このままにしておくことにしました。
決して刺し直すのがいやなわけではありませんよ~!


こんなに大きな作品を仕上げたのは、私にとっては初めてかな?
なによりも、ステッチャーのお友達と一緒に刺そうって決めたものを完成させることができたことで、
今はものすごくうれしいです。

何度も言いますが、シルク糸で洗えないため、
せめて裏から丁寧にアイロンをかけて、
額装に出そうと思います。



完成しました!A Quaker Christmas_a0091997_2258059.jpg



みささんは、あと数日で2人目の男の子の出産。

ねこぽけさんも、5月には女の子のママとなり、
今はおなかが苦しくてなかなか刺せないとおっしゃっています。
彼女だけは、オリジナル通り、緑が基調で刺してます、その完成も早くみたいです~。

みさんも、お仕事がお忙しくご活躍で、冬は編み物三昧だそうです。
でも、彼女も同じ ByGone Stitches からその後出た、
ニューバーションのクリスマスクエーカーに鞍替えして、準備をしているはず、
いつの日か、その完成が見たいです!

一緒に刺そうとお約束はしなかったけど、その時同行してくださった、
namiusaさんも、あれからずっとお仕事が大忙しで、その業界の大御所の道まっしぐら。
でもその傍らの編み物作品たちの美しさに、私はいつも惚れ惚れで、
彼女は私のTRICOTの先生です。



額に入ったQCを眺める度に、これからずっとずっと、
彼女たちのことを思い起こすことでしょう…
# by tchierisu | 2013-02-19 23:13 | クロスステッチ

あと一息のQCです!


あと一息のQCです!_a0091997_20431746.jpg


"A Quaker Christmas" ByGone Stitches
Fabric: Lakeside Linens "Vintage Basketweave" 40ct
Fibers: Belle Soie Hand Dyed by Crescent Colors
Cranberry, Collard Greens and Cinnamon Stick
1over2

2010年の帰国の際に、ステッチャーお友達4人とのオフ会で、
みんなで一緒に刺し上げましょうねと約束した、QC。
もういい加減、仕上げないと・・・

実は最近編み物にも手を出して、その自分のへたっぷりに、辟易・・・
これならまだステッチの方がうまくできるかな?と、刺繍熱が再発した次第です。

だいたい編み物は、
3Dやアドリブを兼ねたオリジナイティーや、アーティスト性が求められる様に思います。
それが苦手な私には、指定通りに刺していれば作品ができてしまうクロスステッチが向いているようです。
アーティストが描くイラストや絵画と比べたら、
いくら細かいものを美しく刺すと言ったって、
子供の塗り絵のようなものかな?と思うのです。
それ以上の域にはなかなか達することができないな~。

私の刺繍人生も、目や腰のことを考えると、永遠には続きません。
大作HAEDをこのまま放置で死ねるのか・・・
もうちょっとは進めてみたいところです。
HAEDに戻るにはまず、
長年フレームに貼りっぱなしで、インテリアと化しているこのQCを仕上げてしまおう!

フェイスブックの方には、2月中の完成を宣言して、がんばっております。
後この余白の他に、中央に自分のイニシャルと、年号を入れます。
4人のお友達のうち、みささんは赤ちゃんのママであり、今月は臨月だというのに、
去年のうちに密かに刺し上げていらっしゃることを昨日知りました。
知らなかった~~~!
彼女は自分のイニシャル「M」と、仕上げた「2012」を入れていらっしゃいます。
私はどうしようかしら?

まずはこの余白を早く埋めてしまおうっと。
# by tchierisu | 2013-02-13 21:05 | クロスステッチ

秋ですね。

アップルのエキブロアプリに気を良くして、今日はお散歩にiPad持参で出かけました。
写真を撮ってばかりで、ウオーキング効果は今ひとつでした。
でも、8月最後の日だというのに、朝の気温は10度と寒く、
日が登っても涼しくて気持ちが良くて、オオキミと、お外を満喫しました。


秋ですね。_a0091997_22535111.jpg


うちの裏の畑では、現在 en jachère = 収穫が終わって、土地を休ませています。
それ用に蒔く種があって、伸びるとこんな素敵な色とりどりのお花畑になります。
いつもここを通るのが、楽しみです。

秋ですね。_a0091997_22535328.jpg


オオキミと、お花畑。
イイオトコ⁉


秋ですね。_a0091997_22535585.jpg


春にFacebookに載せた、果樹園のかわいいピンクの小花たちの写真。
私はそれをてっきり桃かなんかの花だと思っていましたが、
最近ここを通って、全く違うことを知りました。
無知な私…
うち当たりの村々で採れるリンゴは、パリの市場でも見かけましたが、
ここではキロ1ユーロなのが、3ユーロ以上もしていて、以前驚きましたっけ。
あなた達は、どこへ売られて行くのかな?


秋ですね。_a0091997_22535748.jpg


たでのようにも見える、この真っ白い花の畑は、何でしょう?


秋ですね。_a0091997_225405.jpg


オオキミ、これなに?


秋ですね。_a0091997_2254390.jpg


うちの村のワインは、一応AOC。
だんだん葡萄も大きく膨らんできました。
一房の中にもいろいろな色をつけているこの時期、
自然のこの色味が、ステッチのモチーフのようで大好きです。


秋ですね。_a0091997_2254620.jpg


よく熟しているのを、一粒失敬。
甘~い!
美味しいグレープジュースです。
今年の赤ワインの出来は、はてさて、いかがなものでしょうか?



エキサイトブログアプリで、iPadからまずは写真を投稿して、
記事を未公開にして、
それからサファリから入り直して編集し直す。
その方法を書いていらっしゃるブロガーさんの意見を参考にして、この記事書いてみました。
Facebookにつぶやくような手軽さはないですが、
これならパソコンを持って行かない旅先からでも、
お手軽に更新できそうかしら?
さて、ブログ復活になりますやら?
# by tchierisu | 2012-08-31 22:45 | フランス生活

大変なご無沙汰でございます。
皆さまお変わりありませんか?
実に1年と8ヶ月ぶりの更新です。

去年のお誕生日に、iPadを買ってもらい、
それ以来、近況のつぶやきは、すっかりFacebook経由となっておりました。
先ほど、ふと思い、エキサイトブログのアップルアプリはないものかと、
遅ればせで調べて見たら、ありました!
でも、iPhone向けなので、
キーボードの様子などが違い、今ひとつ使えないかな~ という印象です。
何か一言言いたい時には、便利かしら?

はじめてのiPadからの投稿。_a0091997_16531453.jpg




"A Quaker Christmas" ByGone Stitches
Fabric: Lakeside Linens "Vintage Basketweave" 40ct
Fibers: Belle Soie Hand Dyed by Crescent Colors
Cranberry, Collard Greens and Cinnamon Stick
1over2



現在の刺しかけは、やはりQCです。
クレジットなどいれにくいですね。
あとでパソコンから編集し直ししないといけなさそうですね。
(その後、入れ直しました。)

まずは、試験投稿でした。
# by tchierisu | 2012-08-31 16:39 | ブログ

毎年12月は、ご馳走をたくさんいただく月です。

18日からバカンスなので、語学学校に通うお友達のことを考慮して、20日の月曜日、
我が家で、おでんをたくさん作った、カラオケ大会をしました。
今やネットでカラオケができるご時世。
任天堂としては海外での利用を奨励していませんが、日本からWiiを買ってきて、設置。
日本のソフト、カラオケJOYSOUND Wii DXを使って、
リーズナブルな価格で、日本のカラオケボックスのように選曲ができて楽しめます。
もう1年以上前から、大活躍のそのシステム。
日本を離れて30年クラスの人から、今年来たばかりの若い方たちまで、
世代もばらばら、レパートリーも様々で、
最近の歌手を知らない浦島花子の私も、「ふ~ん」の連発で楽しんでいます。
歌を歌うのは身体にいいことです。
あまりフランス人を食事に招くのが好きでない私ですが、日本人を招いてワイワイやるのは大好き。
その日はクマとクマの娘もいて、フランス人のご主人でご都合のいい方々にもお越しいただいて、
とてもにぎやかにやりました。
時間差にして、のべ、17人が集まりましたが、
その人ごみの様子は、各々の記憶の中、
写真の記録がまるで残っていないところが、いいですね~。
いい思い出です。


おでんは、月曜のために、土曜日の夜から仕込みを始めました。
今やパリの京子食品と、オランダの北海水産からネタを買うことができます。
他にも大根3本、玉子30個、こんにゃく4枚、昆布、などを足します。
大量なので、ご近所のMさんが、
給食用のような寸胴鍋と、口が広くて中がのぞきやすいお鍋を貸してくださいました。
ありがとうございました~。
ゆで卵の皮をむくのにこんなに時間がかかるとは思いませんでした。1時間くらい…



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私自身は風邪もひき始めていて、写真を撮る余裕がありませんでしたが、
後日Nさんがこの写真を送ってくださいました。
おでんの日以降1週間近く、毎日毎食、私は残ったくずや汁をご飯にかけて食べたので、
もう当分おでんはいいや~という気分でしたが、
この写真を見たら、そろそろまた食べたくなってくるから、不思議です。
昔はそんなにおでんなんか嬉しいものではなかったのですが、
なかなか食べられないと思うからでしょうか?
最近はなんかとっても好きです。


のどの調子が今一つだった私、なのにたくさん歌ってしまいました。
12月に新しく、続編として カラオケJOYSOUND Wii SUPER DX というのが発売となり、
宇治のMさんがもうすぐ送ってくださいます。わ~い。
でもこのおでんの日にいらした、Oさん。
リクエストがフランク永井の「有楽町で逢いましょう」でした。
ところが、ネット配信の中にあんな有名な曲がないのです。
じゃあしょうがないということで、今度はおなじみデュエット曲、「銀座の恋の物語」!
これならば~… としたところが、なんと!
これもネット配信にはないではありませんか!
そんな~、どちらもカラオケの代表作なのに~。
Oさんのレパートリーは残念ながらその2曲だけ。歌っていただけなくて申し訳なかったです。
後日、そんなはずはない と調べたところ、JOYSOUNDからは、別売りで2枚DVDが出ています。
「永遠の名曲演歌特集」と、「デュエット曲」ばかりのもの。
有楽町は前者のDVD、銀恋は後者の方に入っています。
私たちのような人に買わせようと、敵もさる者、うまくできてますね~。
それぞれ4000円近くしますが、しょうがない、Oさんのために両方買うとしましょう。笑
それも追加で宇治のMさんに送ってもらいます。
みなさんに楽しんでいただきたいですからね~。



さて、楽しい忘年会の後はいよいよノエル。
日本人の皆さんとおでんを食べたのも、
「さあ、このおでんで英気を養い、これから始まる地獄のノエルバカンスを乗り切りましょう!」
というサブタイトルでした。
特に親戚一同が自宅に集まる主婦の方たちは、大変なお仕事量となります。
フランス人男性と結婚して間もない若い女性たちも、
フランス語の嵐の中、長ければ休暇中ずっと、2週間くらいを、
ご主人の実家、たいてい他に出かけることもできないような田舎のお家に、軟禁状態となるのです。
私が入っているミクシイのコミュには、
「フランス人と結婚したら」とか「もうフランスは嫌いなんじゃよ~」なるものがありますが、
そこの書き込みには、このノエルのバカンス中、
愚痴を言ったり、励まし合ったりしているものがあって、
興味深く、いつも楽しく拝見してしまっています。
面白がってしまうなんて、深刻に悩んでいらっしゃる当事者の皆さんには申し訳ないことですが、
やはり、こんなツールがなかった頃のことを思えば、
こういう場所で同じ状況の人と愚痴を言い合えるだけでも、精神的にどれだけ楽かと思うと、
そんなモノのなかった私には、うらやましいことですし、
お~ いつになってもみんな同じ悩みを抱えているのね~ と頷いてしまって、
つい嬉しくなってしまうのです。

さて、1年前、2009年のクリスマスは、クマとクマの娘と3人で、
幼稚園からのクラスメート、Mちゃんのヴァクーヴァーのお宅に押しかけて、
お世話になって、楽しく過ごしました。
こちらではノエルは、家族で過ごすものなので、
「あなたたちは去年はいなかったんだから!」とさんざん言われながら、
2010年は、通常通りみんなと一緒に過ごしました。

数年前からクマの両親の家のお向かいに、新築のお家を建てていたクマの弟。
予定を大幅に遅れましたが、2010年はやっと彼らの家でノエルを祝うことができました。
24日の晩は、うち側の家族で、
25日の昼は、うちの家族 + 弟の奥さんの両親や妹の家族、おばあちゃんも一緒で、
総勢やはり17人になりました。



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うちのラッキーちゃんとはちょっと格調が違うように見える、LUFY。
見えるだけよ!ラッキーちゃんだって十分格調高いのよ!
「昨日と今日はすごい人が来て、やかましいにゃ~。」



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先日のおでんの会と同じ人数ですが、
新築の弟家族の家は、広々していて、のびのび気持ちがいいです。
テーブルもこんな風にセットしてくれています。



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お台所もこんな感じで広びろ~。




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子供たちにだけで、大人同士はプレゼントは無しよ と約束しているのに、
結局サパンの周りには、こんなプレゼントの山山、また山。
この写真の手前にも続いております。
アラアラと言いながらも、みんなけっこう嬉しそう。



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2歳になった義妹の姪。
着いた時から「カドーカドー」と、プレゼントのこと、わかっているのね~。
ママに手伝ってもらうけど、包装を破るのは大好きね~。
私からもキティーちゃんグッズや、日本の消しゴムでできたおままごとセットをあげたら、
飽きずに離さず遊んでくれてました。うれしい!




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長~い、プレゼント開けが終わって、さあ、アペリティフのシャンパンですよ~。
もう14時過ぎくらいかな?



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お腹すいてるよ~。手作りのお惣菜CAKEがおいしいよ~。
ついこの段階で食べ過ぎてしまいます。



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まだ2カ月の僕は、プレゼントがいっぱい。そしてご馳走は、やっぱり…



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↑これかな?
最近の哺乳瓶って、全部シリコンでできていたりするのね。
「日本にはもっと素晴らしいものがあるらしいの!知ってる?探して~」と、
しきりにママに頼まれました。



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すでにオーブンには、去勢した雄鶏CHAPONが焼かれ中。
ふつうの鶏より大きく柔らか、おいしいのです。


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お鍋の中には、鶏に添えるもの。ジャガイモのように見えますが、リンゴです。



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当日写真を撮り忘れましたので、これは我が家の31日の食卓。
FRUIT DE MER、生ガキと、エビ・貝類。
ワインは辛口の白、アルザスだったかな?
ノエルの時も同じようなものでした、もっとエビの種類が多かったかな?
カキの横のレモンをお花のように切るのが、毎年なぜか私のお仕事。
Madame Citron とは、私のこと。
私これしかやりませんでしたよ~。笑


その後に、やっぱり写真はないですが、フォアグラがありました。
甘い白ワイン、ソーテルヌと。



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オーブンからCHAPONを出すのは、7月はじめに出産を控える、義弟の奥さん。
甥っ子とは14歳も差がある赤ちゃんが生まれます。うれしいよ~。
みんなで「女の子がいい~!!!!!」と叫んでいますが、こればっかりはね。
次回、3月のエコー検査でわかります。どきどき。
男の子でも女の子でもどっちでもいいけど、
私なんか、きっと、おばあちゃんの心境で、かわいがっちゃうだろうな~。
一回目の出産は彼女の23歳の時で、つわりなんかも全くなかったのに、今回は大変らしい。
年取ってるから当然って言いながら、気持ちが悪い時期なのに、
平然と自宅でのノエルの準備をがんばってやってくれました。ありがとう!
彼女と知り合って、15年近く、若い頃の彼女は確かにぴちぴちしてましたが、
そうじゃなくて、今の彼女は、今まで私が知るいつの時よりも美しいです。
顔が輝いています。
いつもみんなによく言ってますが、
私、女性が一番美しいのは、35歳くらいだと思うのです。
若い時は美しいとは言えない、まだ青い。
このくらいの年になって、はじめて、いろんなことがバランス取れて、落ち着いてきて、
本当に美しい女性になると思うのです。
それに彼女は今妊娠中で、ホルモンの関係もあって、より一層美しいのでしょうね。
いいな~。



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やっぱり普通の鶏と違って、とってもおいしかったでした。
ワインはブルゴーニュのおいしい赤でした。

皮はみんな食べません。
でも私は、北京ダックみたいな、この皮が好きで、その部分を率先して取っていると、
「車の中で待ってるオオキミにあげるのね?」って、みんなもくれます。
そんなみんなの手前、わたしは堂々と皮を食べられません。涙
鶏に添えたのは、さっきのリンゴの他に、マロンと、一人分づつ束に結んであるいんげんでした。




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その後はチーズ。こんなの。さすがにもうお腹いっぱいで、パスする人もいました。




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デザートは、クマと私が係りでした。
ノエル恒例、薪の形をしたケーキ、BUCHE DE NOEL 2種。
もちろん買ったものですよ。
また、シャンパンと一緒です。

前日24日の夜のデザートは、お義父さんと甥っ子作、フルーツサラダ。
毎年、同じメニューですが、年々グレードアップしてきています。
今回のご馳走の中で、私には一番おいしいものだったかも。

写真でおわかりのように、ケーキを取り分ける頃は、もう電気を点けています、暗いってことよね。
ここまで来るのに長~い時間がかかっているのです。


この後コーヒーを飲むころには、外はもう真っ暗。
そろそろ夕飯の時間です。
そのまま夕食に突入するのですが、私とクマはおいとましました。
もう食べられないよ~。
みんなはそのまま残っていました。


ここまでが25日のお話。
今度は31日、大晦日。お友達と過ごすのが恒例です。
私たちはうちで静かに、ナタリとフレッドに来てもらって、4人で年越しをしたのは、
前回の記事にも書きましたね。
いつもの気の置けない4人なので、特別なことは何もしませんでした。
お皿なんかも普段通りで、お見せするようなレベルの写真ではありませんが…



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↑今回がんばったこと!
24時間以上前から、イノシシの肉を赤ワインやら野菜やらのマリネに漬けこんでありました。
大晦日の晩、それを2時間くらいかけて煮込みました。



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暗いし、食べかけで、ごめんなさい。
マリネしても、やっぱりまだ味が濃い、イノシシ肉。
肉汁を使って作ったソースをかけて、クマとフレッドはおいしいと言ってました。
このお肉、あとまだ同じ量、冷凍庫にあるのよね…
今度はバーベキューにしようと、クマとフレッドは二人で盛り上がっていました。



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こちらも食べかけでごめんなさい。
イノシシが苦手なナタリと私は、このBOUDIN BLANCです。腸詰ソーセージ。
BOUDIN NOIRというのは、血あえで作ってあって、濃いですが、
このBLANCの方は、もともと食べやすいのです。
でもここのは、よりいっそう上品な軽いお味で、おいしいのです。
リンゴをバターソテーしたのを添えていただきます。



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その後。
もうほとんどないサラダと食べかけチーズの写真です。
このお皿は、ヤギのチーズばかり。胡椒ついているのが、私は大好きです。
後からあるのを思い出して、オーベルニュのサネクテールも出しました。それは牛ね。



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ガトーはナタリが買ってきてくれました。
ちゃんとBONNE ANNEEと書いてあります。

このケーキを食べてる最中に、2011年1月1日、0時が明けました。
健康で、こうして友達と平和にビズを交わし合いながら新年が迎えられて、幸せで涙が出ます。


去年は先生のことがあって、自分は先生の家族ではないのに喪中のようで、
新年になっても、ストレートに「明けましておめでとう」が言えない自分がまだいます。
でも、クマの弟の奥さんがおめでただというニュースを11月末に受けていたので、
ノエルには彼女に「ありがとう、そのニュースをもらった時、泣いちゃったのよ」って言いました。
彼女は怪訝な顔をしていたけど、すぐにわかってくれました。
当時、あまりに悲しいことがあってふさいでいたけど、確実に時間は流れていて、
逝ってしまう人もいるけど、新しい家族も増える、
立ち止まって泣いてばかりいないで、しっかり生きていかなければ、
と、考ることができて、1歩前に踏み出せるきっかけとなった、
私にとっては特別な、うれしいニュースだったのよ、だから感謝しているの、
よくぞ妊娠してくれました! と、説明しました。
そしてノエルには、クマの家族とおめでたの義妹、その家族、
おばあちゃんから、まだ2歳の娘や2カ月の赤ちゃんのひ孫まで、元気いっぱいのみんなと会えて、
本当にうれしかったです。
この写真を見ていても、自分の幸福に涙が出てきます。
こんな素敵な家族と、こうしておいしいご馳走を食べることができるのも、元気でいるからこそ。
日本の私の両親が、もしここに一緒にいれれば言うことなしですが、
そんな全部を望んじゃあいけません。
実家の両親も、おかげさまでなんとか元気に暮らしてはいるようです。
こんな幸福を確認できたことが、
私には何よりの CADEAU DE NOEL=クリスマスプレゼント でありました。


1月1日0時になって、4人でビズをした時、
Quelle bonne résolution as-tu prise pour cette nouvelle année? 
(=あなたはどんな新年の決意をした? が直訳ですが、
まあ、今年の抱負は?といったところ? 
一年の計は元旦にあり ということですね~)
と、クマがみんなに言いだしました。
フレッドは、もっと仕事量を減らす、ナタリはなんて言ってたかな~?
クマも、仕事の質を高めてもっと休む とか言ってました。
で、私のは、「早く寝る」。
お子さんがいたり、お仕事をしていたり、学校に通っている人からしたら、
呆れられそうな、ここのところの私のだらしのない日常。
早起きするには、まずは早く寝ることなのです。
再生ホルモンが活発に働く12時から2時の間にぐっすり寝ていないと、
お肌に悪いとか、ダイエットしても意味ないとか、疲れやすいとかは当たり前、
この年では、更年期で、これから衰えていく身体に、
ますますよくない習慣をつけてしまうことになりかねません。
しかしながら、0時、せめて1時には寝るようにしたいと思いつつ、
暮れからハマったアメ-バーピグで、ますます頭がさえて、眠くならない、眠れない。
いくら夜型とはいえ、朝の4時過ぎまでのおしゃべりを、まずはやめて、
さっさとベッドに入るようにしたいものです。
それにしても、眠くならないのは困りもの、年取ったせいでしょうか?
やっぱり昼間の適度な運動が必要不可欠ですね。歩かなきゃ。
ミクシイアプリでパソコンに向かってばかりで、刺繍もしなければ、眠りもしないで、
ほんとこんな日々を何とかしなければ!
意志の弱い自分、本当に情けないです。
忙しい皆さまに、まったくもって恥ずかしい…

この決意を言ったら、クマは、本当にいい決心だ と喜んでくれましたが、
すでに2週間経つのに、いまだにしっかり守れた例がありません。涙
今まではダカールラリーの遅い番組を録画するというミッションがありましたが、
それももう昨日で終わり。
今夜からは何とか早く寝たいものです。
これでは、暮れからずっとひいている風邪が治らないのは当たり前。
ここのところの気温の上昇で、今度は花粉の症状も出てきた感じだし…


そうそう と、ここで、思うことをもう一つ。
小さい頃、天中殺なるものが話題となった時、
母は私のことを調べて、私が「宿命天中殺」なるものに当てはまると言っていました。
それはいつがいいとか悪いとかなくて、いつでも悪いっちゃあ悪い、
要は波がないということと解釈しています。
でもその中でも12月はいつもよくないことが起こりがちで、
そう言えば、いつも何か事件が起こるのは決まって12月でした。
そして年が明けて1月になると、今までどよ~んとしていたものがさ~っと晴れて、
すがすがしい気持ちになったものです。
だから毎年12月はいつにも増して、万事に気をつけていました。
でも、今回の12月は、いつものどよ~んとしたものが感じられず、
なにか例年よりもとっても静かに穏やかに過ごすことができました。
先生の悲しい出来事が9月10月にあったので、それで清算されてしまったのかな~。
もしかしたら、先生が守ってくれていたのかもしれませんね。 


昨日、一昨日の週末には、
床が見えなくなるほど葉っぱが落ちまくりの SAPIN DE NOELもクマと一緒にやっと片づけ、
他のノエルのデコレーションも全て取って仕舞って、部屋の中はいつも通り。
(でもまだ大好きな庭の電飾は、わざとつけたままにしていますが…)
ダカールラリーも無事終わって、我が家の年末年始のFETESもやっと終わりを告げた感で、
やれやれです。
このブログを書きあげてアップして、ゆっくり今年がスタートします。
これで、やっと刺繍に取り掛かれるというものです。

新しい年です。
同じ場所、悲しみの中にいつまでも停滞していないで、
気持ちも新たに、ゆっくり前に進んでいきたいものです。
そう思えるようになった、年末年始のBONNES FETESでした。
# by tchierisu | 2011-01-17 07:25 | フランスの食べ物